はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「アートxブロックチェーン」のスタートバーンがSBIインベストメントから追加資金調達、美術品オークション市場の活性化へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「アートxブロックチェーン」のプロジェクト
スタートバーン社は23日、SBIインベストメントのベンチャーキャピタルファンド「SBI AI&Blockchain」を通じて追加の資金調達が行われたことを発表した。美術品オークション市場の活性化を目指す。

「アートxブロックチェーン」のプロジェクト

「アートxブロックチェーン」に取り組むスタートバーン株式会社は23日、SBIホールディングス株式会社の子会社でベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社が運営する「SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合」を引受先とする第三者割当増資を実施したことを発表した。

今回の資金調達は、3月19日に発表したシリーズA調達ラウンドの追加調達の位置づけとなる。

また、スタートバーン株式会社は同日、UTEC、SXキャピタル、電通等から3.1億円の資金調達を行なったことを発表しており、ブロックチェーンネットワーク・接続ASP開発の加速、事業提携・共同事業を含めた国内外のビジネス展開、知財戦略及び採用強化などに活用するとしていた。

SBIホールディングス子会社のSBIアートオークション株式会社との業務提携を通じて、オークションセールでのブロックチェーン証明書活用をはじめ、デジタルアート事業、アートの分割所有など、ブロックチェーン技術を用いてアート市場を拡大する取り組みを2019年内より順次展開予定だ。

今回の資金調達及び業務提携は、次世代のアート流通インフラを構築するため、SBIグループホールディングスが持つ「アート」「ブロックチェーン」等のノウハウを活用して新しいアート活用の形を共同で模索し、世界に普及させることを目的としている。

スタートバーン株式会社とSBIアートオークション株式会社は、美術品オークション市場の活性化を目指し、ブロックチェーン技術を応用したアート作品に関する所有権の証明などの共同プロジェクトを2019年4月のセールより順次開始する。

ブロックチェーン証明書の発行も

ブロックチェーン証明書には、タイトル、サイズ、技法といった作品情報のほか、所有履歴情報(名前、価格など非公開にしたい情報の記載は不要)や修復履歴、著名美術館やギャラリーに展示された履歴、オークションでの出品履歴など様々な情報を記録できる。

ブロックチェーン証明書(イメージ)

これらを第三者が改ざんすることが困難なため、アート作品の所有権や真贋の証明書が偽造されるリスクが飛躍的に低くなる。

また、スタートバーンが運営するブロックチェーン証明書発行サービスは、国内外の他のブロックチェーンネットワークとの互換性があるため、美術品を安心して購入できるようになり、ブロックチェーン証明書自体が作品の価値を高めることが期待される。

スタートバーン株式会社の概要

スタートバーンは世界中のアーティストそしてアートに関わる全ての人が必要とする技術を提供し、より豊かな社会の実現を目指す会社です。

アート関係者がオープンに利用できるパブリックチェーン上へのアートブロックチェーンネットワーク構築に向けた取り組み、オンラインサービスstartbahn.org、法人・団体とのブロックチェーン共同事業などを展開しています。

会社名 スタートバーン株式会社
代表者 代表取締役 施井泰平
所在地 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ255
設 立 2014年3月26日
HP https://startbahn.jp/
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/01 月曜日
09:15
中国人民銀行、仮想通貨取引の厳格取締を改めて要請、ステーブルコインも警戒対象
中国人民銀行が仮想通貨取引の取締強化を改めて各当局に要請した。仮想通貨関連活動の再活発化が背景にあるとみられ、ステーブルコインも警戒対象としている。
09:03
コインシェアーズ、XRP・ソラナ・ライトコインのETF申請を取り下げ
欧州大手のコインシェアーズが、XRP・ソラナ・ライトコインのETF申請を取り下げた。米国市場での大手運用会社への集中により、差別化や利益率確保が困難になるとの懸念を示し、ナスダック上場を控え、仮想通貨関連株式やアクティブ運用戦略など新商品の投入を計画している。
11/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、金持ち父さん著者キヨサキのBTC売却やソラナとXRPのETFの好調など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
DeFiで株式市場はどう変わる? Progmat齊藤達哉氏が語るオンチェーン金融の未来|独占インタビュー【後編】
Progmat齊藤達哉氏インタビュー後編。議決権付きトークン化株式で日本が世界初となる理由、2028年施行を目指すトークン化法のロードマップ、DeFi・AIエージェントを見据えた将来ビジョンを聞いた。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|個人マイナーのビットコイン採掘成功に高い関心
今週は、個人マイナーのビットコイン採掘成功、JPモルガンによる仮想通貨業界関係者の口座の連続閉鎖、アップビットの約48億円の不正流出に関する記事が関心を集めた。
11/29 土曜日
13:50
米賭けサイトカルシ、無免許スポーツ賭博運営で提訴
ブルームバーグによると米賭け市場のカルシが無免許でスポーツ賭博を運営し、マーケットメイキング手法について顧客を誤解させたとして集団訴訟を起こされた。共同創設者は主張を否定。
13:10
ブラックロック、債券ファンドでビットコインETF「IBIT」を買い増し
ブラックロックが7~9月期に債券ファンドで自社ビットコインETF「IBIT」を買い増していた。9月末時点で1.5億ドル相当を保有。ビットコイン現物ETFへの流入はここ数日復活傾向だ。
12:03
仮想通貨のバイバックとは?2025年注目の6銘柄を解説
2025年、仮想通貨業界で総額14億ドル規模に達したバイバック。ハイパーリキッド(HYPE)やパンプファン(PUMP)など、実際にバイバックを実施している6銘柄を徹底解説。株式の自社株買いとの違いや投資リスクもわかりやすく紹介します。
12:00
24時間・1円から取引可能に Progmat齊藤達哉氏が語る「トークン化株式」の全貌|独占インタビュー【前編】
Progmat代表・齊藤達哉氏に独占取材。1円単位・24時間取引可能な「トークン化株式」の仕組みと、議決権や優待も得られる投資家メリット、リアルタイム株主把握など発行企業メリットを聞いた。
11:30
アーサー・ヘイズがビットコイン年末25万ドル予測維持、流動性底打ちと量的引き締め終了を根拠に
ビットメックス共同創設者アーサー・ヘイズ氏が11月27日、ビットコインの年末25万ドル到達予測を堅持した。先週の8万600ドルを底値とみており、米ドル流動性の底打ちと量的引き締め終了が上昇を牽引すると分析。
11:00
税率10〜45%の差、アフリカ5カ国の仮想通貨課税の現状を探る
サハラ以南アフリカで年間30兆円超のオンチェーン取引が発生する中、各国が独自の仮想通貨税制を整備。南アフリカの18〜45%累進課税、ナイジェリアの15%一律課税、ケニアの10%物品税など、主要5カ国の税制アプローチを詳細解説。日本の税制改革案(55%→20%)との比較から見える、成長と規制のバランスとは。
10:10
IMF、資産トークン化のリスクを指摘 「フラッシュクラッシュ」の可能性を警告
国際通貨基金が資産トークン化のメリットとリスクを解説。自動取引による「フラッシュクラッシュ」の可能性や断片化の問題を指摘した。米SECなどの当局も規制を協議中だ。
09:35
テザー、中央銀行級の116トンの金を保有 世界最大の民間保有者に
世界最大のステーブルコイン発行企業テザーが116トンの金を保有し、中央銀行以外で世界最大の金保有者となった。第3四半期に26トンの金を購入し、韓国やハンガリーの国家準備金に匹敵する規模に。
07:55
米司法委員会、トランプ氏の仮想通貨関連事業を問題視
米下院司法委員会は、ドナルド・トランプ大統領の仮想通貨関連事業を問題視。大統領職の責任や健全性を取り戻すために、議会による改革を早急に行う必要があると主張している。
07:20
スイス、仮想通貨税務情報交換を2027年に延期 OECD基準の実施を先送り
スイス連邦参事会が26日、仮想通貨税務情報の国際自動交換開始を2027年に延期すると発表した。法的枠組みは2026年1月に施行されるが、パートナー国との調整が完了していないため実施は見送られる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧