テザー(USDT)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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02/02 (木)
テザーCTO、セルシウスからの借入を否定 破産報告書に反論
テザー社のPaolo Ardoino最高技術責任者は、破綻した暗号資産(仮想通貨)融資企業セルシウスの破産報告書で指摘された融資内容について強く否定した。
CoinPost
01/27 (金)
格付け大手ムーディーズ、ステーブルコインの評価システムを開発か=報道
格付け会社ムーディーズは、仮想通貨ステーブルコインの評価システムを開発していることがわかった。ブルームバーグの情報筋が、開発の現状や評価付けの概要を説明している。
CoinPost
01/12 (木)
ステーブルコインで米国債に投資、Ondo Financeがイーサリアムでローンチ
米国債などに投資する機関クラスのオンチェーンファンドOndo Financeが、イーサリアムブロックチェーンでローンチした。ステーブルコインを使った債券投資から最大8%の利回りを得ることができる。
CoinPost
01/11 (水)
仮想通貨取引所Crypto.com、カナダでUSDT取扱廃止に
仮想通貨取引所Crypto.comはカナダで米ドルステーブルコインUSDTの取り扱いを中止することを発表した。オンタリオ州証券委員会の方針に従う形だ。
CoinPost
01/06 (金)
CoinGate「2022年の仮想通貨決済数は前年比63%増」
仮想通貨決済プロセッサー企業CoinGateは、2022年にかけてeコマース分野の仮想通貨決済が前年比63%増加したことを発表した。新規加盟店登録件数は前年比48%増、売上高も前年比60%増加した。
CoinPost
12/27 (火)
仮想通貨ウォレットBitKeepハッキング、被害総額は10億円超か
仮想通貨ウォレットのBitKeepは、一部のユーザーの資産が盗難されたことを公表。イーサリアムなどの盗難された銘柄や被害総額など、詳細が少しずつ報告されている。
CoinPost
12/26 (月)
ビットコインのボラティリティ過去最低に、ステーブルコイン占有率は最高水準
年末年始の閑散相場で薄商いの中、暗号資産(仮想通貨)ビットコインのボラティリティは過去最低に達した。テザー(USDT)などステーブルコイン占有率は最高水準を維持する。
CoinPost
12/22 (木)
バイナンス、8つの通貨ペアを提供廃止へ SNS更新停止などが原因か
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは21日、一部の通貨ペアの取引廃止を発表した。SNSの活動休止が原因か。
CoinPost
12/14 (水)
米テザー社、USDTの資産信頼性を強化へ
米テザー社は、今後2023年中にかけてステーブルコインUSDT準備金のうち担保付融資をゼロにすると発表した。貸付事業のリスクを指摘する報道に応じたものだ。
CoinPost
12/09 (金)
米コインベース、ステーブルコインUSDCへの乗り換えキャンペーン実施
米大手仮想通貨取引所コインベースは、ステーブルコインUSDTからUSDCへの取引手数料をゼロにしたことを発表した。安全資産としてUSDCを打ち出しているが、仮想通貨ユーザーから批判も集めている。
CoinPost

テザー(USDT)の概要

Tether(テザー)とは、米ドルや日本円等の法定通貨とほぼ連動した価値を持つ仮想通貨として、仮想通貨と法定通貨のギャップを埋めるために誕生した。安定した取引価格をもつ「ステーブルコイン」の代表格である「USDT」を発行する。

テザーでは、米ドルにペッグした「USDT」のほかにも、ユーロにペッグした「EURT」、中国元にペッグした「CNHT」、またゴールドにペッグした「XAUT」の計4コインを提供。

特徴

テザーによるステーブルコインは、香港に拠点を置く運営母体のテザー社が、法定通貨の管理、そしてProof of Reserves(PoR)というシステムによって2015年から発行。

テザーは当初、ビットコインのブロックチェーン技術に基づいて発行され、2017年6月にはライトコイン・ブロックチェーンに移行。その後18年1月からはイーサリアム・ブロックチェーンも並行して採用されており、イーサリアム上でERC20トークンとして主に発行される。

現在ではさらにTRON、EOS、アルゴランド、ソラナおよびOMGなどのブロックチェーン上でも発行されている。

ユースケース

仮想通貨の価格が急落した際、現金化する代わりに資産の逃避先としてUSDTが用いられたり、USDTによって取引所間での資金の移動を迅速に行うことができる。これは、他のコインとのアービトラージトレード(裁定取引)にも有利となる。

また、USDTは米ドルにペッグされていることから、米ドル以外の法定通貨を(米ドルに対して価値が高いときに)USDTに交換することで、FXスタイルの取引ができることや、法定通貨での入出金に対応していない取引所での仮想通貨取引においても便利だ。

不正・訴訟問題

テザー社によれば、発行されたテザーは、テザー社が預託している対応する法定通貨によって、1:1の比率(すなわち、1USDT=1ドル)での裏付けがあるとされていた。元々の1:1の資産は米ドルだったが、他の法定通貨や資産、そして貸付債権なども担保として含まれるようになっている。

米ドルに連動したステーブルコインであるUSDTは、ドルとの1:1の等価交換を保証していることが大前提だ。しかし過去には発行されているUSDTの26%は裏付け資産がないと報じられたり、テザー社の関連会社である仮想通貨交換所Bitfinexとともに、8.5億ドル(930億円)不正融資疑惑を巡り訴訟問題に発展したこともある(21年2月、日本円にして約20億円相当の和解金を払い決着)。

また最近では、事業の性質について銀行に虚偽の申告をしたとして、米司法省の捜査対象となっている。

裏付け資産問題

ステーブルコインを「ステーブル」にするためには裏付け資産が必要となるが、テザーは長きにわたり「実際にドルの裏づけがあるのか」という疑惑を指摘されてきた。

21年3月、テザー社はそうした批判に応え、USDTの謎に包まれていた準備資産の情報を初公開したものの、資産内訳を示すのに時間がかかったことや、テザー社によるリスキーな準備資産配分の選択、そして完全な情報開示を行わないことに関し、依然として専門家から批判されている。