WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ブラックロックのビットコイン現物ETF、年初来リターンはマイナスも流入額6位入り

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

年初来流入額は4兆円突破

金融大手ブラックロックによる暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の現物ETF(上場投資信託)「IBIT」は2025年、年初来の流入額ランキングで6位にランクインした。一方、年初来のリターンはマイナスとなった。

ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は20日、資金流入が25位までのETFを示し、この中でIBITが唯一、年初来リターンがマイナス(-9.6%)になっていると指摘した。

出典:エリック・バルチュナス氏

バルチュナス氏は、この結果を楽観的に見ており、次のようにコメントしている。

真のポイントは、IBITがマイナスリターンにもかかわらず、6位にランクインしたことだ。64%上昇したSPDRゴールド・トラスト「GLD」よりも多く流入した。

これは長期的に見て非常に良い兆候だと思う。不況時に250億ドルの流入が可能なら、好況時にはどれほどの流入が見込めるか想像してみてほしい。

「IBIT」には年初来で約254億ドル(約4兆円)が流入した。これは、ナスダック100指数に投資するインヴェスコ「QQQ」の約218億ドルを上回る数字だ。

ゴールドETFの「GLD」は2025年に約65%と大きな年初来リターンがあったが、資金流入額は約208億ドルと、「IBIT」に遅れをとっている。

関連:「ビットコインにとって2025年のゴールド高騰は好材料」Bitwiseが市況分析

「IBIT」におけるリターンと資金流入の乖離は、投資家が下落局面を利用してETFを通じてポジションを積み上げている可能性を示唆するとの見方もある。バルチュナス氏はビットコインの「HODL」層がいることに言及した。

HODLとは

価格が上下しても売らずに、長期で保有し続ける投資スタンス。HODLは、元々HOLDのミス・スペリングだったとされる。

なお、資金流入で首位だったのはS&P 500指数を追跡するバンガードの「VOO」であり、1,450億ドルを超える純流入と10%台半ばのリターンを示した。

また、S&P500指数に連動するIVV、米国株式に広範に投資するVTI、S&P500の中から「高配当株」を集めたSPYMといったトータルマーケット向けファンドも上位にランクインしている。

関連:「10月の歴史的暴落の後遺症続く」ラウル・パル、仮想通貨の下落圧力は市場操作ではないと分析

短期的には流出傾向

短期的には、オンチェーン分析企業のクリプトクアントが19日、ビットコイン現物ETFへの需要が低下していると指摘したところだ。2025年第4四半期(10~12月期)には約24,000BTCの純売却があり、前年同期の強い買い越しから一転していると述べる。

Farside Investorsによると、米国の11銘柄のビットコインETFからは15日、16日にそれぞれ3.6億ドル、2.8億ドルの純流出があり、その後17日には約4.6億ドルが純流入したが、18日には再び約1.6億ドルの純流出となった。

関連:ビットコイン、弱気相場入りか クリプトクアントが需要減速を指摘

関連:米国アルトコインETFの審査状況一覧 ソラナやXRP・ドージなど

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/19 金曜日
18:10
米国株連動トークンを担保に使えるperp DEX「Nado」の仕組み
Krakenの出身メンバーが開発したperp DEX「Nado」の仕組みを解説。米国株価格連動トークン(xStocks)を担保にしたまま無期限先物ポジションを取れる統合マージン設計の特徴とリスクをまとめました。
17:59
仮想通貨の資金調達ラウンド数、21年比約4割減 戦略的投資は増加=CryptoRank
CryptoRankの集計によると、2026年1〜6月の仮想通貨業界における資金調達ラウンド数は2021年同期比38.5%減の402件。シード・プレシードは49.1%減と落ち込む一方、戦略的ラウンドは7.8%増加した。
17:25
ビットコイン下落がパニック売りを誘発か、損益比率が弱気相場以来の低水準=アナリスト
CryptoQuant寄稿アナリストのDarkfost氏が、今回のビットコイン下落時における損益比率の動向を分析。週次平均が0.13と直近の弱気相場以来の水準まで低下した後、現在は0.55に回復したと指摘。感情的な売りが押し目機会を生むと分析する。
16:12
ストラテジー優先株STRC・ストライブSATA下落、ストライブCEO「信用悪化ではなくレバレッジ解消」
ビットコイン担保の優先株STRCが82.50ドルまで急落した18日の動乱をストライブCEOが解説。信用の毀損ではなくレバレッジ解消が原因だとし、配当準備金の健全性を強調した。デジタルクレジット市場の課題と展望を読む。
14:24
グレースケール、仮想通貨をキャッシュフローで評価する新手法を提唱 アーベの事例を徹底分析
グレースケールは、最新レポートで「経済的実態」に基づいた仮想通貨の価値を評価する新たな枠組みを提唱した。ケーススタディとしてAaveを取り上げ、株式分析の手法を適用して同プロトコルの適正時価総額とトークン価格を導き出した。
13:35
米予測市場カルシがIPO協議開始、年間収益が20億ドル超に=報道
予測市場カルシが複数の投資銀行とIPOに向けた非公式協議を始めたと報じられた。年間収益換算額はWSJが3月に報じた10億ドルから20億ドル超に大幅増加。
13:15
ビットディア、クリーンスパークなどマイナー4社、ビットコイン蓄積と売却で戦略分かれる
ビットコイン採掘企業ビットディア・ビットフフ・カナン・クリーンスパーク4社が5月の採掘実績を公表。AI事業優先でBTCを売却する企業と蓄積を維持する企業で戦略が分かれた。
12:00
フィデリティ、ステーブルコイン発行体向け短期運用ファンドを設定
フィデリティが15日、ステーブルコイン発行体向けの政府系ファンド(FYMXX)を設定。ジーニアス法が規定する準備資産に限定投資する。ステート・ストリートも同週に類似ファンドを設定しており、大手金融機関による対応が相次いでいる。
11:40
仮想通貨ウォレットを狙ったマルウェア、USBから感染し送金先を無断書き換え マイクロソフトが警告
マイクロソフトが、クリップボードを監視して仮想通貨の送金先アドレスを書き換えるマルウェアを確認した。シードフレーズや秘密鍵も盗まれる仕組みと具体的な対処法を解説する。
10:44
イーサリアム「Glamsterdam」、最終開発段階へ ガス上限2億を目標に
イーサリアムの次期アップグレード「Glamsterdam」が最終devnet段階に入った。ePBS導入とブロックレベルアクセスリスト追加を柱に、ガス上限2億・最大1万TPSを目指す。
10:20
ビットコイン上の少額トランザクションが過去最高水準に迫る=クリプトクアント
クリプトクアントが仮想通貨市場週間レポートでビットコインの少額取引急増を指摘した。Ordinalsなどデータ書き込みプロトコルの再活発化を背景にしている。
09:55
米当局、ステーブルコイン発行体の規制案を公開
FRBは、決済向けステーブルコインの発行体を対象にした規制案を他の当局と共同で公開。ジーニアス法の施行で銀行と同水準の本人確認を要請する方針であることを示した。
09:44
モルガン・スタンレー、イーサリアム・ソラナETF申請を修正 ステーキングで報酬留保へ
モルガン・スタンレーがイーサリアム・ソラナETFの申請書を修正し、ステーキング条項を追加した。年率0.14%のスポンサー手数料を設定し、ステーキング報酬の95%をファンド内に留保する構造を採用。ETHのバリデーター待機列やスラッシングリスクの詳細も開示。
08:50
ビットコインマイナーハイブ、ベル・カナダと354億円規模の主権AI契約を締結
ビットコイン採掘企業ハイブの子会社バズHPCが、ベル・カナダおよびコヒアと総額約2億2000万ドルの3年間GPU契約を締結。カナダ国内に2304基のNVIDIA Grace Blackwell GPUを展開し、企業・政府向け主権AIインフラを構築する。
08:00
ストラテジーのSTRC優先株、安値更新 レバレッジ清算連鎖で額面割れ
ストラテジーの優先株STRCが過去最安値を更新し、STRC経由で購入した約12.9万BTCのビットコインに約21億ドルの含み損が生じていることが明らかになった。アナリストは清算カスケードが原因と分析しつつも、配当継続は可能との見方を示している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧