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バイナンスが「コインバーン」の一部内容を更新|有価証券との誤解を回避する目的で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスがホワイトペーパーを更新
Binanceは2017年にリリースしたホワイトペーパーの一部内容を修正し更新したことが分かった。CZ氏はこの変更について、「有価証券と紐づけられないため」と説明。

バイナンスが「コインバーン」の内容を更新

大手仮想通貨取引所のBinanceが2017年にリリースしたホワイトペーパーの一部内容を修正し更新したことを仮想通貨メディアtheblockcryptoによって報じられた。

以下の左図が2017年リリース当時の文書で、右が更新後になっている。

変更された文言を確認すると、コインバーンについての内容が書き換えられていることが分かる。

本来、Binanceは四半期ごとに利益の20%を使い、流通しているBNBを買い戻し「破壊(バーン)」していた。最終的にBNBの本来の発行数の半分まで減らすことが目的。更新した内容では、利益の20%でなく、「四半期ごとにBinanceの取引高に準拠しBNBを破壊する」とある。つまり、「買い戻し」・「利益」という言葉を摘除した。

BinanceのCEOであるCZ氏はこの更新についてtheblockcryptoに対し、以下のように回答した。

特にBNBのバーンについて、Binanceはどのような作業を行っているか、投資家に深く理解してもらうために変更を加えた。

また”Profit(利益)”という文言を削除したが、これは有価証券と紐づけられてしまう可能性があったからだ。

BNBを有価証券とみなされることは、Binanceにとって最も避けたい事態だ。

しかしBinanceのスタッフによると、20%の利益を利用しバーンすること自体はこれまでと変わらずに行うという。

一方で、先日BinanceのCFOが米国市場へ展開する予定があると言及したことから、有価証券との定義を避けようとする内容更新はおそらくSECなどへの対応準備ではないだろうか。

つい先日、Binanceは第7回目のBNBにバーンを行い、829,888 BNB(約17億円分の価値)を消滅させた。

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