Ontology 情報（日本語要約）

Ontologyの最新の開発状況として、EVMの統合設計を55%完了させた。統合完成後はオントロジーはEthereumのスマートコントラクトに完全に対応することとなる。また、最新のレイヤー2技術を30％完成させ、メインネットへの統合を模索している。

オントロジーは、ONT IDと検証可能な請求機能を組み合わせることで、分散型トラストモデルと分散型トラストデリバリーシステムの構築に成功した。また、他のSSIソリューションと同様に、ユーザーが自身のデジタル・アイデンティティを安全に管理することを可能にする。ユーザーは固有のIDを使用して、デジタル資産の管理、仮想通貨を使用した決済、保険金の支払いなど、さまざまなサービスにアクセスすることができる。

2021年2月、オントロジーの開発進捗状況としてEVMの統合を45%完了しており、完了後にはEthereumのコントラクトエコロジーに完全対応する予定である。また、プロダクトについてはONTO v3.7.2のリリースが完了した。

この1週間、ONTOチームは新バージョンのONTO v3.7.6を公開、IEEE 2144.1のリリースをサポート、CoinMarketCapのバイナンススマートチェーンとPolkadotエコシステムリストに掲載された。

分散型アイデンティティとデータに特化した高性能なパブリックブロックチェーンであるOntologyと、世界的なフリーランス・マーケットプレイスのリーダーであるMicro Workers（MW）は、コラボレーションにおける最新のフェーズを完了したことを発表。

ONTOチームは、ユーザーに究極のデジタルウォレットを提供することを目的に「ONTO Web」の開発を進めてきた。ONTO Webとは、初のクロスチェーン・ウェブウォレットである。また、先週には「ONTO Red Packets For You & Me」と「Open ONTO with me」の2種類のキャンペーン実施し、多くのユーザーに参加頂き、特典の提供が行われた。

オントロジーとバイナンスは、パートナシップ締結から長期に渡って双方に利益をもたらしてきた。今回、オントロジーの分散型アイデンティティ・ソリューションがバイナンス・スマートチェーンに統合されたことは非常に重要な発表となる。

Ontologyは、NFTに関連した複数のキャンペーンを開始し、ONTOを通じてRed Packet（特典）の送受信を行なった。また、Ontologyは分散型デジタルアイデンティティの分野で躍進を続けており、今週はPolkadotのAMAに参加し、新たなビジョンを発表した。

Ontologyの創設者であるLi Jun氏は、現在最も差し迫った問題として「データプライバシー」を挙げている。あらゆる業界の企業は、プライバシーを強化する技術や分散型のアイデンティティ・ソリューションを採用することで、データ管理のリスクを最小限に抑え、市場での優位性を高めることができると述べている。

2021年は引き続きDeFiトレンドな1年になると考える。そして、様々なステーキングの組み合わせやNFT開発など、さらなるイノベーションが促進されることが予想される。

オントロジーはEVMへの統合開発について、20％完了した。また、その他の製品開発状況として、Soteria IFOのサポート追加、クロスチェーンウォレットに対応したONTO Webの開発、Sphinexと共同で行なったナレッジテスト終了後に200,000SPXのエアドロップが完了したことを報告している。

2021年1月15日、オントロジーを搭載した「ウェルカムホーム」アプリケーションが、ダイムラーモビリティ社による審査の初期段階を正式に通過したことを発表。先駆的なMVP製品であるウェルカムホームは、ダイムラー社によるモビリティユニットの優れた機能と分散型IDおよびデータ保護に関連するオントロジーの技術的優位性を兼ね備えている。