テザー(USDT)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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08/08 (月)
仮想通貨取引所Bitget、270億円のユーザー保護ファンドを設立
シンガポールの仮想通貨取引所Bitgetはユーザー資産の補償を目的としたファンドの設立を発表。270億円規模のビットコイン(BTC)とテザー(USDT)を運用して顧客資産の保護を図る。
CoinPost
08/04 (木)
仮想通貨取引所ZB、総額6億円以上の資金流出が発生か
中華系の大手仮想通貨ZB.comはメンテナンスを理由に、顧客資産の入出金停止を表明。その後、オンチェーン上のデータから同取引所が6億円相当のハッキング被害に遭った可能性が浮上している。
CoinPost
07/26 (火)
テザー社とBitfinex、P2Pビデオ通話アプリのアルファ版をローンチ
ステーブルコインUSDTなどの発行企業テザー社と、仮想通貨取引所Bitfinexは、P2P無料ビデオ通話アプリ「Keet」のアルファ版をローンチ。開発目的や今後の計画が明らかになった。
CoinPost
07/21 (木)
超党派のステーブルコイン法案、米下院議員間で合意間近か
米国でステーブルコイン法制化の動きが加速しており、早ければ来週にも下院金融サービス委員会で法案の最終折衝が行われる可能性がある。
CoinPost
07/14 (木)
欧州中央銀行、ステーブルコインの「効果的な規制」を呼びかけ
欧州中央銀行は11日、仮想通貨に関する金融リスクと政策の影響を分析した報告書を発表。ステーブルコインについて深く掘り下げ、規制整備の重要性を訴えた。
CoinPost
07/09 (土)
テザー社、セルシウスのポジションを清算
テザー社は、仮想通貨企業セルシウスネットワークのポジションを清算。今回の融資がビットコイン建てだったことなど、清算のプロセスについて説明した。
CoinPost
07/05 (火)
メタバース上の火星を開拓、NFTゲーム「Mars4」とは
Mars4とは 「Mars4」は、メタバース(仮想現実)上の火星を舞台とした3DのNFT(非代替性トークン)ゲームです。プレイヤーは入植者として、火星の大地を探索しつつ資源を収…
CoinPost
06/29 (水)
取引所XT.com、NFTゲームTales of Xtalniaの独自トークンXTAL上場
暗号資産取引所XT.comは、NFTゲーム「Tales of Xtalnia」のメイントークンXTALが、同取引所に上場したことを発表した。
CoinPost
06/29 (水)
消費者指数悪化を受け米国株安、ビットコインなど仮想通貨市場も連れ安に
28日に発表された米CB消費者信頼感指数の悪化で反発基調にあった米国株が大幅反落。ビットコインなど仮想通貨市場も連れ安となった。テザー(USDT)へのヘッジファンドの空売りが指摘されるほか、機関投資家も売却を進めるなど厳しい情勢が続く。
CoinPost
06/28 (火)
ヘッジファンドがUSDT空売り、テザー社は償還可能性を強調
米テザー社の最高技術責任者は、ヘッジファンドがステーブルコインUSDTを空売りしていることを認め、その上で改めてUSDTの堅牢性について語った。
CoinPost

テザー(USDT)の概要

Tether(テザー)とは、米ドルや日本円等の法定通貨とほぼ連動した価値を持つ仮想通貨として、仮想通貨と法定通貨のギャップを埋めるために誕生した。安定した取引価格をもつ「ステーブルコイン」の代表格である「USDT」を発行する。

テザーでは、米ドルにペッグした「USDT」のほかにも、ユーロにペッグした「EURT」、中国元にペッグした「CNHT」、またゴールドにペッグした「XAUT」の計4コインを提供。

特徴

テザーによるステーブルコインは、香港に拠点を置く運営母体のテザー社が、法定通貨の管理、そしてProof of Reserves(PoR)というシステムによって2015年から発行。

テザーは当初、ビットコインのブロックチェーン技術に基づいて発行され、2017年6月にはライトコイン・ブロックチェーンに移行。その後18年1月からはイーサリアム・ブロックチェーンも並行して採用されており、イーサリアム上でERC20トークンとして主に発行される。

現在ではさらにTRON、EOS、アルゴランド、ソラナおよびOMGなどのブロックチェーン上でも発行されている。

ユースケース

仮想通貨の価格が急落した際、現金化する代わりに資産の逃避先としてUSDTが用いられたり、USDTによって取引所間での資金の移動を迅速に行うことができる。これは、他のコインとのアービトラージトレード(裁定取引)にも有利となる。

また、USDTは米ドルにペッグされていることから、米ドル以外の法定通貨を(米ドルに対して価値が高いときに)USDTに交換することで、FXスタイルの取引ができることや、法定通貨での入出金に対応していない取引所での仮想通貨取引においても便利だ。

不正・訴訟問題

テザー社によれば、発行されたテザーは、テザー社が預託している対応する法定通貨によって、1:1の比率(すなわち、1USDT=1ドル)での裏付けがあるとされていた。元々の1:1の資産は米ドルだったが、他の法定通貨や資産、そして貸付債権なども担保として含まれるようになっている。

米ドルに連動したステーブルコインであるUSDTは、ドルとの1:1の等価交換を保証していることが大前提だ。しかし過去には発行されているUSDTの26%は裏付け資産がないと報じられたり、テザー社の関連会社である仮想通貨交換所Bitfinexとともに、8.5億ドル(930億円)不正融資疑惑を巡り訴訟問題に発展したこともある(21年2月、日本円にして約20億円相当の和解金を払い決着)。

また最近では、事業の性質について銀行に虚偽の申告をしたとして、米司法省の捜査対象となっている。

裏付け資産問題

ステーブルコインを「ステーブル」にするためには裏付け資産が必要となるが、テザーは長きにわたり「実際にドルの裏づけがあるのか」という疑惑を指摘されてきた。

21年3月、テザー社はそうした批判に応え、USDTの謎に包まれていた準備資産の情報を初公開したものの、資産内訳を示すのに時間がかかったことや、テザー社によるリスキーな準備資産配分の選択、そして完全な情報開示を行わないことに関し、依然として専門家から批判されている。