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送金大手マネーグラムがテンポのバリデータに、ステーブルコインを決済に活用へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ストライプがテンポ経由でマネーグラムへ決済を行う計画
  • 200超の国・地域でブロックチェーン決済の普及を目指す

テンポと協業

国際送金大手のマネーグラムは20日、決済向けブロックチェーンのテンポ(Tempo)とパートナーシップを締結したことを発表した。

マネーグラムはテンポのバリデータを務め、ネットワークの運営やセキュリティ、信頼性に貢献すると説明。そして、ブロックチェーンのインフラを深化させたり、世界のネットワークでステーブルコインをベースにした決済を促進したりすると述べている。

テンポは、ステーブルコインやAI(人工知能)エージェントなどの決済用途に特化した新興ブロックチェーン。決済大手ストライプとベンチャーキャピタル大手パラダイムが最初に出資しており、先月にはビザとストライプ、ゾディアカストディがバリデータになったことを発表していた。

AIエージェントとは

AIの技術を活用して、人間や別のシステムに代わって自律的にタスクを実行してくれるシステムやプログラムのこと。AIエージェントの決済手段にステーブルコインが使われるとの見方は多い。

関連記事:ビザ・ストライプ・ゾディアの3社、決済向けL1「テンポ」のバリデータに参加

ステーブルコインなどの決済向けL1ブロックチェーンのテンポは、ビザ、ストライプ、ゾディアカストディがテンポのバリデータになったことを発表。今後の計画も説明した。

マネーグラムは今回の発表で、ステーブルコインのインフラ上にオープンで相互運用可能なグローバル決済ネットワークを構築するというマネーグラムの計画においてテンポとの協業は戦略的な一歩になると説明している。

そして、この決済ネットワークとは、異なるブロックチェーンや国、あらゆる送金手段をまたいで運営されるものであると述べた。

また、マネーグラムは、数十年にわたって世界最大規模の送金ネットワークを運営してきた経験や機関水準のコンプライアンス基盤、運営規模を提供し、200超の国・地域でブロックチェーンが機能するように努めるとも説明している。

そして、これからマネーグラムとテンポは、業界が要求する厳格さでステーブルコインのインフラを大規模に活用していくとした。

協業の計画

他にもマネーグラムは今回のパートナーシップの一部として、同社とテンポとストライプが、内部のステーブルコイン決済を実際の決済フローに導入することを計画していると説明。具体的には、テンポのインフラを使ってストライプがマネーグラムへの決済を行うということだとしている。

そして、この仕組みによって、マネーグラムのグローバルな事業展開において資金管理や決済運営の効率性が向上すると説明。この計画は、実際の決済フローと消費者の実用性に関連する実用的なブロックチェーンの活用にマネーグラムが特化していることを反映していると述べた。

今後については、マネーグラムはテンポとの他の協業の仕方を探ったり、暗号資産(仮想通貨)エコシステムへ対応を拡大したりしていく計画であるとも説明している。

関連記事:マネーグラムとステラが提携を複数年延長、ステーブルコイン送金を南米全域に拡大

マネーグラムとステラ開発財団が2021年から続いてきた提携を複数年延長した。USDC建てのステーブルコイン残高機能をエルサルバドルに拡大し、中南米全域への展開を進める。送金依存層への金融包摂が加速する。

今回の発表で、マネーグラムのAnthony Soohoo CEOは以下のようにコメントした。

ステーブルコインとブロックチェーン技術が主流の金融サービスにより深く導入されていく中で、当社は積極的に次世代の決済インフラを構築している。

テンポは、消費者の真の問題を解決することに特化するという考えを共有する専門ブロックチェーンであり、当然のパートナーで、この取り組みを体現する存在である。

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