はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインでゴールデンクロス達成 仮想通貨バブルを彷彿とさせる強気パターンか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインでゴールデンクロス達成

年初来高値を更新し続けるビットコイン(BTC)は6日、価格が再上昇。アルトコイン市場でもアルトドレイン現象が発生しない形で全面高を記録し、2017年を彷彿とさせる強気市場のパターンが意識されつつある。

新型コロナウイルスなどの影響で、国際株式市場から、ドローダウンを嫌気する投資家の資金がオルタナティブ資産に向いているとの見方が強まる中、半減期や堅調なハッシュレートも意識される形で、ビットコインは心理的節目の100万円を突破。循環物色の思惑から、アルト市場でも価格が高騰するケースが相次いだ。

ビットコイン市場は、短期と長期の移動平均線でゴールデンクロスが確認。買いシグナルを表す三役好転、200日移動平均線を突破するなど、テクニカル面の地合いの強さも示している。

①1月19日に実現した21日移動平均線(短期)と90日移動平均線(中期)のゴールデンクロスを皮切りに、上昇モメンタムを強めたビットコイン市場。②27日には200日移動平均線を突破、③2月5日には21日移動平均線(短期)と200日移動平均線(長期)のゴールデンクロスも実現した。

今後のさらに上昇を強めることが意識されるポイントとしては、中長期的なトレンド転換を示す90日移動平均線(中期)と200日移動平均線(長期)のゴールデンクロスの発生時期となりそうだ。

これらテクニカル指標のポイントは、2019年にビットコインが高騰した際に見られたトレンド転換ポイントでもある。(チャート内:紫・緑の円)半減期などのファンダメンタルズ的な強さも含め、2019年よりトレンドが意識される格好となりそうだ。

また、注目したい動向に、市場内資金フローの中核を担うテザーの動きがある。

大口の動向をトラッキングするBOT「Whale Alert」の報告によると、「102,155,590USDT(112億円相当)」のテザーがbitfinexから移動する動きが確認された。

このタイミングの情報を追うと、テザートレジュリー上でUSDTがバーンが実行されていることがわかった。

USDTトークンの合計供給量が必要分を越えたとみなされたタイミングで「redeemed(償還)」が実行される発行USDTのバーン。いわゆる市場のテザー供給量を減少させる仕組みであることから、価格操作の思惑や需要と供給の不均衡と法定通貨の流入出を見るポイントとしては、マイナスポイントとして捉えられる材料だ。

今回、このテザーバーンの報告が行われる中で、ビットコインが堅調な市場推移を維持しているポイントには、強気相場を裏付ける一つの注目ポイントと捉えられるかもしれない。

仮想通貨関連ニュース:イーサリアム、ビットコイン

一方、アルトコインのファンダメンタルズ面では、イーサリアム開発者らがイーサリアム2.0のデポジットコントラクトに関するローンチ目標を発表。今春にもローンチを行う目標だという。

デポジットコントラクトとは、フェーズ0に当たる「ビーコンチェーン」でPoSのステーキングを行うための記録用のコントラクトに相当する。

1月には検証が完了、今後6週間程度のパブリックレビュー期間が要する予定だ。コーディネーターのDanny Ryan氏は「特に問題がなければ、今春には実装することができるだろう」と述べた。

イーサリアムリサーチャーのJustin Drake氏はローンチの日程を5月と試算。会議内容では、「ビーコンチェーン」にかかる監査結果は来週にも公開される予定(仮)。監査結果が公開されれば、ビーコンチェーンの実装日程に向けて、より確実なスケジュール感で動くことが想定される。

ビットコインの最新ニュースに関しては、以下の通り。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/31 水曜日
14:00
ブラックロックの2026年投資展望 AI投資が米株式市場を牽引、ステーブルコインは金融の架け橋に
ブラックロックの2026年投資展望レポートでは、AI関連投資が米国株式市場を牽引し、生産性向上で171兆円の経済効果が見込まれると分析した。また、38兆円規模に成長したステーブルコイン市場について決済システムへの統合が進み、トークン化された金融システムへの第一歩となると見ている。
12:00
2026年末のビットコイン価格はどうなる?有識者7人に予想を聞いた
ビットコイン2026年末価格予想を暗号資産(仮想通貨)業界の著名人7人が回答した。平均は12.3万ドルで約40%の上昇見込み。FRB政策、機関投資家参入、半減期アノマリー崩壊など注目ポイントを分析。強気派と慎重派の見解を比較し、相場の行方を占う。
11:00
仮想通貨TOP20と国内発トークン、25年の騰落率は
ドナルド・トランプ氏の米大統領就任やビットコインの最高値更新があった2025年。本記事では同年の時価総額上位銘柄と国内発プロジェクトのトークンの年間騰落率をまとめている。
10:00
激動の2025年 仮想通貨の時価総額トップ20、過去8年間における順位変動は
2025年はビットコインが12万ドルを突破した。仮想通貨に肯定的な米トランプ政権が始動した1年を終えるにあたり過去8年間において仮想通貨の時価総額の順位がどのように変動してきたかを振り返る。
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧