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スイスAMINA銀行、EU規制型ブロックチェーン証券市場に初の銀行として参加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 国債・社債などのトークン化証券を対象に
  • RWA市場は約4兆2,000億円に拡大

EU初の規制型DLT取引所「21X」に参画

スイスの仮想通貨銀行AMINA Bank AG(AMINA)は9日、欧州連合(EU)初の完全規制型分散台帳技術(DLT)取引・決済システム「21X」にリスティングスポンサーとして参加したと発表した。規制を受けた銀行が21Xエコシステムに加わるのはAMINAが初めてとなる。

21Xはドイツ連邦金融監督庁の認可を受け、EUの「DLTパイロット制度」のもとで2025年9月に本格稼働を開始した、ブロックチェーン上でトークン化証券の取引・決済を行う世界初の完全規制型取引所。

PolygonブロックチェーンおよびStellarネットワーク上で動作し、スマートコントラクトを活用したアトミック決済により、中央証券保管機関や清算仲介業者を不要とする仕組みが特徴だ。

今回の提携では、AMINAが国債や社債などの原資産の保管・バンキングサービスとリスティングスポンサー機能を担う。また、Tokenyがトークン化プラットフォームを提供し、ERC-3643標準に基づくスマートコントラクトの展開とコンプライアンス管理を行う。

これにより、規制された伝統的資産の保管からオンチェーン発行、流動的な二次市場までを一貫して結ぶエンドツーエンドのトークン化インフラが整備される。

AMINAは2019年にFINMAライセンスを取得して以来、スイス、アブダビ、香港、EUへと事業を拡大。

トークン化現実資産(RWA)の市場規模は2026年初頭時点で265億ドル(約4兆1870億円)に達し、前年同期比で約4倍に拡大。機関投資家による本格参入に向けたインフラ整備が急速に進んでいる。

関連:欧州銀行連合、2026年にユーロ建てステーブルコイン発行へ

関連:バイナンスとF・テンプルトン、RWA担保の新サービス開始

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