- x402はBase上で稼働9カ月、累計1億件突破
- アマゾンやグーグルも決済規格に対応し採用拡大
AIエージェント経済への布石
米コインベースのブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)最高経営責任者(CEO)は27日、自身のX(旧Twitter)アカウントで、AIエージェント向けの金融基盤という新たな構想「Agentic Finance(AiFi)」を発信した。
仮想通貨は電気やインターネットと同様の汎用インフラであり、AIの台頭はむしろ仮想通貨の重要性を高めるとの見解を示した。
同氏は、AIエージェントは銀行口座を開設できず、着金に数日を要する送金にも対応できないと指摘。
24時間稼働しプログラム可能な仮想通貨こそが、AIエージェントが取引や資金調達、税務処理、資産の自動リバランスといった業務を自律的に担ううえで必要な決済手段になるとの考えを述べた。
AiFi(Agentic Finance)とは、AIエージェントが自ら資金を保有し、決済や資金調達、資産運用までを担う金融のあり方を指す同氏の造語で、コインベースが今後注力する事業領域と位置付けている。
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コインベースが、AIエージェント向けの決済関連機能を相次いで発表。企業のUSDC決済受け入れやAI活用取引ツール、決済規格x402対応の開発者向けSDKなど3施策を通じ、エージェント経済圏の整備を進める。
x402・Base・USDCの実績
アームストロング氏はこの投稿で、同社が手掛ける決済規格「x402」と独自ブロックチェーン「Base」、ドル連動型ステーブルコインのUSDCが「エージェント決済の大部分を担っている」と説明した。
調査会社チェイナリシスによると、x402を通じた取引は2025年半ばにはほぼゼロだったが、2026年第1四半期までに累計1億件を突破したと報告されている。x402はソラナやポリゴン等の他チェーンにも対応するが、稼働量はBaseが最も多いという。
コインベースは7月23日、法人向けアカウント「Coinbase Business」がx402を通じてAIエージェントからのUSDC決済を直接受け取れる新機能を発表。開発者向けSDKやエージェントによる自動売買ツールも同時に投入したことを明らかにしている。
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