Ontology 情報（日本語要約）

Ontologyメインネット開設3周年を記念し、「Harbinger Program v2」開始を発表。Harbingerになるには、ブロックチェーン・仮想通貨・分散型アイデンティティ・データに関心を持つこと、Ontologyを支持し発展に関心を示すことが必要である。

今週のレポートでは、EVMの開発が完全に完了し、Ethereumのコントラクトエコシステムと完全互換設計がされていることを報告。またメインネット開設3周年を発表し3年間の一連レポートをまとめた動画の掲載に関する説明、WingのEthereum FlashPoolがUST・USDC・DAIに対応したことなどをまとめている。

Ontologyは、Consensus 2021のライブセッションの記録を公開した。Ontologyが音楽配信プラットフォーム「ROCKI」にDIDソリューション提供に関する内容や、OntologyがMicroWorkers社が提携し、グローバルなフリーランス・マーケットプレイスの強化に関する内容、またONTO IDの受益者に関する内容を記載。

Ontology技術チーフのケンダル・マオ氏が中国NFTサミットに登壇し、Ontologyの分散型IDプロトコルと、資格情報を検証する方法、様々な採用シナリオなどを議題としてスピーチをしたことを発表。

ApeSwapのPolygon（MATIC）がONTOウォレットに統合を発表。WMATIC - BANANAプールでステーキングすることができる。

2021年6月のOntologyの開発進捗状況については、EVM統合デザインおよびETH RPCサポートは完全に完了。同社TestNetで稼働している。またプロダクトについては、ONTO v3.8.5をリリースした。

2021年7月1日、OntologyはEthereum Virtual Machine（EVM）の開発完了を発表。それにより、スマートコントラクトプラットフォームに初めて対応し、より早いブロック生産速度と低い手数料を提供する。

Ontologyはメインネットの設立3周年を迎えたことを記念し、創業者のLi Jun氏は「コロナにより促進されたデジタル経済の急速拡大により、ユーザーのIDとデータの保護がますます重要となっている。このような需要に対応するため、Ontologyはこの3年間でプライバシーやデジタルIDに特化した複数の製品を提供し、相互運用可能なオープンブロックチェーンへと成長してきた。今後将来に向けて、新たなパートナーシップから技術的な進歩を期待している」とコメントしている。

今週のレポートでは、オントロジーのEVM統合設計は完全に完了しており、開発の進捗率は60%、ETH RPCサポートの進捗は95％、新たなEthereumアカウントシステムの進捗は70％であった。

2021年6月23日、WINGファイナンスのコミュニティオークションの開始を発表。ＯNTOウォレットからのみアクセスすることが可能。また、今月の収益の50%が、WINGトークンの買い戻しと焼却に利用される。

「メタバース」のかつての架空の概念は急速に現実のものになりつつあり、オントロジーはこの進化するエコシステムの不可欠な要素として設計されている。

2021年6月21日、ONTが900,000人以上のユーザーを持つ、インドの最大手で、最も成長している仮想通貨取引所である「WazirXIndia」に上場されたことを発表。ONT/INRおよびONT/USDTペアで取引可能。