はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Huobiレポート|7/29〜8/4の上位100通貨全体時価総額、前週比+11.0%の30.5兆円に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Huobi研究所提供の業界研究レポート
Huobi研究所提供レポート。仮想通貨ビットコインが上昇基調を見せた7/29〜8/4の週の全体(上位100通貨)時価総額は、前週比+11.0%の30.5兆円に。8/4時点での24時間取引高は、前週比+7.9%の5.1兆円となった。

仮想通貨市場 前週比

  • 仮想通貨上位100通貨の合計時価総額:約$2,870億(+11.0%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が上昇した通貨:BXK(+167%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が下落した通貨:SLV(-43%)
  • 時価総額上位100通貨の8/4取引高:$477.4億(+7.9%)

仮想通貨市場

仮想通貨マーケット概況

2019/7/29〜8/4の仮想通貨市場は、時価総額上位100通貨のうち59通貨の価格が上昇した。Coinmarketcapによると、2019/8/4の時点で時価総額上位100通貨の合計時価総額は、前週比+11.0%となる約2,870億ドル(約30.5兆円)となっている。

その中でも、時価総額が最も上昇したのは+577%となったPLATINCOIN (PLC)であり、時価総額ランキングは43位にランクアップ。最も時価総額が減少したのはSilverway(SLV)であり、前週比-43%で、時価総額ランキングは42位となった。

新たに時価総額上位100通貨にランクインしたのは、KBC(51位にランクアップ)、XET(57位にランクアップ)、BXK(99位にランクアップ)、PLC(43位にランクアップ)、RIF(96位にランクアップ)、UUU(97位にランクアップ)、XMX(98位にランクアップ)の計7通貨となっていた。

時価総額上位100通貨の中、価格が最も上昇したのは+167%となったBXKであり、最も下落したのは-43%となったSLVだった。

8/4時点で、ビットコイン(BTC)の価格は、前週比+14.6%の10,970ドルとなり、イーサリアム(ETH)は前週比+5.8%の222.7ドルとなった。

図1:時価総額100位以内通貨の変動率トップ5

時価総額トップ100位通貨の取引高

8/4時点で、時価総額上位100通貨の24時間取引高は、前週比+7.9%となる477.4億ドルとなり、内46通貨の取引高が増加。更に、25通貨の取引高が20%以上増加、16通貨の取引高が50%以上増加。最も取引高が増えたのは+498%となったJCTだった。一方で、51通貨の取引高が減少。中には25通貨の取引量が20%以上減少、7通貨の取引高が50%以上減少となった。最も取引高が減ったのは-97.7%となったINOだった。

図2:仮想通貨時価総額トップ100位の合計時価総額(左)と24時間の取引高(右、10億ドル単位)

上位10通貨の市場占有率、マーケットシェア

時価総額上位10通貨の時価総額が上昇した一方で、市場占有率(ドミナンス)が安定的に推移してきた。

8/4時点で、上位10通貨の時価総額は、前週比+11.8%の2,619億ドルとなり、総時価総額の88.9%を占め、前週比+0.9%となった。

ビットコイン(BTC)の市場占有率(ドミナンス)は、前週比+2.4%となる66.5%となった。

図3:時価総額上位10通貨の市場占有率(マーケットシェア)

図4:時価総額上位10通貨の市場占有率(ドミナンス)の前週比比較

マイニングに関する統計

ハッシュレート

7/29〜8/4の一週間、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)と共にハッシュレートが上昇した。

ビットコイン(BTC)ネットワークの平均ハッシュレートは前週比+5.1%の73.0EH/sとなり、イーサリアム(ETH)ネットワークの平均ハッシュレートは前週比+1.1%の173.1TH/Sとなった。

図5:ビットコイン(BTC)ハッシュレートの変化

図6:イーサリアム(ETH)ハッシュレートの変化

ディフィカルティ(難易度)

7/29〜8/4の週に、ビットコイン(BTC)もイーサリアム(ETH)もマイニングディフィカルティはやや減少した。

ビットコイン(BTC)の平均マイニングディフィカルティは前週比-0.3%の9.0Tとなり、イーサリアム(ETH)の平均マイニングディフィカルティは前週比-0.2%となる2,224THとなった。

図7:ビットコイン(BTC)及びイーサリアム(ETH)のマイニングディフィカルティ(難易度)

マイニングプールの市場占有率、マーケットシェア

ビットコイン(BTC)

7/29から8/4までに、BTCブロックチェーン上で行われたマイニングのブロック数は、前週比+3.3%となる1,116個となった。SlushPoolのランキングが上昇した一方で、BTC.TOPのランキングが下落した。

    ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率、ハッシュレートの順で記載)

  • BTC.comー213個、19.1%、13.7EH/s
  • F2Poolー155個、13.9%、10.0EH/s
  • AntPoolー146個、13.1%、9.4EH/s
  • Poolinー113個、10.1%、7.3EH/s
  • SlushPoolー95個、8.5%、6.1EH/s

図8:ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率(マーケットシェア)

イーサリアム(ETH)

7/29から8/4までの間に、イーサリアム(ETH)ネットワークで生成されたブロック数は前週比+1.3%となる46,939個となった。

    イーサリアム(ETH)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率の順で記載)

  • SparkPoolー11,779個、25.1%
  • Ethermineー11,282個、24.0%
  • Nanopoolー5,585個、11.9%
  • F2pool_2ー5,456個、11.6%
  • MiningpoolHubー2,317個、4.9%

図9:ETHにおけるマイニングプールの市場シェア

アクティビティデータ

ビットコイン(BTC)

7/29〜8/4の週に、ビットコイン(BTC)のブロックデータサイズとブロック毎のトランザクション平均数と共に減少した。

blockchain.infoによると、7/29から8/4までの間にビットコイン(BTC)のブロックデータの平均サイズは前週比-4.7%の981.6KBとなり、ブロック毎のトランザクション平均数は前週比-7.1%となる2,043回となった。

図10:ビットコイン(BTC)のブロックデータ及びトランザクション平均数

イーサリアム(ETH)

etherchainによると、イーサリアム(ETH)のブロック毎のトランザクション平均数は前週比+3.8%となる112.7回となった。イーサリアム(ETH)のブロックデータの平均サイズは前週比+2.0%の21,385bytesとなった。

図11:イーサリアム(ETH)のブロックデータの平均サイズ及びトランザクション平均数

Huobiについて

Huobi は2013年の創業以来、顧客数·取引量共に世界トップレベルの取引所として、130か国以上のお客様にサービスを展開してきております。

2018年、BitTrade(仮想通貨交換業者関東財務局第00007号)を傘下に安心・安全・顧客本位の金融サービスを日本の顧客に提供いたします。

Huobi研究所

Huobi研究所は、仮想通貨取引所を運営しているHuobiグループによって2016年4月に設立され、2018年3月に、ブロックチェーン分野における技術開発・業界調査分析・応用研究・コンサルティングを目的とした、より高度な組織へ発展を遂げました。

また、経済、金融、AI、法律等様々な分野に精通する人材を多く抱えている他、世界のあらゆるブロックチェーンに関する学術団体や大学、研究施設と提携しており、Huobi研究所の所長を務める袁煜明(Hubery Yuan)氏は、元産業保安研究所の副院長兼TMT(テクノロジー・メディア・通信業界)主席アナリストを務めた人物であり、New Fourtune社から「ベストアナリスト賞」を受賞しております。

また、同研究所はブロックチェーン分野の研究基盤を構築し、業界に対してより明確に根拠のある理論や研究成果を提供する事で、業界及び産業の発展を促進する事を目指しております。

Huobi研究所の理念として、「ブロックチェーンのエコシステムを構築し、より良い未来に貢献する事」を掲げております。

Huobi Japan公式アカウント

Twitter:https://twitter.com/HuobiJapan?lang=ja

Blog:https://blog.huobi.jp/

Facebook:https://www.facebook.com/huobi.Japan.ex

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCpWnfmrT6qyTtkdgZJgNn4w/

※注意事項

今回の記事はあくまで、調査レポートを元にCoinPostの考えを述べたもので、仮想通貨の値上がりを保証するものや、投資を奨励するものではございません。

仮想通貨への投資の際は、価格変動リスク、信用リスク、流動性のリスク等、リスクを確認した上、ご自身の責任の下で投資を行いましょう。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

Huobiレポート|Githubコミュニティでイーサリアムのコード更新が頻繁に(12/12〜12/19)
世界有数のHuobi研究所提供。1000BTC以上の大口取引は、前週1143回から1037回へと微減。Githubコミュニティでは、ETHのコード更新が頻繁に行われており、3週連続で大量の更新があった。
「休眠状態のビットコイン」数量と相場の相関性を考察|Huobi研究所が10年間のBTCデータを分析
Huobi研究院のデータによると、永久紛失したBTCは大凡200万〜300万があり、BTCトータル数量の12%〜18%だと予測されている。BitcoinTalkから見れば、10年間に渡り、bitcoinがヒットワードランキングのトップ1となった。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/14 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのイーサリアム相場分析やXRP現物ETFの連続純流入など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧