テザー(USDT)|投資情報・リアルタイム価格チャート

ニュース 基礎情報 関連記事
11/14 (月)
Crypto.com、540億円相当のイーサリアムを誤送金 全資産返還済
Crypto.comが約544億円相当の仮想通貨イーサリアムを、別の取引所に誤って送金していたことがツイッターユーザーに指摘された。同社のKris Marszalek CEOがその事実を認め、経緯を説明する事態となった。
CoinPost
11/01 (火)
テザー社、銀行詐欺の調査が再開したとの報道を否定
仮想通貨ステーブルコインUSDTを発行するテザー社は、米司法省の調査を再び受けているというブルームバーグ報道を否定。公式声明を発表した。
CoinPost
10/21 (金)
テザー社、ブラジルのATM2万台超でUSDTを利用可能に
テザー社は、ブラジルのATM2万台以上でステーブルコインUSDTを利用できるようにすると発表した。USDTのブラジルレアルへの変換なども可能にする。
CoinPost
10/14 (金)
米テザー社、コマーシャルペーパーをUSDT準備金から完全に排除
仮想通貨USDTなどを発行する米テザー社は、ステーブルコイン準備金からコマーシャルペーパーを完全に削除したと発表した。
CoinPost
10/13 (木)
ドミニカ国、トロン(TRX)など国家通貨として承認 ビットコイン以外では初
カリブ海の島国ドミニカ国は仮想通貨トロン(TRX)など7銘柄を国家通貨として承認。また、トロンプロトコルを国家のブロックチェーン・インフレとして認定した。
CoinPost
10/09 (日)
週刊仮想通貨ニュース|バイナンススマートチェーンの一時停止に注目集まる、マウントゴックスの弁済手続きで進展など
今週は、バイナンススマートチェーンが一時停止したニュースが最も多く読まれた。そのほか、仮想通貨取引所マウントゴックスの弁済手続きが進展したことなど、一週間分の情報をお届けする。
CoinPost
10/05 (水)
マクドナルドで仮想通貨支払い開始 テザー社とスイスのルガーノ市が連携
米テザー社とスイスのルガーノ市は、仮想通貨決済企業GoCryptoとの協業を発表。ビットコイン(BTC)やテザー(USDT)など3銘柄をマクドナルドなどで利用できるようにし、決済導入を加速させる。
CoinPost
10/04 (火)
テザー社「USDTの準備資産は58%超が米短期国債」
仮想通貨ステーブルコインUSDTを発行するテザー社のCTOは、準備資産の58%超が米短期国債になったことを発表。コマーシャルペーパーの保有額も公表している。
CoinPost
09/24 (土)
テザーUSDT、ポルカドットでローンチ
仮想通貨ステーブルコイン発行最大手のテザーは23日、ポルカドットネットワークでUSDTをローンチすることを発表した。
CoinPost
09/22 (木)
テザー社、USDT準備金に関する証拠提出命令について見解示す
テザー社は、米地裁によるステーブルコインUSDT準備金に関する証拠提出命令について見解を示した。慣例的なもので原告の主張を立証するものではないとしている。
CoinPost

テザー(USDT)の概要

Tether(テザー)とは、米ドルや日本円等の法定通貨とほぼ連動した価値を持つ仮想通貨として、仮想通貨と法定通貨のギャップを埋めるために誕生した。安定した取引価格をもつ「ステーブルコイン」の代表格である「USDT」を発行する。

テザーでは、米ドルにペッグした「USDT」のほかにも、ユーロにペッグした「EURT」、中国元にペッグした「CNHT」、またゴールドにペッグした「XAUT」の計4コインを提供。

特徴

テザーによるステーブルコインは、香港に拠点を置く運営母体のテザー社が、法定通貨の管理、そしてProof of Reserves(PoR)というシステムによって2015年から発行。

テザーは当初、ビットコインのブロックチェーン技術に基づいて発行され、2017年6月にはライトコイン・ブロックチェーンに移行。その後18年1月からはイーサリアム・ブロックチェーンも並行して採用されており、イーサリアム上でERC20トークンとして主に発行される。

現在ではさらにTRON、EOS、アルゴランド、ソラナおよびOMGなどのブロックチェーン上でも発行されている。

ユースケース

仮想通貨の価格が急落した際、現金化する代わりに資産の逃避先としてUSDTが用いられたり、USDTによって取引所間での資金の移動を迅速に行うことができる。これは、他のコインとのアービトラージトレード(裁定取引)にも有利となる。

また、USDTは米ドルにペッグされていることから、米ドル以外の法定通貨を(米ドルに対して価値が高いときに)USDTに交換することで、FXスタイルの取引ができることや、法定通貨での入出金に対応していない取引所での仮想通貨取引においても便利だ。

不正・訴訟問題

テザー社によれば、発行されたテザーは、テザー社が預託している対応する法定通貨によって、1:1の比率(すなわち、1USDT=1ドル)での裏付けがあるとされていた。元々の1:1の資産は米ドルだったが、他の法定通貨や資産、そして貸付債権なども担保として含まれるようになっている。

米ドルに連動したステーブルコインであるUSDTは、ドルとの1:1の等価交換を保証していることが大前提だ。しかし過去には発行されているUSDTの26%は裏付け資産がないと報じられたり、テザー社の関連会社である仮想通貨交換所Bitfinexとともに、8.5億ドル(930億円)不正融資疑惑を巡り訴訟問題に発展したこともある(21年2月、日本円にして約20億円相当の和解金を払い決着)。

また最近では、事業の性質について銀行に虚偽の申告をしたとして、米司法省の捜査対象となっている。

裏付け資産問題

ステーブルコインを「ステーブル」にするためには裏付け資産が必要となるが、テザーは長きにわたり「実際にドルの裏づけがあるのか」という疑惑を指摘されてきた。

21年3月、テザー社はそうした批判に応え、USDTの謎に包まれていた準備資産の情報を初公開したものの、資産内訳を示すのに時間がかかったことや、テザー社によるリスキーな準備資産配分の選択、そして完全な情報開示を行わないことに関し、依然として専門家から批判されている。