- 仮想通貨価格とW杯を対象に予測市場を提供
- チェーンリンクが即時決済オラクルを担当
ソラナ予測市場
ソラナネイティブの予測市場プラットフォーム「ワールド」が1日、正式に公開された。ファントムウォレットへの統合という形でリリースされており、ソラナウォレットを持つユーザーが即座に利用できるという。
予測市場とは、将来の出来事の結果に資金を賭けて予測する取引プラットフォームだ。ポリマーケットやカルシが世界的な主要プレーヤーとして知られており、ワールドはこれらに競合するソラナネイティブのサービスとして位置づけられる。
なお、同名のサム・アルトマン氏が出資するヒューマン認証プロジェクト「ワールド(ワールドコイン)」とは別のサービスだ。
ワールドは当初、仮想通貨の価格予測と2026年FIFAメンズワールドカップの試合結果予測をユーザーに提供する。決済ステーブルコインには「CASH」を採用し、勝利ポジションの自動償還をソラナ上で高速・低コストに実現している。
ファントムはソラナ上で最も広く使われているウォレットであり、2,000万人以上のアクティブユーザーを抱える。ワールドとの統合により、別途アプリをダウンロードすることなく、ファントムアプリ内で数秒以内に取引を開始できる設計となっている。
解説記事:ミライマ(MIRAIMA)とは?予測でポイントを貯める国内初アプリの使い方【2026年】
予測市場アプリ「ミライマ」は、動画視聴などで獲得したポイントを使って選挙・スポーツ・経済の結果を予測し、的中でポイントが増える国内初のインセンティブ型サービスだ。現金を賭ける仕組みがなく、日本法に準拠した設計で無料から利用できる。
チェーンリンクのオラクル採用
バックエンドでは、チェーンリンクのオラクルインフラを採用した。チェーンリンク・データ・ストリームズおよびチェーンリンク・ランタイム・エンバイロメント(CRE)を通じ、高速データ取得と即時のマーケット決済を実現する設計だ。
チェーンリンクラボの最高業務責任者、ヨハン・エイド氏は「主要な予測市場が人間主導型のレガシーオラクルから高度な分散型インフラへ移行する業界トレンドの主要なマイルストーン」と述べた。ソラナ財団のコンシューマー部門責任者、ペドロ・ミランダ氏は「ワールドはソラナが可能にするリアルタイムのマーケット、オンチェーン決済、そしてユーザーが望む体験を示すよう設計されている」と語った。
日本利用者への注意
日本では、現金を賭けるタイプの予測市場は刑法上の賭博罪に該当する可能性がある。海外プラットフォームを日本国内から利用して利益を得ることは、アクセスの可否にかかわらず法的リスクを伴う場合があり、注意が必要だ。なお、ワールドは日本からのアクセスを地域制限しており、国内からの利用はできない。
関連記事:ビットバンク、分散型予測市場の国内利用で口座停止措置も 賭博行為リスクを懸念
ビットバンクは15日、ポリマーケットをはじめとする分散型予測市場サービスの利用に関する注意喚起を公式ブログで発表した。予測市場サービスとは仮想通貨を用いて将来の出来事や選挙結果、スポーツ結果などの出来事を対象に取引を行うサービスの総称で、近年その利用者が拡大。
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