はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

北京金融当局、中国全土へ仮想通貨取引の取締まり強化を要求

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

北京当局の警告

中国首都北京市の証券監督当局は27日、「仮想通貨取引のリスク」を警告する公式声明を発表した。

当局は全国の地方金融部門や公安部門に対して、国内のブロックチェーン発展活動に便乗して国内で再燃した仮想通貨取引やICO融資、貸出などの投資・投機活動に対する取り締まりの強化を要求した。

取り締まりの範囲は、ヒアリングから行政調査、刑事立件に至るまで多岐にわたる。

また、北京にある金融機関(銀行・その他も)の従業員や関係者も仮想通貨の取引や売買、銀行サービスを提供することを禁じたという。

仮想通貨取引への対応は、10月に習近平主席が国家的ブロックチェーン戦略を打ち出して以降、断続的に行われている。

具体的には、中国人向けに仮想通貨取引を国内外から提供していた仮想通貨取引所やプロジェクトに対して、上海や深センなどの金融当局および中央銀行の支局からもそれらの活動を抑制する方針を示した。

11月には、深セン市当局が39社の違法仮想通貨関連企業として特定。トレードサービス、仮想通貨の海外への移動手段の提供、トークンの販売とICOを調査対象として特定し調査を行なった。先週にも、違法なビジネスを取り締まる目的で、仮想通貨関連企業8社に対しヒアリング調査も行っている。

多くの関係者が語るように、政府関係者と良い関係を持つ複数の大手取引所が警告の影響を受けずに業務を取り締まられないことは暗黙の了解だ。ビットコインマイニングに関しても、国益になり得ると考えられるため、合法的なビジネスとして営まれている。

不透明な規制・政策がある中、中国の仮想通貨業界は未だ不透明な領域が大きい。

参考:8BTC

CoinPostの注目記事

中国深セン市、仮想通貨企業8社を調査 違法ビジネス取締まり強化で
中国深セン市の金融規制当局は、違法なビジネスを取り締まる目的で、中国の仮想通貨関連企業8社に対しヒアリング調査を行った。現時点では調査段階だが、他企業にも波及していく可能性がある重要事例だ。
「ブロックチェーン偽装」が中国で問題化 山東省、違法な仮想通貨やICOで警告
中国山東省の当局が、仮想通貨を巡る違法プロジェクトへの投資について警戒を呼び掛ける声明を発表した。地方当局はICOや仮想通貨取引についての調査も計画している。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
18:08
米SEC委員長が警告、「仮想通貨が史上最強の金融監視システムになる恐れ」
SEC委員長が仮想通貨タスクフォース円卓会議で、過度な規制により仮想通貨が史上最強の金融監視システムになる恐れがあると警告。国家安全保障とプライバシー保護のバランスを強調し、トランプ政権の方針と一致する姿勢を示した。
17:22
ナスダック、23時間取引体制を提案 仮想通貨取引モデルが影響か
ナスダックが1日23時間の株式取引体制を米SECに提案。仮想通貨の24時間取引が投資家の期待を変化させたことを背景に、2026年後半の導入を目指す。NYSEも22時間取引の承認を取得済み。
16:15
ペイパル、SparkでPYUSD貯蓄商品をローンチ 年利4.25%
ペイパルがSparkと提携し、年利4.25%のPYUSD貯蓄商品を開始。10億ドルの預金目標を掲げ、Paxosの連邦免許取得により規制面での優位性も確保。
15:27
中国で仮想通貨マイニング施設が大規模停止か 当局が2週間前に警告
中国新疆で仮想通貨マイニング施設の大規模停止が報じられた。ビットコインのハッシュレートが急落し、40万台のマシンが停止したとの推定も。2021年の全国取り締まり後、地下で復活していたマイニング活動に再び規制の動きか。
13:30
2025年ブロックチェーン人気ランキング、XRP初のトップ10入り=CoinGecko
CoinGeckoが2025年ブロックチェーン人気ランキングを発表した。ソラナが2年連続トップとなるも関心度は12ポイント減少した。XRPレジャーが初のトップ10入りを果たし、SuiとBNB Chainのシェアが大幅に拡大した。
13:00
Visa、銀行向けステーブルコイン事業支援を開始
決済大手Visaが「ステーブルコイン・アドバイザリー・プラクティス」を立ち上げた。銀行や企業のステーブルコイン戦略構築を支援する。
11:07
トランプ関連のアメリカン・ビットコイン、1000BTCを追加購入
トランプ関連のアメリカン・ビットコインが12月に1000BTC以上を追加購入。上場企業上位100社の保有総額は108万BTC超に達し、企業のビットコイン財務戦略が加速。
11:05
SBIとスターテイル、信託型円建てステーブルコイン共同開発へ
SBIホールディングスとStartale Groupが日本の金融規制に準拠した円建てステーブルコインの共同開発でMOUを締結。信託型3号電子決済手段として2026年度1Qのローンチを目指す。
10:20
仮想通貨「市場構造法案」採決は2026年に先送り
米上院銀行委員会がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める「市場構造法案」の採決を来年に先送りした。超党派による協議が継続中だ。
10:05
仮想通貨投資商品、先週は約1340億円の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約1,340億円の純流入だったと報告。ビットコインなどの原資産別のデータも公開している。
09:59
ビットコインのアクティブアドレスが1年ぶりの低水準に、マイナー収益圧迫
ビットコインのアクティブアドレスが66万件と1年ぶりの低水準に落ち込み、マイナー収益も減少。Glassnodeによると、ETF承認後に取引がオンチェーンからETF経由にシフトしており、手数料の低迷が続けば長期的なネットワークセキュリティに懸念が生じる可能性がある。
09:35
メタマスクがビットコイン対応を追加、法定通貨での購入や送金が可能に
イーサリアム最大級のウォレット、メタマスクがビットコインのネイティブサポートを発表した。法定通貨での購入、ネットワーク送金、他の仮想通貨との交換機能が利用できるようになった。
08:30
ビットワイズ、ハイパーリキッドETFの修正届出書を提出 
ビットワイズが16日、ハイパーリキッドETFの修正登録届出書を提出し、ティッカーシンボルと運用手数料を設定した。ブルームバーグのアナリストは、通常こうした動きは上場が近いことを示すと指摘。
08:05
ビットコイン一時80万円下落、米規制先送りと雇用統計前で市場に警戒感広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは直近24時間で一時約80万円下落した。米上院で市場構造法案の審議が2026年へ先送りされることが決定されたことに加え、米雇用統計が16日に発表されることを受け、投資家の警戒感が高まったことが主な下落要因である。
07:50
トランプ大統領のFRB議長候補、仮想通貨支持派ハセット氏に反対の声=CNBC
CNBCによると、FRB議長候補として有力視されていたケビン・ハセット氏に対し、トランプ大統領に近い高官らから反対の声が出ている。トランプ氏は13日、ケビン・ウォーシュ元FRB理事が候補リストのトップに浮上したと述べた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧