- SBI北尾社長が正式にリップル社の役員に就任
- SBIホールディングスの北尾 吉孝代表取締役社長が、正式にリップル社の役員に就任したことがわかった。リップル社会長のChris Larsen氏は、リップル社がアジア地域への展開を進めていることを明かし、絶好のタイミングであるとした。
SBI北尾社長が正式にリップル社の役員に就任
SBIホールディングスは4月26日、北尾 吉孝代表取締役社長がリップル社(Ripple Labs Inc.)の役員に就任したことを発表した。リップル社も取締役就任をプレスリリースで報告、4月25日をもって現在リップル社の取締役である沖田貴史氏が北尾吉孝氏に交代すると正式に発表を行なった。
役員への就任により、金融機関のブロックチェーンやデジタルアセット(仮想通貨と見られる)の活用を推進、サービスの開発に取り組むという。
北尾氏は2019年3月7日に実施された「大和インベストメントコンファレンス東京 2019」の公演にて、「SBIが出資する企業としてRipple社とR3には役員を派遣しているが、私(北尾氏本人)が役員に就任するか検討している」と発言、リップル社の役員就任の可能性に言及していたが、4月25日に実現したことになる。
今回の発表にて、Rippleの会長であるChris Larsen氏は、リップル社が今アジア地域の拡大を進めていることを明かし、北尾氏の取締役就任は絶好のタイミングであるとした。
なお、リップル社のプレスリリースによると、北尾氏は以下のように発言しているという。
ブロックチェーンとデジタル資産は世界中で送金のあり方に変革を起こしており、Rippleはこのポジティブな変化における立役者です。私は今回取締役としてこれまでの自分の経験と知見を役立たせ、Rippleの次の成長段階に貢献できる機会に興奮しています。