- 5月のウォン建て取引所の取引高はコスピの8%に止まる
- ビットコインのキムチプレミアムも3月以降マイナスが続き
韓国の仮想通貨取引高、株式市場の10分の1以下に
韓国の仮想通貨市場が急速に冷え込んでいる。韓国メディア「デジタルアセット」がウォン建て取引所(アップビット・ビッサム・コインワン・コビット・ゴパックス)と韓国総合株価指数(コスピ)の取引高を分析した結果、2026年5月(26日時点)の仮想通貨取引高はコスピ比でわずか8%にとどまることが明らかになった。
2024年12月にはこの比率が323%に達していたことと比べると、わずか1年半で市場の様相は一変した。
市場の転換点は2025年秋にあった。2025年8月時点では両市場の取引高はほぼ拮抗(比率99%)していたが、同年10月に大規模な先物清算による仮想通貨市場の暴落と、半導体好況および政府主導の株式市場振興策によるコスピの連日最高値更新が重なり、格差が急拡大した。
2025年8月比で2026年5月の仮想通貨取引高は71%減少した一方、コスピは243%増加している。
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韓国で2027年1月に予定される仮想通貨への22%課税撤廃を求める署名が5万人を超え、国会常任委員会への付託要件を満たした。株式との格差に反発する投資家の声が高まっている。
ビットコインのキムチプレミアムもマイナスが続く
国内市場の弱さは、国内外の価格差を示す指標「キムチプレミアム」にも表れている。仮想通貨分析プラットフォームのCryptoQuantによると、同指標は2026年3月からマイナスに転じ、4月に一時プラスに戻したものの再びマイナス基調に回帰した。
指標がマイナスであることは国内のビットコイン価格が海外より低い、すなわち国内の買い圧力が弱い状態であることを意味する。2024年末のトランプ大統領当選を契機とした急騰局面とは対照的に、現在の韓国仮想通貨市場は国内外ともに買い手が乏しい状況が続いている。



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