テザー(USDT)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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07/02 (火)
TON上のUSDT、フィリピンの社会保障制度支払いで使用可能に 
米テザー社はWeb3企業Uquidと提携し、ステーブルコインUSDTをフィリピンの社会保障制度拠出金支払いに使用できるようにした。
CoinPost
06/25 (火)
ステーブルコインUSDT、アルゴランドとEOSで発行終了
ステーブルコインUSDTを発行するテザーは24日、アルゴランドとEOSという2つのブロックチェーンへの対を終了するを発表した。
CoinPost
06/19 (水)
Uphold、欧州MiCA法準拠でUSDTなどのステーブルコイン上場廃止へ
仮想通貨取引所Upholdは、欧州のMiCA規制環境に備え、7月1日までに欧州市場でUSDTを含むすべてのステーブルコインを上場廃止する。
CoinPost
06/18 (火)
テザー、ゴールド裏付けの新たなステーブルコイン「aUSDT」発表
ステーブルコインUSDTの発行企業テザーは、「Alloy by Tether」と呼ばれる新しい仮想通貨カテゴリーを発表した。
CoinPost
06/12 (水)
ステーブルコイン発行企業テザー、今後1年間10億ドル超の投資見通し
同社はすでにステーブルコインの発行で保有している米国債から巨額の利益を出しており、24年1Q(1月から3月)では約14兆円の米国債保有だった。
CoinPost
06/06 (木)
テザー社、XREXに29億円出資 新たなステーブルコイン「XAU1」立ち上げへ
米テザー社は、ブロックチェーン企業XREXに約29億円の戦略的投資を行うと発表した。新興市場でUSDTベースの決済を促進していく。
CoinPost
05/18 (土)
仮想通貨取引所クラーケン、欧州でUSDT非対応を検討
テザーCEOは最近、MiCA規制を批判し、仮想通貨USDTで規制を受けるつもりはないと述べた。この姿勢が、欧州で事業を行っているクラーケンが、それらの通貨ペアの提供を停止する理由と見られる。
CoinPost
05/14 (火)
テザー社CEO、リップル社CEOを非難「ステーブルコインUSDTに対する不安を広めている」
ステーブルコインUSDTを発行するテザー社のパオロ・アルドイノCEOは、「米国政府はテザーを狙っている」というリップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOの発言を強く非難する声明を出した。
CoinPost
05/13 (月)
リップルCEO「米国政府は、ステーブルコインUSDT発行企業のテザー社を標的にしている」
リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOはインタビューで、米国政府がステーブルコインUSDTの発行企業テザーに監視の目を強めていることを注視していると語った。
CoinPost
05/02 (木)
ビットコイン投資も貢献 テザー社、1Qの利益が45億ドル超で過去最高に
仮想通貨ビットコインへの投資も貢献し、ステーブルコイン発行企業テザー社の24年1Qの利益が45億ドル超となり過去最高に。同社は、初めてグループの純資産を報告した。
CoinPost

テザー(USDT)の概要

テザー(USDT)は、米ドルの価値に1:1で連動するステーブルコインです。つまり、1ドル=1USDTに安定するように運営されています。

開発したのはテザー社で、USDTは2015年にローンチされました。USDTは、ステーブルコインの時価総額では1位の座を長期に渡って維持しています。

テザー社はビットコイン支持者らが創設。創設の目的は法定通貨をデジタル上で使えるようにすることです。同社はUSDT以外にも、ユーロに連動する「EURT」、中国人民元に連動する「CNHT」などのステーブルコインも発行しています。

ステーブルコイン「USDT」

USDTは、24年5月時点で時価総額世界第3位の仮想通貨です。これは仮想通貨全体の順位で、ビットコイン、イーサリアムに次ぐ順位を維持しています。

ドルと価値が連動するように発行・運営されているため、市場に循環しているUSDTは、全てドルや現金同等物によって裏付けられているとテザー社は説明しています。また、時には他の資産を裏付けに使っているとも述べています。

USDTなどのステーブルコインにとって、裏付け資産が100%所持されているかは非常に重要です。裏付け資産がないと、ユーザーの償還に即座に応じられない事態が起こりえます。

テザー社を巡っては過去に、裏付け資産のないUSDTを発行しているとの疑惑がありましたが、現在は公式ウェブサイトで裏付け資産の金額を常に公開しており、四半期ごとに監査企業に調査もしてもらって、透明性向上に努めています。

5つの注目点

1.ステーブルコインで時価総額1位、増え続ける供給量

上述した通り、USDTはステーブルコインの中では時価総額が1位です。24年5月現在でUSDTの時価総額は1,100億ドル(約17兆円)。ステーブルコインで時価総額2位のUSDコイン(USDC)は330億ドル(約5兆円)で3倍以上の差があります。

1USDTは1ドルになるように運営されているため、米ドルの時価総額と供給量はほとんど一致しています。USDTは発行が一時的に落ち着いたり、供給量が減少したりすることもありますが、長期間で見れば増え続けています。つまり、それだけ需要を維持しているということです。

2.テザー社の業績好調、23年の純利益はゴールドマン・サックスの8割

USDTの発行元であるテザー社は業績が好調です。24年1Q(1月から3月)のグループ全体の利益は45.2億ドル(当時のレート約7,053億円)で、これは過去最高だったと説明しています。

この利益に最も貢献しているのは、ステーブルコインの発行・運用で保有している米国債。決算発表では、直接・間接的に保有する米国債は900億ドル(同約14兆円)相当で、ここから前例のない利益を得たと述べています。また、同社はビットコインも購入・保有しています。

23年の純利益を巡っては、米大手投資銀行ゴールドマン・サックスの同年の純利益の78%に及ぶとのデータが公開されました。テザー社の社員の人数は約100人で、4.9万人のゴールドマン・サックスと比べると、一人当たりの利益率が相対的に高いことが判明しています。

3.仮想通貨取引での高い需要、支払いでの利用も進む

ステーブルコインであるUSDTには、多くのユースケースがあります。代表的な用途は、仮想通貨取引における基軸通貨としての役割です。海外の取引所では、USDT建てで多くの銘柄の取引ができるようになっています。

また、仮想通貨としての特徴を有しているため、相場が急落した際、現金化する代わりに資産の逃避先としてUSDTが使われることがあります。ほかにも、取引所間での資金の移動を迅速に行うことができるため、アービトラージトレード(裁定取引)に使うことも可能です。

さらに、USDTは米ドルの価値に連動していることから、米ドル以外の法定通貨を(米ドルに対して価値が高いときに)USDTに交換することで、FXスタイルの取引もできます。

ほかにも、支払いに使いやすいこともステーブルコインの大きな特徴の1つ。過去にはスイスのマクドナルドやアルゼンチン・ブエノスアイレスの中央市場にUSDTが導入されたことが明らかになっています。

4.ユーザー体験の向上へ、マルチチェーンに対応

テザー社は、USDTを発行・利用できるブロックチェーンを増やすように努めています。24年5月現在でイーサリアム、ソラナ、アバランチなど、多くの著名なチェーンで使用できるようになっています。

USDTの発行量の首位はトロン(TRX)ブロックチェーン。Tether社の公開情報によると、約590億USDTがトロンで利用されています。

公式サイトでは、チェーンごとの循環量を公開。これはテザー社の透明性を高める取り組みの一環です。

5.テザー社が新部門創設、USDT超えて最先端技術提供へ

業績が好調なテザー社ですが、24年4月には、ステーブルコインを超えた包括的な幅広いインフラ・ソリューションを世界で提供していくとして、事業部門を4つに再編する計画を発表しました。

取り組む分野としては、個人・コミュニティ・都市・国のニーズに適応する持続可能なソリューション、ビットコインマイニング、人工知能(AI)インフラ、分散型通信プラットフォームを挙げています。

ステーブルコインについては、「テザーファイナンス」という部門で運営すると説明。これはデジタル資産サービス部門で、従来からのステーブルコイン製品と金融サービスを提供し、今後は資産トークン化プラットフォームなどの金融インフラにも取り組んでいく予定だと述べています。

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