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イーサリアム共同創業者:ウォールストリートは「数千兆円」を仮想通貨市場に投入する

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イーサリアム共同創業者「ウォールストリートは数十兆ドル(数千兆円)を仮想通貨市場に投入する」
6月22日、イーサリアム共同創業者のCharles Hoskinson氏は「一連の規制の波が過ぎ去った後、ウォールストリートは仮想通貨市場に数十兆ドルの資金を投入するのではないか。」とツイートしました。
「数十兆ドル」は米国株式市場時価総額に匹敵
現在の仮想通貨市場は約30兆円に過ぎず、「数十兆ドル(数千兆円)」は米国株式市場の時価総額に匹敵します。4月頃から米国の金融機関や仮想通貨取引所が、機関投資家が仮想通貨市場に参入するためのツールを整備しています。

イーサリアム共同創業者のCharles Hoskinson氏は6月22日、Twitter上で「一連の規制の波が過ぎ去った後、ウォールストリートが数十兆ドル(数千兆円)を仮想通貨市場に投入するだろう」とツイートしました。

参考までに、現在の仮想通貨市場は約30兆円に過ぎず、米国株式市場の時価総額で4000兆円程度です。

莫大な資金を仮想通貨市場に投じるか

イーサリアムの共同創業者であるCharles Hoskinson氏(以下、Hoskinson氏)は、Twitter上で、「ウォールストリートが数十兆ドル(数千兆円)の資金を仮想通貨に投じるだろう」とツイートしました。

Hoskinson氏は、ウォールストリートが仮想通貨市場に大量の資金を投入する機会を伺っていると言います。

規制の波が過ぎ去った後、ウォールストリートは行き場の無い資金を仮想通貨市場に投じるだろう。

その額は、数十兆ドル(数千兆円)にも及ぶ。

「数十兆ドル」は、米国株式市場に匹敵する規模

「数十兆ドル」とはいったいどのくらいの規模なのでしょう?

これは現在の仮想通貨市場の時価総額、約2750億ドル(約30兆円)と比較にならない規模です。

「数十兆ドル(数千兆円)」がどのくらいの規模であるのかを把握するために、様々な市場の時価総額と比較しました。

各市場の市場規模
市場 時価総額(概算)
デリバティブ
13京円
法定通貨(世界)
9000兆円
株式(世界)
8000兆円
米国株式
4000兆円
米ドル
1800兆円
金(ゴールド)
850兆円
仮想通貨
30兆円

この表を見ると、Hoskinson氏の指摘する「数十兆ドル」は金の時価総額を遥かに凌駕し、米ドルや米国株式市場の時価総額に匹敵する規模になります。

ウォールストリートの機関投資家は仮想通貨市場への参入機会を伺う

ウォールストリートの機関投資家は、仮想通貨市場への参入機会を虎視眈眈と伺っています。

5月には、米ゴールドマンサックス傘下のFintechスタートアップCircleが仮想通貨市場のボラティリティを軽減させるためにステーブルコインを発行すると発表しています。

また、米大手取引所のCoinbaseは、自社の商品が機関投資家が仮想通貨市場に参入するきっかけになると話しています。

さらに、NASDAQは、4月に仮想通貨取引所Geminiと提携し、独自の仮想通貨取引プラットフォーム開設もほのめかしています。

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