WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

コインベース、2026年1Qの仮想通貨市場は前向きな見通し  その後慎重姿勢か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2026年1Q(1~3月期)の市場予想

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースの機関投資家部門は23日、仮想通貨市場は2025年後半にリセットされた後、構造的基盤が堅固になったとレポートで述べた。

Coinbase Institutionalのグローバル投資調査責任者であるデビッド・デュオン氏は今年の1~3月期について「昨年のレバレッジによる清算の影が完全に晴れたわけではないものの、新年を迎えた仮想通貨市場の見通しは前向きだ」としている。

レポートによると、2025年10~12月の価格下落は、サイクルの初期に蓄積された過剰なレバレッジと投機的なポジションを一掃し、市場をより健全な状態にするのに役立った。

建設的な見通しにつながる要因としては、米国で規制を明確化する「クラリティ法案」が進展すれば、仮想通貨市場への参加拡大の道を開き、投資家心理の改善につながる可能性があるとしている。

関連:米上院銀行委員会が仮想通貨法案審議をさらに延期か、トランプ政権の住宅政策を優先

また、FRB(米連邦準備制度)による利下げ見通しも1~3月期に仮想通貨市場を支えるマクロ要因の一部になると予想している。

一方で、懸念される要因としては、インフレ率の大幅上昇、エネルギー価格の急騰、地政学的緊張の大幅な高まりなどが発生した場合、リスク資産に対する慎重なアプローチを後押しする可能性があると指摘した。

同社リサーチ部門による独自のマネーサプライ指数によると、現在はビットコイン(BTC)にとって好適な状況だが、1~3月期以降は、マネーサプライが減る予測があり、より慎重なスタンスが必要となる可能性がある。

これは、ビットコインに110日先行するマネーサプライの伸びを表す指標だ。主要8か国のマネーサプライのトレンドを算出し加重平均されている。この指標は、1か月から3年までのほとんどの期間において、ビットコインの動きと0.9の相関を示している。

関連:ビットコイン相場、「低参加・低確信」の市場構造が重しに=グラスノード

機関投資家はビットコインに自信か

コインベースは、2025年12月10日から2026年1月12日までの間に、世界の148の投資家(機関投資家75、非機関投資家73)を対象に調査を実施した。

機関投資家(26%)と非機関投資家(21%)の約4分の1が、現在は市場サイクルの弱気相場局面にあると回答。一方で、機関投資家の約4分の3(70%)と非機関投資家の5分の3(60%)が、ビットコイン(BTC)は過小評価されていると考えている。

また、市場の弱さにもかかわらず、ほとんどの投資家は仮想通貨への配分を維持または増やしていた。機関投資家(62%)と非機関投資家(70%)の約3分の2は、10月以降、既存のポジションを維持するか、ネットロングエクスポージャーを増やしている。

ネットロングエクスポージャーとは

投資家が価格上昇に期待して持っているポジションの合計から、下落に備えた売り(ショート)やヘッジ(リスク回避)分を差し引いた、実質的な「買い」の純量のこと。

コインベースは、ビットコインが他のアルトコインよりも強固な基盤を持っており、短期的にはビットコインに有利な市場環境が続くとも予測した。

関連:金持ち父さん著者キヨサキ、「価格に興味ない」 仮想通貨など買い増し継続

一方で、オンチェーン分析企業のクリプトクアントは22日の市場レポートで、ビットコイン市場は過去30日間で損失確定の状態に変化しており、2022年の弱気相場前と同じパターンが観察されると指摘している。

関連:ビットコイン保有者、23年10月以来の純損失転換へ=クリプトクアント

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
18:19
英国当局、認可ファンドの仮想通貨ETN投資解禁を提案
英国FCAが認可ファンドによる仮想通貨ETNへの投資を認める提案を公開した。規制の一貫性確保とイノベーション促進が目的で、5週間の意見募集期間が設けられた。
17:45
グレースケール「ビットコインは割安圏」 クラリティー法が反発の焦点
この記事のポイント オンチェーン複合指標、長期平均を下回り割安示唆 CLARITY法成立はポリマーケットで約5割の確率 オンチェーン指標が示す「割安だが底ではない」 グレースケ…
17:04
CME・ナスダック、仮想通貨インデックス先物を開始 ビットコイン・イーサリアムなど8銘柄構成
CMEグループとナスダックは9日、仮想通貨インデックス先物「Nasdaq CME Crypto Index Futures」の取引を開始。ビットコインやイーサリアム、XRP、SOLなど8銘柄で構成する指数に連動し、規制された市場でポートフォリオのヘッジや分散投資が可能になる。
16:09
カルシ、インサイダー対策を強化 雇用確認・内部告発機能を導入
予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)が市場健全性の強化策を即日実施。リスクスコア制度の導入、高リスク市場での雇用情報収集、内部告発ツールの拡充の3施策を発表。Q1では100件超のインサイダー疑い取引を阻止したと報告した。
14:52
ICHIZEN、HYPE対応レンディング国内初 7月サービス開始へ
ICHIZEN HOLDINGSが10日、HYPEを国内初対応とする仮想通貨レンディング「HyperLending」の事前登録を開始。BTCとETHの最大年率10%、HYPEは最大4%。先着1,000名に年率12%ブーストキャンペーンも実施。正式サービスは7月1日開始予定。
14:10
バイナンス、株式取引ローンチ初週データを公開  投資資金の44%がAIインフラ関連に集中 
バイナンスの株式取引サービス初週データをバイナンス・リサーチが公開した。総流入額の57%をITセクターが占め、そのうち半導体・ハードウェアは44%に達した。
13:41
ポリマーケットでインサイダー取引容疑の米軍兵士、12月に公判予定
ポリマーケットでインサイダー取引を行ったとして告発された米陸軍兵士の公判日が設定された。予測市場における詐欺・不正取引の初期判例となる点も注目されている。
10:26
ビットコインは炭鉱のカナリアか、ビットワイズが市況レポート公開
ビットワイズは、プロ投資家向けのマーケットレポートで、仮想通貨ビットコインが持つ、マクロ経済の炭鉱のカナリアの役割を取り上げた。この役割について解説している。
09:59
ビットコイン需給悪化、ストラテジー売却前から進行 回復の兆候は見られず=Wintermute
仮想通貨取引会社ウィンターミュートが6月9日付レポートで分析。ストラテジーの32BTC売却が注目を集めるが、需給悪化はETFとOTCデスクのデータが示す通り売却前から進行していたと指摘。資金流入再開の兆候はなく、6月12日のスペースXのIPOが次の試金石となると述べた。
08:00
バックパック、トークン化株式と仮想通貨を統合した証券プラットフォームをベータ版開始
仮想通貨取引所バックパックは9日、米国株・ETFと仮想通貨・無期限先物・利回りを単一口座で扱える「バックパック・セキュリティーズ」の公開ベータを開始した。株式の保有権はニューヨーク州法に基づき確立される。
07:30
3メガ銀、2026年度中に共同でステーブルコイン発行の方針
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクは、2026年度中にステーブルコインを共同発行する方針であることがわかった。他の金融機関との連携拡大も視野に入れている。
06:55
米国ビットコイン現物ETF、6月8日に146億円の純流出 流出続くも複数ファンドで流入分散
米国のビットコイン現物ETFは6月8日、9,137万ドルの純流出を記録した。ブラックロックのIBITが2億3,300万ドルの流出を主導した一方、アーク・インベストメントとフィデリティの各ファンドは流入を確保した。
06:20
ウォーレン米議員がCFTC議長に書簡、仮想通貨規制後退と政治介入を追及
ウォーレン上院議員は6月5日、CFTC議長セリグ氏に書簡を送付し、人員削減や執行件数の急減、トランプ一族と規制対象企業の利益相反について詳細な説明を求めた。
05:40
米下院歳入委が仮想通貨課税公聴会を開催中、6本の税制法案を審議
米下院歳入委員会が9日、仮想通貨課税に関する立法公聴会を開催し、マイニング・ステーキングの課税繰延やウォッシュセール規制の適用など6本の法案草案を審議。クラリティー法の上院協議と並行して、米国の仮想通貨税制の枠組みが本格的に議論されている。
05:00
enishがビットコイン全量売却、ソラナ戦略強化でSOLプラネットと協議開始
東証上場のゲーム会社enishは9日、保有する8.063BTCを全量売却したと発表した。得た資金をソラナを活用したアクティブ・トレジャリー事業に充て、国内ソラナ支援企業のSOLプラネットとの協議も開始。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧