はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Coingeekがビットコインキャッシュの1TBブロック開発に約4億9千万円の資金供給

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Coingeekがビットコインキャッシュブロックチェーンのブロックサイズスケールアップ計画に360万ユーロ(約4億9千万円)を供給
仮想通貨メディアおよびブロックチェーン会社のCoingeek(金融界大立者Calvin Ayre氏が所有および運営)はNchainとLokadとともにビットコインキャッシュブロックチェーンのブロックサイズをテラバイト(100万MB)までスケールアップすることを目指しています。これにより毎秒700万取引が可能になる、としています。

Coingeekがテラバイトサイズブロックの研究および開発をファンド

Coingeek.comはビットコインキャッシュ(BCH)プロトコルのために1テラバイトブロックを実現させるためのオープンソース開発に資金を供給していることを公表しました。

Coingeekはフランス定量サプライチェーン技術プロバイダLokadと協力しており、さらにNchainとNchain主任科学者Craig Wright氏から援助を受けています。

Coingeekの以下のように発表しました。

「Segwitを導入したビットコインは現在の最高ブロックサイズ(1MB:1秒に3-4取引)の引き上げを拒否しているため、自身の発達を束縛しています。それにより自らを仮想通貨の歴史の中のゴミ捨て場へと運命づけています」

そして2017年10月、ビットコインキャッシュコミュニティは、「Gigablock Testnet Initiative(Bitcoin UnlimitedとNchainの共同イニシアチブ)」により1ギガバイト(1GB)ブロックのマインおよび繁殖が成功したという知らせを受けました。

1秒700万取引

Lokad創設者Joannes Vermorel氏はビットコインキャッシュチェーンでテラバイトサイズブロックが実装可能であることを明らかにしました。

Coingeekはそのようなスケーリングが取引量を指数関数的に向上させると考え、Terabプロジェクトに360万ユーロ(約4億9千万円)を資金として供給しました。

「たった一つのテラバイトブロック(10分ごとに追加)で40億ものビットコイン取引が可能です(1秒に700万取引)。1TBブロックのネットワークのスケールは巨大であり、それが実装されればビットコインキャッシュは貨幣的取引だけでなく、多種類のM2M(machine-to-machine)データ取引を可能にするでしょう」

TerabプロジェクトはP2P電子キャッシュシステム専用

Coingeekによると、Nchain主任科学者Craig Wright氏はTerabプロジェクトと緊密に作業し、そしてLokadはTerabソフトウェア開発チームを雇用および管理します。

Terabプロジェクトはビットコインキャッシュチェーン専用に作られます。

Coingeek所有者Calvin Ayre氏はこのような開発がSatoshi氏の「P2P電子キャッシュシステム」ビジョンに応用されるべきであると考えています。

Ayre氏はCoingeek発表にて、以下のように説明しました。

「仮想通貨に対する批判は、低手数料マイクロ取引を成し遂げるために取り壊す必要がある障害物に気づかせてくれます。それらの障害物についてはそのうち取り上げます。そしてビットコインキャッシュがただ一つの本物のチェーンであることを証明しますので、心配は無用です」

さらに、Coingeekはビットコインキャッシュネットワークの成長と採用を目的とした他の計画にも資金を供給する予定であることを明かしました。

Coingeekは、ビットコインキャッシュ用のアイデアや作りたいアプリケーションがあるオープンソースコミュニティ開発者は(資金供給の対象となる可能性があるため)連絡をするようお願いしています。

Coingeek Funds Terabyte Block Initiative for Bitcoin Cash With 3.6M Euro

Jan. 16, 2018 by Jamie Redman

参考記事はこちらから
ビットコインキャッシュニュース一覧
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/03 月曜日
13:40
欧州が仮想通貨・証券の統一監督機関設立を検討 米SECモデルに
欧州委員会が仮想通貨・証券取引所を一元監督する機関を構想している。米証券取引委員会をモデルにしており、ESMAの権限拡大案も検討していると伝えられる。
13:36
FTX債権者は仮想通貨上昇分の恩恵受けられずか 債権実質回収率の試算は9%~46%
仮想通貨取引所FTXの債権者は破綻時の現金相当額で弁済されるため、債権者はビットコインなどの上昇分を受け取れないことになる。債権者代表は、実質回収率は9~46%と推算した。
10:25
仮想通貨Zcash、プライバシー取引機能をさらに強化へ 新ロードマップ公開
匿名機能を重視する仮想通貨Zcashが2025年10~12月期のロードマップを発表した。プライバシー機能を大幅強化し、スワップ毎の使い捨てアドレスなどを導入する計画だ。
09:00
Sui DEX「Momentum」、11月上旬にTGE予定 累積取引量250億ドル超でエコシステム基盤化
Sui最大のDEX「Momentum」、210万人のユーザーを獲得。投票型ガバナンスで投票者自身が報酬配分を決定し、プールの手数料を得る仕組みで流動性の安定化を目指す。
07:00
【流通額1億円突破】JPYCの買い方・使い方まとめ|何ができる?
JPYCが資金移動業ライセンスを取得し、日本初の円建てステーブルコイン「JPYC EX」を発行へ。特徴や将来性を徹底解説。
11/02 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、フランスのビットコイン戦略的備蓄法案提出やソラナETFの米上場など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
メタマスクの使い方、仮想通貨の送金や交換、便利機能を図解で簡単に
MetaMaskのインストール方法から送金手順、暗号資産(仮想通貨)取引所への送金や取引所からの出庫方法、セキュリティ対策までを初心者向けに詳しく解説。自己管理型ウォレットの基本知識を身に付けましょう。
11:30
ビットコインは売られ過ぎ水準、来週の指標次第で利下げ期待強まるか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインは逆三尊形成中でギリギリの水準。来週のISM統計で景気減速が確認されれば12月利下げ期待が強まり、11.6万ドルのネックライン到達も。今後の展望を解説。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本人新規登録停止に高い関心
今週は、日本初のステーブルコインJPYC始動、SBIインシュアランスグループによる株主優待へのXRP導入、仮想通貨取引所Bybitによる日本人の新規登録停止に関する記事が関心を集めた。
07:30
米国アルトコインETFの審査状況一覧 ソラナやXRP・ドージなど
ビットコインやイーサリアムに続き、ソラナやリップルなど多数のアルトコインETF申請が進行中。2025年の米国規制環境で加速するETF審査状況を整理しました
11/01 土曜日
13:50
ステーブルコイン覇権争い激化 テザーが過去最高益、USDCは機関投資家採用加速
ステーブルコイン最大手テザーが2025年第3四半期報告書を公表し年初来利益が100億ドルを超えたことを明らかにした。米国債保有額は1350億ドルに達し国別ランキング17位相当。
13:20
仮想通貨市場の現状、センチメント冷え込み=CryptoQuant分析
CryptoQuantがビットコインとイーサリアムの週間市場レポートで投資家の慎重姿勢を指摘した。現物ETFや先物ベーシスなどの指標から市場のセンチメントが冷え込んでいると述べる。
10:20
イオレがSBI VCトレードと提携、ビットコイントレジャリー事業強化へ
イオレがSBI VCトレードと提携し、法人向けサービスを活用したビットコイン取引・保管・運用を開始した。Neo Crypto Bank構想の実現に向けSBIグループとの初の具体的連携となる。
09:50
チェンジHD、JPYCで地方創生へ ふるさと納税・インバウンド決済に円ステーブルコイン導入検討
チェンジホールディングスが日本円ステーブルコインJPYCを活用した地方創生に着手する。「ふるさとチョイス」での決済導入検討やインバウンド事業での実証実験を計画している。
09:20
欧州中央銀行がデジタルユーロ開発加速、2029年導入目指す
欧州中央銀行が中央銀行デジタル通貨(CBDC)デジタルユーロの開発を次段階に進めることを決定した。2027年にパイロット実験を開始し、2029年の正式導入を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧