WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム、日間手数料がビットコイン超え 背景にテザーの大移動

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムが24時間の手数料でビットコインを超える
24時間の手数料額で、イーサリアムがビットコインを超えたことが明らかになった。ネットワークの活動量も過去最高を記録、ETHに対する需要の高まりも示している。

イーサリアムが1日の手数料合計額でビットコイン超えを達成

イーサリアム(ETH)は18日、24時間あたりの手数料総額がビットコイン(BTC)を超えた。

イーサリアムの手数料がビットコインを上回ったのは、今年2月以来7ヶ月ぶり、複合的な要因で手数料の高騰状況が確認された。

イーサリアム関連のプロジェクト開発に携わるAnthony Sassano氏も今回の動きについてコメント。イーサリアムの24時間の手数料が、計20万ドルを超えた状況に触れた。

Sassano氏は、ビットコインとイーサリアムの2通貨と、その他の仮想通貨の手数料額に大きなギャップがあることを指摘。他のアルトコインに需要が弱まっていることを示していることが理由になると説明した。

手数料も大幅高騰の背景には、イーサリアムのオンチェーン送金数と送金高の増加がある。価格が高騰したことで、再びイーサリアムの送金需要が増加、手数料の高騰に繋がった。

同タイミングでは、イーサリアムネットワークの活動量が過去最高を記録しており、活動量に比例する「GAS代」の増加は、「ネットワークの持続的な成長」を示している、とSassano氏は語った。

手数料の上昇はイーサリアム版テザーが原因か

また、データに基づく分析から、手数料の高騰背景には、テザーの動向が関係しているとの分析も見られた。

データ分析サイトのCoin Metricsは、テザー(USDT)がOmniブロックチェーンベースからイーサリアムブロックチェーンベースに移行したことが原因ではないかと分析した。

テザーはこれまでOmniプロトコルを利用して発行が行われていたが、手数料の引き下げなどを目的として、イーサリアムベースのERC20に準拠したステーブルコイン(USDT-ETH)への移行が実行されていた。

関連USDT、イーサリアムネットワーク容量の3割に

参照データからは、8月のUSDT-ETHのトランザクション量がイーサリアムネットワークの容量の3割を占めるまでに成長しており、ネットワークの不可要因になっている可能性が指摘された。

仮想通貨の送金にかかる手数料については、通貨によっては手数料が限りなく低いことを特徴にするものもあるなど、各仮想通貨によって大きな差がある。

そのため、手数料のみで性能や需要についての比較を行うことは難しい。しかし、ビットコインが仮想通貨という枠組みの中では手数料が低い通貨とは言い難いことを考慮すると、今回、イーサリアムが1日における手数料の合計額においてビットコインを上回ったことは、イーサリアムに対する需要が順調に高まっていることを示しているといえる結果となった。

参考:coinmetrics.substack.com

CoinPostの関連記事

仮想通貨、次のキラーアプリはなに? イーサリアム創業者ヴィタリック氏らが議論
仮想通貨のキラーアプリ(普及させる程の魅力を持ったアプリケーション)はなにか?イーサリアム創設者ヴィタリック・ブテリン氏らが自身の見解を述べた。
‪イーサリアム大型アップグレード「イスタンブール」のテストネット、10月始め頃に延期‬
イーサリアムの大型アップグレード「イスタンブール」について、9月4日に予定されていたテストネットの起動が10月2日頃へと延期されることが分かった。これに伴い、10月4日に予定されていたメインネット立ち上げも後ろ倒しされる可能性がある。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/21 火曜日
20:04
骨太方針2026、オンチェーン金融推進を初明記
政府が21日に閣議決定した「骨太方針2026」は、トークン化預金やステーブルコインを活用する「オンチェーン金融」の推進を初めて明記した。脚注で定義や活用分野を示し、資産運用立国政策との関係も明らかにしている。
17:21
ステーブルコイン流出35日連続、ビットコイン需要不足映す=アナリスト
アナリストのアクセル・アドラーJr.氏が7月21日、ビットコインとステーブルコインの取引所フローを分析。ステーブルコインは35日連続で流出が続き、価格上昇を支える買い需要の資金が乏しい状況を指摘した。
17:00
金融とWeb3の架け橋、金融機関が共同で築く次世代決済インフラ|WebX2026
WebX2026「金融とWeb3の架け橋」セッションレポート。Circle榊原健太氏、野村稲井田洋右氏、JCB久保寺晋也氏、住友商事内村直哉氏が登壇。ステーブルコインは決済の脅威か補完か、円建て・ドル建ての普及戦略、各社の実証実験と規制上の課題、2年後の決済インフラの姿まで、大企業4社の視点から議論する。
16:43
香港ステーブルコインHKDAP、月内発行へ=報道
スタンダードチャータード系のアンカーポイントが、香港ドル型ステーブルコイン「HKDAP」を月内に発行すると香港メディアが報道。OSLとHashKey Exchangeが取扱事業者を担う見通しで、規制下での展開となる。
15:25
ナイジェリア、仮想通貨規制の大統領令に署名 評議会新設
ナイジェリアのティヌブ大統領が仮想資産規制を一元調整する大統領令に署名し、即日発効した。中央銀行主導の評議会を新設し、活動内容に応じた登録制度の導入やサンドボックス整備、税制方針の公表を進める方針だ。
14:40
メタプラネットの次なる成長戦略 ビットコインとデジタルクレジット構想|WebX2026
WebX2026「メタプラネットの次なる成長戦略」セッションレポート。ビットコイントレジャリー企業として4万3,000BTCを保有するメタプラネットが、社債・優先株を軸にしたデジタルクレジット戦略を語った内容をまとめた。
14:30
米マイニング大手Hut8、1GWのAIデータセンターの完全商業化 15年間98億ドルの追加契約締結 
米Hut8がテキサスのAIデータセンターで15年98億ドルの追加契約を締結し、1GW全容量の商業化を達成した。IRENも28億ドル契約で2026年ARR目標を40億ドル超に上方修正した。
14:21
ロシア下院、仮想通貨規制法案の採決へ 非適格投資家にも正式購入の道
ロシア下院は21日、仮想通貨規制法案の採決を実施予定だ。非適格投資家も上限付きでビットコインなどの購入が認められる見通しで、対外貿易決済への活用も盛り込まれている。
11:15
ビットマイン、先週は7430ETHのイーサリアムを取得
ビットマインは、過去1週間で仮想通貨イーサリアムを7,430ETH購入したことを発表。購入減速の理由や総保有量、ステーキング数量などについても説明している。
10:26
トランプ氏、クラリティー法の倫理条項に同意
トランプ大統領が仮想通貨規制法案クラリティー法の倫理条項に同意したと関係者が明らかにした。数カ月続いた交渉の最大の障壁が解消し、上院での採決が視野に入る。8月上旬の審議期限までの動向と、大統領一族の関連企業を巡る争点を整理する。
10:00
ゲームで守る社会インフラ 電力・自治体DX最前線|WebX2026
電柱600万本の点検を市民の力でどう支えるか。東京電力パワーグリッド副社長・大石峰士氏、函館市長・大泉潤氏、経産省・吉田修一郎室長、Growth Ring Grid・鬼頭和希氏がWebX2026で語った「インフラの民主化」「意識させないWeb3」とは。
09:54
ハイパーリキッドHIP-4、誰でも個別の予測市場を作成できる仕組み導入へ
ハイパーリキッドはHIP-4予測市場について、誰でも展開可能なパーミッションレス方式の追加を計画している。50万HYPEのステーキングなどが条件となる見込みだ。
09:25
ストラテジー、先週はビットコインの購入も売却もなし
ストラテジーは、13日から19日は仮想通貨ビットコインを購入も売却もしなかったことを報告。米ドル準備金は約5,240億円に増えたと伝えた。
07/20 月曜日
14:07
セイラー氏、ビットコインBIP-110に「110の理由」で全面反対
米ストラテジー社のセイラー会長が、ビットコインのソフトフォーク提案BIP-110に反対する論考を投稿した。「ルールは失効しても前例は残る」と警鐘を鳴らし、中立的なルールを維持する重要性を訴えた。
12:27
仏ギャンブル規制当局、予測市場ポリマーケットをブロック ワールドカップで取引急増の中
フランス国立ギャンブル局が予測市場ポリマーケットへの接続遮断を命令。気象センサーへの不正操作疑惑やKYC不備、W杯に伴う取引急増を背景とした規制強化の経緯を解説。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧