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コインベース、AIエージェント向け決済機能を発表 x402採用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • USDC決済受入で3.35%還元、チャージバック無し
  • x402対応SDKで決済導入コード3行に短縮

決済・取引・開発の3分野で新機能

コインベース(Coinbase)は24日、AIエージェントが決済・取引を行う「エージェント経済」に対応する3つの新機能を発表した。企業向け決済受け入れ、個人向け取引ツール、開発者向けSDKをそれぞれ拡充し、AIエージェントが人に代わって金融取引を担う基盤整備を進める。

同社は、ブロックチェーン基盤「Base」の開発者向けドキュメントページで、AIエージェントによるアクセス数が先月初めて人間によるアクセス数を上回ったと説明。エージェントによる経済活動が今後の主要な担い手になるとの見方を示した。

x402とは、AIエージェントなど自動化されたプログラムがインターネット上で従量課金型の支払いを行うために策定されたオープンな決済規格。これまで開発者は決済フローを個別に構築する必要があったが、標準化された規格に対応することでAIエージェント向けの支払い機能を組み込みやすくなる。

今回のアップデートは、企業向け決済サービス「Coinbase Business」、個人向けAI連携ツール「Coinbase for Agents」、開発者向け決済SDK「CDP x402 SDK」の3つで構成される。それぞれAIエージェントが決済・取引の当事者となる場面を想定した機能拡充となる。

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法人のAIエージェント決済受入

コインベースは今週から、法人向けサービス「Coinbase Business」の利用者を対象に、AIエージェントからのUSDC決済受け入れに対応する。x402規格を標準でサポートし、事業者が独自の決済フローを構築せずにエージェント経由の支払いを受け付けられるようにする。

対応後は、受け取ったUSDCの管理・入出金を一つのアカウントで完結できるほか、保有残高には3.35%の還元が付与される。決済のチャージバックリスクも生じないとしている。

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個人向けAI取引の新機能

個人向けには、AIエージェントを取引口座に接続できる機能「Coinbase for Agents」を拡充した。リアルタイムの注文状況表示や板情報の取得、価格・出来高の継続監視といったコマンドを新たに追加し、ユーザーが設定した条件に応じてAIが自動で売買や注文の取り消しを実行できるようにする。

「ビットコインが5万ドルを下回ったら全て売却する」といった指示を自然言語で与えると、AIエージェントが市場を監視し条件成立時に注文を執行する仕組み。処理はすべてユーザーが事前に設定した範囲内で行われる。

開発者向け決済SDKの提供

開発者向けには、x402規格への対応を簡易化する「CDP x402 SDK」を公開した。従来は決済ミドルウェアの設定やインフラの選定を個別に行う必要があったが、同SDKを使えば数行のコードでAPIやMCPサーバー、ウェブサービスにAIエージェント向けの決済受け入れ機能を追加できるという。

あわせて、AIエージェント自体にウォレットや支出上限などのポリシーを設定する機能も提供し、エージェントを開発する側の実装負担軽減も図る。

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