CoinPostで今最も読まれています

米著名投資家Tim Draper氏の曲げない価格予想|ビットコインは2020年までに2,800万円に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Tim Draper氏のビットコイン価格予想
9月5日から7日にかけて開催されたCrypto Finance Conference 2018にて、SkypeやTeslaなどへの投資を成功させ、Draper Universityなどの創業者であるDraper氏は、2020年までにビットコイン価格が2,800万円に到達するという予想を持ち続けていることを明らかにした。
立法者の充実の必要性と仮想通貨分野への女性進出
さらにCrypto Finance Conference 2018では、オバマ政権下でホワイトハウスのテクノロジー政策アドバイザーも務めたForde氏が現状の立法者としてテクノロジー分野出身の人々が僅か4%しかいないことを問題視していることを明かした。一方で、多くの女性が仮想通貨業界で活躍していることが注目された。

Tim Draper氏のビットコイン価格予想

先日9月5日から7日にかけて仮想通貨やブロックチェーン技術に関する会議Crypto Finance Conference 2018(CFC2018)がカルフォルニアで開催されました。

そのCFC2018では、同業界における起業家、投資家、著名人が多く集まり、そのチケットは発売初日にて完売するほど人気のあるイベントとなりました。

その中で、SkypeやHotmail、Baidu、Teslaなどへの投資を成功させ、Draper UniversityやDraper Associatesなどの創業者であるTim Draper氏(以下、Draper氏)が2020年までにビットコイン価格が250,000ドル(約2,800万円)に達するとの予想を改めて発表しました。

彼は、今年4月にも2018年末までにビットコイン価格は25,000ドル(約280万円)に到達し、4年後までに250,000ドル(約2,800万円)に達すると予想していたことから、その長期的な予想を変わらず持ち続けていることが明らかになっています。

さらに、9月11日にシンガポールにて開催されたDeal Street Asia’s VC SummitでもDraper氏はビデオコールで出演し、以下のように言及しました。

インターネットも、最初大きな高まりがあったかと思えば、大きな崩壊が来て、(仮想通貨業界と)同様のことが起こった。

しかし、インターネットは、その後、さらに最初の高まりよりも遥かに大きな高まりに恵まれた。そして、ビットコインも同じ軌跡を辿るのではないかと考えている。

恐らく、今後多くの産業において、今まで考えられもしなかったような変革が起きるのではないだろうか。

インターネットは、100億〜1,000億ドル(1兆〜10兆円)規模の市場を対象としていたが、仮想通貨は、金融、ヘルスケア、保険、銀行業、投資銀行業、そして、政府も含めた数兆ドル(数百兆円)規模の市場に焦点を当てていくだろう。

テクノロジーを理解した立法者の必要性と仮想通貨分野への女性進出

さらに、Draper氏の強気のビットコイン価格予想だけでなく、CFC2018では立法者の現状および、女性の活躍についても言及されました。

オバマ政権下でホワイトハウスのテクノロジー政策アドバイザーも務めたBrian Forde氏は、議会におけるテクノロジー分野出身の人材が少ないことに警報を鳴らしました。

現時点で、アメリカの議会にはテクノロジー分野出身の人が僅か4%しか在籍していなく、仮想通貨のような先駆的な技術においてアメリカが世界を牽引していく立場にのし上がるためには、立法者も含む公式機関がその分野を充分に理解することが求められていると言及しました。

そして、CFC2018では、ヨーロッパにおけるビットコイン規制、普及の再定義を主張した欧州議会のEva Gaili氏やCointelegraphで副編集長を務めるCatherine Ross氏、Day One Ventures創業者のMasha Drokova氏、世界最大の仮想通貨女性コミュニティCrypto QueensのAnu Bhardwaj氏など、仮想通貨業界で活躍する多くの女性の存在が注目視されています。

CoinPostの関連記事

中長期的な下落相場の中、仮想通貨著名人5名はなぜ「強気予想」を崩さないのか
仮想通貨界内外で実績を残してきた5名の著名人は、中長期的な下落相場にある中でも、仮想通貨相場に対する強気予想を崩していない。それぞれの主張をまとめた。
ビットコイン価格、67万円以上を上回るなら2019年までに336万円に到達
テクニカル分析では、6000ドル(約67万円)のラインを今後も上回り続けるなら価格上昇が始まり、この上昇サイクルは2019年2月まで続くとされている。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/17 金曜日
12:00
世界最大の証券清算機関DTCC、チェーンリンク活用した「Smart NAV」を実験
世界最大の証券清算・保管機関DTCCは、チェーンリンクを活用した「Smart NAV」の実証実験を行った。JPモルガンなど金融大手10社が参加している。
11:10
Slash Fintech、暗号資産決済でVプリカ販売サービス開始 NFT特典も実施中
Slash FintechがVプリカ販売サービスを開始。暗号資産(仮想通貨)決済でVプリカ購入可能。特典としてSlash Genesis NFTをプレゼント。利用方法から使い方まで解説。
10:00
ブラックロックのビットコインETF、アナリストが高評価
ブラックロックの仮想通貨ビットコインETFの購入者数は記録的な数字であると、ブルームバーグのシニアアナリストが高評価。レポートが提出され、ビットコインETFのパフォーマンスを分析した。
09:30
SECの仮想通貨保管ガイドライン覆す決議案、米両院で可決
米連邦議会上院は、下院に続き、SECが発行した仮想通貨の保管に関する会計公報を覆す決議案を可決した。議員やSECがコメントを発表している。
08:35
TON基盤の「Notcoin」、800億トークンをエアドロップ
仮想通貨NOTトークンはエアドロップの実施に際しBybitやOKX、バイナンスに新規上場した。現在0.0075ドルで取引されている。
08:00
「BTCの短期の上値余地は限定的」JPモルガン
仮想通貨ビットコインの短期の上値余地は限定的であるとJPモルガンは予想。他にもビットコインの生産コストやマイナーの状況を分析した。
07:10
モルガン・スタンレー、420億円相当のビットコインETFを保有
米金融大手のモルガン・スタンレーが第1四半期の時点(3月末まで)で、420億円相当の仮想通貨ビットコインの現物ETFを保有していたことが13F書類で確認された。
06:20
ソラナ基盤のリステーキングSolayer、わずか45分で目標の31億円入金上限額を達成
Solayerの「epoch 0」は招待のみのアクセスで、仮想通貨ソラナネイティブステーキング、mSOL、JitoSOL、bSOL、INFのステーキングを対象としたもの。TVLが最も高いのは、mSOLで、833万ドルに達した。
05:45
コインベース、3つのソラナ銘柄の永久先物提供
米仮想通貨取引所大手コインベースは16日、3つのソラナ基盤の銘柄のパーペチュアル先物取引を新たに提供した。JupiterやJitoが対象となった。
05/16 木曜日
15:14
アークとフィデリティが牽引するビットコインETFの資金流入
米国のビットコイン現物ETFに巨額の資金流入が2日間続いている。直近ではブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)への資金流入が一服した一方、ARKBとFBTCが注目され、累積純流入額は121億ドルに達した。暗号資産(仮想通貨)投資信託に対する直近の流入動向を分析。
14:30
メタマスク、ボット対策の取引機能を提供開始
米Web3ソフトウェア企業Consensysは、 仮想通貨ウォレットのMetaMaskで同社が開発した新技術「スマート・トランザクション」が利用可能になったと発表した。
14:10
米デリバティブ大手CME、ビットコイン現物取引の提供を計画
現物の仮想通貨ビットコインへの直接アクセスは、規制された最大のデリバティブプラットフォームを通じて、金融商品として本格的な普及につながる見込みだ。
13:04
SBI VCトレード、ジパングコインの貸暗号資産で特別年率を提供
暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードがジパングコイン取扱いを開始し、貸コインで年率99%の特別キャンペーンを実施中。デジタルゴールドでインカムゲインを得る機会が期間限定で提供される。
13:00
米資産運用大手Vanguard、ビットコインETFに前向きな新CEO就任へ
バンガードは、ブラックロックでIBITの立ち上げを主導したラムジ氏を新CEOに指名。ビットコインETFに対する同社の姿勢が変化する可能性が注目される。
11:10
米ミレニアム、3000億円近くのビットコインETFを保有
米ヘッジファンド大手のミレニアム・マネジメントが第1四半期の時点で、20億ドル相当の仮想通貨ビットコイン現物ETFを保有していたことが確認された。他の複数のヘッジファンドも投資していたことがわかった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア