はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨取引所バイナンス初、3つのプロジェクトへ助成金を提供|オープンソース支援の姿勢を示す

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引所バイナンス初、3つのプロジェクトへ助成金
Binanceは3つのブロックチェーンプロジェクトへの助成金を提供した。今回はモバイルウォレットやプライバシー型メッセージサービスといったプロジェクトが対象。

バイナンスの投資部門、3つのオープンソースプロジェクトへ出資

BinanceのVC部門「Binance Labs」はオープンソース・ブロックチェーン技術を開発するスタートアップ3社に15000ドル(約170万円)ずつの助成金を提供したとを発表した。今回の出資はBinance Labsの「フェローシッププログラム」の一環であり、出資対象となったスタートアップ3社は同プログラムの最初の参加者としてBinanceから継続的な支援を受けることとなる。

そして、対象となったオープンソース・プロジェクトの内容は次のようなものとなっている。

  • Ironbelly
  • 匿名技術Mimblewimbleを搭載した仮想通貨Grin用のモバイルウォレット

  • HOPR
  • プライバシー保護に焦点を当てたメッセージング・プロトコル

  • Kitsune Wallet
  • アップグレード可能なオンチェーン・ウォレット

Binance Labsのディレクターを務めるFlora Sun氏は、イノベーションには熱心な開発コミュニティと新たなプロダクトを市場に提供する起業家が必要であるとした上で、今回の助成金出資について次のように発言した。

我々の役目は、ブロックチェーン市場の発展や利用拡大のインフラを構築するアーリーステージ(早期段階)のプロジェクトを支援することだ。

また、Binance Labsは昨年12月に、アーリーステージのブロックチェーン・プロジェクトを支援するインキュベーションプログラムの拡大を発表。新たにその拠点を、ベルリン、ブエノス・アイレス、ラゴス(ナイジェリア)、シンガポール、そして香港に設置していくとした。

オープンソース・プロジェクトを支援する意義

世界最大手取引所Binanceのようなオープンソース・プロジェクトに対する支援の姿勢は、ブロックチェーン業界の発展には欠かせない要素であるだろう。

なぜなら、資金調達における課題によってそれらのプロジェクトの持続可能性に問題が生じることがあるからだ。また、もう一つ重要な理由として、資金の問題が解決することでプロジェクトチームが開発に専念できるようになることも挙げれる。

プロジェクトにおいて多くの時間を開発に注げるということは、プロダクトの質やその開発速度の向上にもつながる。

また、Binance Labsは、フェローシップ参加企業に対して、資金援助以外にも技術面でのアドバイスやリサーチデータの提供などといった形での継続的な支援を行っていくとしており、今後の業界の発展に積極的な姿勢を示している。

▶️本日の速報をチェック
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/06 木曜日
16:25
ソラナ特化型戦略企業「SOLプラネット」が設立される
ソラナブロックチェーンに特化した戦略企業「株式会社SOLプラネット」が2025年11月4日に設立。外資系金融出身の野坂幸司氏がCEOを務め、企業向けにコンサルティングからインフラ構築まで一貫したサービスを提供する。
15:57
イギリス・カナダが米国に追随、ステーブルコイン規制を推進
イギリスとカナダが相次いでステーブルコイン規制計画を発表。イングランド銀行は米国と足並みを揃えた規制枠組みの導入を表明し、カナダも法定通貨担保型発行者への規制強化を打ち出した。
13:50
仮想通貨「最後の1000倍成長チャンス」はプライバシー分野、ゼロ知識証明技術が実用化された今が転換点
ソラナHeliusのMert Mumtaz CEOは、仮想通貨ではプライバシー領域が最後に残った課題であり、市場が未開拓であるため、「最後の1000倍」であり、大きなチャンスが期待できると主張した。
13:30
新規レイヤー1「モナド」、11月24日にメインネット稼働へ
モナド財団が11月24日にメインネットをローンチすると発表。毎秒1万件のトランザクション処理とEVM互換を実現する次世代レイヤー1ブロックチェーン。総額2億4000万ドルを調達し、約23万人へのエアドロップも実施。
13:20
仮想通貨が他のリスク資産に遅れを取っている理由は? 最新市場分析
大手マーケットメイカーのウィンターミュートが仮想通貨市場の最新レポートを公開した。ビットコインなどのパフォーマンスが株式など他のリスク資産より低迷している理由を分析している。
13:00
ソラナ・カンパニーが最大153億円の自社株買いを承認、仮想通貨財務企業の戦略転換が加速
ソラナ保有企業のソラナ・カンパニーが最大1億ドルの自社株買いプログラムを承認した。仮想通貨財務企業による株価対策が広がっている。
11:46
仮想通貨反発でビットコイン10万ドル台回復、トランプ大統領の「米国をビットコイン大国に」宣言再び
ビットコインが102,900ドルに反発も週初来7%安の下落基調。イーサリアムは7.6%高で市場をアウトパフォーム。トランプ大統領が「米国をビットコイン超大国に」と改めて宣言。政府閉鎖長期化で仮想通貨規制の進展に懸念も。
11:10
ウィズダムツリー、チェーンリンクと提携 ファンドデータをオンチェーン化に
ウィズダムツリーがチェーンリンクと提携し、トークン化プライベートクレジットファンドCRDTのNAVデータをブロックチェーン上に記録。機関投資家のDeFi参入を促す新たな取り組み。
10:50
ビットコイン財務企業FUTURE、下落相場も約53億円を資金調達
スイスの仮想通貨ビットコイン財務企業FUTUREは、約53億円の資金調達を完了したことを発表。出資者や支援者に著名な企業や人物が名を連ねており、今後の事業展開に注目が集まる。
10:05
仮想通貨企業戦略に暗雲、イーサリアム急落でトム・リーのビットマイン社が2600億円の含み損に
イーサリアムが3400ドルを下回り、トム・リー氏率いるビットマイン社は17億ドルの含み損を計上。企業による仮想通貨保有戦略の見直しが進んでいる。
09:45
ロビンフッド決算報告 仮想通貨取引収益が4倍に成長
投資アプリ「ロビンフッド」の2025年7~9月期決算を報告した。ビットコインなどの仮想通貨取引収益が前年比4倍増を記録し、予測市場も拡大中だ。
08:45
キリフダ、企業の売掛債権に1万円から投資できるトークン化債権サービス開始へ
キリフダは企業の売掛債権に1口1万円から投資できるトークン化債権マーケットプレイス「おカネのこづち」を年内公開する。企業の資金繰り支援と個人投資家の社会貢献ニーズを結びつけるプラットフォームだ。
07:55
フランクリン・テンプルトン、香港初のトークン化MMF運用開始
金融大手フランクリン・テンプルトンは香港でトークン化された米ドル建てマネーマーケットファンドを開始した。ルクセンブルグ登録で短期米国債を裏付けとし、香港金融管理局のフィンテック2030計画下での初の取り組みとなる。
07:15
S&P指数をオンチェーン化、ディナリとチェーンリンクの提携で
ディナリ社はチェーンリンクと提携し、S&Pデジタルマーケッツ50指数をオンチェーンで検証可能にする。米国株35社と主要仮想通貨15銘柄で構成される初のトークン化ベンチマークが第4四半期にローンチ予定だ。
06:50
「米政府はCZ氏の恩赦を精査済み」ホワイトハウス報道官が妥当性強調
米報道官は、トランプ大統領による仮想通貨取引所バイナンス共同創設者CZ氏への恩赦ついて会見で質問に応じた。徹底的に精査した上で判断を行なっていると妥当性を強調している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧