WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ストラテジー、2388億円相当転換社債買い戻し完了 先週はビットコイン新規購入なし

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 15億ドルの転換社債を約8%ディスカウントで買い戻し完了
  • 年初来BTC利回りは13.3%、保有BTC数は843,738BTCで変化なし

社債買い戻し完了

マイケル・セイラー氏率いるストラテジーは26日、5月11日から25日にかけて実施した一連の資本市場取引が完了したと発表した。同社は2029年満期の無利息転換上位社債(2029年ノート)15億ドル相当(約2,388億円)を約13.8億ドルの現金で買い戻し、額面に対し約8%のディスカウントを実現した。

この買い戻しにより、転換社債の残高は82億ドルから67億ドルへ圧縮された。買い戻しの原資には、2025年12月に設立したドル準備金の約61%を充当した。同準備金はビットコインを安値で売却せずに済むよう投資家の懸念を和らげる目的で設けられたもので、使用後の残高は8億7,100万ドルとなった。同社は市場環境に応じて準備金を補充する方針だ。

同期間中、ストラテジーはSTRC(変動金利A種永久ストレッチ優先株)20億ドル相当とMSTR(A種普通株式)8,400万ドルを追加発行し、その調達資金で二週間前に24,869BTCを購入したという。

関連記事:ストラテジーの先週のビットコイン購入状況、STRCから調達した3100億円で2.4万BTCを追加取得

マイケル・セイラー会長が率いるストラテジーは先週、約20億ドルで2.4万BTCを取得し、累計保有を84.3万BTCに拡大した。優先株STRCの配当権利落ち日前後に約20億ドル相当の新株を発行し購入資金に充てた。

財務指標と保有状況

5月25日時点でストラテジーが保有するビットコインは843,738BTC。週次では新規購入を行わず、保有数は前週から変化していない。

1株あたりのビットコイン換算数量(Bitcoin Per Share)は220,900サトシで、ドル準備金(USDリザーブ)の残高は8億7,100万ドルとなっている。

年初来のBTC利回りは13.3%、BTC換算ゲインは89,378BTC、ドル換算ゲインは68億ドルに達した。

経営陣のコメント

創業者で会長を務めるマイケル・セイラー氏は「今回の取引はストラテジーの資本構造に組み込んだ柔軟性と、動的な多変数型資本配分モデルを示すものだ」とした上で、「現金・デジタルエクイティ・デジタルクレジット・デジタルキャピタルの複数の手段を用いてバランスシートを最適化できる」と述べた。

CEOのフォン・レー氏は「第1四半期の決算説明会で転換社債を積極的に管理すると述べた通り、15億ドルの転換社債を13.8億ドルで償還した。今回の行動は規律ある資本配分への継続的な取り組みを反映している」と語った。

CFOのアンドリュー・カン氏は「2029年転換社債の買い戻しは株主・債権者双方にとってポジティブな取引だ。デジタルクレジット証券の信用の質を維持するため、市場環境に応じてデジタルキャピタル・デジタルクレジット・デジタルエクイティを組み合わせてドル準備金を補充していく方針だ」と説明した。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/11 土曜日
13:30
イーサリアム、温室効果ガス排出量を99%以上削減
ケンブリッジ大学オルタナティブ金融センターは、PoS移行後の仮想通貨イーサリアムが電力需要を大幅低下させ、温室効果ガス排出量が99%以上減少したとする報告書を公表した。
12:00
規制はコストではなく「堀」、NERO Chain創業者に聞く2026年のWeb3業界
WebX2026プラチナスポンサーの豪州発レイヤー1「NERO Chain」創業者Jake Stolarski氏に取材。規制対応を強みとする金中心のRWAトークン化と、規制を「堀」と捉える2026年のWeb3市場観を聞いた。
11:35
ソラナ初期クジラ、23億円相当SOL盗まれたか
オンチェーン調査者のZachXBT氏は10日、ソラナのジェネシスブロック配布に関連する初期クジラのウォレットから約18万900SOLが盗まれた可能性があると報告した。一部はイーサリアムにブリッジ転送されたという。
10:20
ビットコイン6.4万ドル台へ上昇、現物主導の買いと原油安が追い風|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは7月10日から11日朝にかけて上昇した。7月初旬には一時5万7,000ドルまで下落し、年初来安値を更新していたが、足元では6万4,000ドル台まで回復。
10:05
ジーキャッシュ、ZEC偽造脆弱性対応の「Ironwood」アップグレードで実施日程公開
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュがOrchardプールの脆弱性に対応する『Ironwood』アップグレードの実施日程を発表。フルノードのZebra移行も並行して進む。
09:40
米住宅法、CBDC禁止条項含み自動発効へ トランプ大統領署名拒否
トランプ大統領が米住宅法への署名拒否を表明した。法案は11日深夜に自動的に法律となり、連邦準備制度理事会によるCBDC発行を2030年末まで禁止する条項も発効する。
08:35
SKハイニックスのトークン化株式がソラナで取引開始、米ADR上場と同時に
韓国の半導体大手SKハイニックスが10日、米ナスダックにADR上場。約280億ドルの調達額は2014年アリババIPO以来最大の外国企業上場規模で、同日ソラナ上でもトークン化株式の取引が始まった。
07:15
AIエージェントで新たな取引体験の実現へ、ビットバンクが実証実験開始
仮想通貨取引所ビットバンクは、AIエージェントを通じた新たな取引体験の実現に向けて実証実験を開始。実証実験の背景や内容、将来的な目標について説明している。
06:55
米上場エンペリー・デジタル、AIデータセンター資金調達のため1400BTC売却
米ナスダック上場のエンペリー・デジタルが5月7日以降にビットコイン1,400BTCを売却し、約8,710万ドルを調達した。AIデータセンター投資や債務返済に充てる方針で、7月10日時点の保有残高は1,514BTCとなった。
06:25
暗号屋、銀行振込対応のステーブルコイン決済「すてぶるペイ」を発表
合同会社暗号屋は10日、銀行振込でステーブルコイン決済を実現する「すてぶるペイ(STBLpay)」を発表した。利用者はウォレット不要、加盟店は与信審査なしで導入でき、7月開催のWebX2026でもデモ展示を実施する。
05:55
英大手銀、2026年末ビットコイン10万ドル予測を維持
英スタンダードチャータードが2026年末ビットコイン価格10万ドルの予測を維持した。ストラテジーのBTC売却を「ノイズ」と評価し、同社が優先株担保へ戦略転換しているとの見方を示した。
05:00
USDC発行企業サークル、信託銀行設立の最終承認を取得
米ステーブルコイン発行大手のサークルは10日、米通貨監督庁から国法信託銀行の設立最終承認を受けた。デジタル資産の機関向けカストディ提供と、将来的なUSDCの準備資産管理を計画中。
07/10 金曜日
19:01
片山金融相、仮想通貨ETFの国内解禁に改めて意欲
片山さつき財務・金融担当相がQUICKセミナーで仮想通貨ETFの国内解禁検討を表明。仮想通貨を金融商品と位置付ける金商法改正案は参院審議中で、成立すれば2027年度施行の見通し。SBI証券・楽天証券は仮想通貨投信の販売準備を進める。
18:00
OKJ、カントンコイン(CC)取扱い開始予定 板取引でのCC取扱いは国内初
OKJが7月15日、カントンコイン(CC)の取扱いを開始予定で、対応暗号資産は54種類に。板取引での提供は国内初。Canton NetworkにはGoldman Sachs等大手金融機関に加え、SBIグループのSBIデジタルアセットホールディングスも運営参加している。
17:03
メタプラネット・JPYCら4社、デジタルクレジット共同検討
メタプラネットとJPYC、Progmatなど4社が、ビットコインとステーブルコイン、セキュリティトークンを組み合わせたデジタルクレジット領域の共同検討を開始した。中堅企業の資金調達課題や「Project NOVA」構想との関係を解説する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧