Starknetのメインネット・アップグレード ver 1.30の完了に伴い、開発者コミュニティによって提案されたインスクリプション規格 “SNRC-20” がStarknet改善提案として実装されました。SNRC-20には、番号としてSNIP-73が付与され、まもなくメインネットローンチ予定です。
(Link: https://community.starknet.io/t/snip73-snrc20-native-starknet-inscription-standard/112643)
Starknetは、非EVMで知られるEthereum上の有名なZk-Rollupsを採用するレイヤー2です。創設者のEli Ben-Sasson氏は、STARKアルゴリズムを発明した、イスラエルの名高い暗号学者です。
Starknetのコア開発者が考案したSNRC-20規格は、Starknetの特徴的なアーキテクチャに合わせて構築されています。これは既存のBRC-20およびETH系のインスクリプションとの互換性だけでなく、クロスチェーン機能も備えており、Ethereum上でのシームレスな検証が可能です。
コア開発者によると、このインスクリプションはチェーン間でインスクリプション・メッセージを転送でき、拡張性が高いという特徴があります。これにより、StarknetおよびEthereumのスマートコントラクトに簡単に統合でき、既存のDeFiやNFTのファシリティを利用することができます。
また、インスクリプションの開発者は、次のステップとして、BTCネットワークだけでなく、他の非EVMレイヤー1のサポートを検討することも明らかにしました。
このインスクリプション規格は広く注目を集めており、Starknet 公式アカウント、StarkWare 創設者、Starknet Japanなど、X（旧Twitter）の著名なアカウントによってシェアされ、推奨されています。
https://x.com/EliBenSasson/status/1740403063263994100
SNRC-20 official X Account: https://x.com/snrc20_io
