はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

欧州投資銀行(EIB)、ブロックチェーン債権の発行を検討

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

欧州投資銀行、ブロックチェーン債権発行か

最大手国際融資機関である欧州投資銀行(EIB)が、ブロックチェーン技術を活用してデジタル債権の発行を予定していることが判明した。ブルームバーグが報じた。

匿名筋によれば、欧州投資銀行はゴールドマン・サックスグループやサンタンデール銀行、ソシエテ・ジェネラルなどを通じて、ブロックチェーン上でユーロ建て取引を可能にする「デジタル債権」を模索してることがわかった。

起債に向け、4月15日から数週間に渡り投資家会議を実施する。

スペインの大手サンタンデール銀行は2019年、イーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で2,000万ドル(約22億円)相当の債券を発行した経験がある。

欧州投資銀行は欧州連合の融資機関を担う大型金融機関。欧州の債務資本市場における多大な影響力を持つ一方、先駆的な投資商品などの取り組みにも積極的で、過去には率先して「グリーンボンド」や「サステナビリティボンド」を発行した経緯がある。

ブロックチェーン債権

ブロックチェーン上でデジタル債権を発行、販売する事例は過去にもあった。

大手銀行で初めてブロックチェーン債権を発行したのは世界銀行(World Bank)。2018年8月に「世界初」となる1億豪ドル(約81億円)相当のパブリックブロックチェーン債権「Bondi」を発行した。

2019年にもブロックチェーン債権による起債を実施し、累計で115億円相当の調達に成功。ブロックチェーンのチェックなどは米マイクロソフト社が行っていた。

関連:世界銀行、再びイーサリアムでブロックチェーン債券を発行 調達額は計115億円相当に

また米金融大手のノーザントラスト社も2019年秋に債権の分割してトークン化するプラットフォームの提供を開始していた。

20年11月には一時、中国4大銀行の一角である中国建設銀行がブロックチェーン企業と提携して約3,100億円相当の債権(譲渡性預金)販売を行うことが判明したが、その後延期となっていた。

関連:中国建設銀行が手掛けるブロックチェーン債、取引延期に

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/28 土曜日
14:00
仮想通貨配分を4割まで推奨、米著名金融アドバイザー「従来60-40モデルは時代遅れ」と見解
著名金融アドバイザーのリック・エデルマン氏は最新見解で仮想通貨ポートフォリオ配分を従来の1%から最大40%へ大幅引き上げを推奨。
13:15
米上場Genius Group、ビットコイン買い増し構想 勝訴した際の損害賠償で
NYSE上場のGenius Groupが、訴訟勝利の場合に得られる推定10億ドルの50%をビットコイン購入に充当する計画を発表した。昨年よりビットコイン財務戦略を採用している。
11:26
イーサリアム取引量史上3位、価格低迷でもネットワーク急増
イーサリアムが6月25日に175万件の取引を記録し史上3位を達成。価格は低迷するもネットワーク活動は活発化、従来のアルトシーズン理論に変化の兆しになるか。
10:25
イスラエル当局、仮想通貨報酬によるスパイ容疑で3人逮捕=レポート
イスラエル当局がイラン諜報機関の工作員3人を逮捕。仮想通貨で報酬を受け取り、9000万ドル被害のノビテックス攻撃との時期的関連が注目されている。
09:45
ポリマーケットの評価額10億ドルに達する見込み USDCにも恩恵か=コインベース
分散型予測市場ポリマーケットが2億ドル資金調達しユニコーン企業になる見込みだ。コインベースは、ポリマーケットの台頭はステーブルコインUSDCにも恩恵になると分析している。
08:50
ストラテジー株トークンなど主要銘柄、Gemini EU向株式サービス開始
仮想通貨取引所Geminiが欧州連合でトークン化株式サービスを開始。マイケル・セイラーのストラテジー株を皮切りに、24時間365日取引可能な新金融サービスを提供する。
08:00
ブータン、ビットコイン保有額が13億ドルに到達
ブータンが、仮想通貨ビットコインを13億ドル相当保有していることが注目を集めている。この保有額は同国のGDPの40%に相当する。
07:55
リップル、SEC相手の控訴を取り下げ 5年間の法廷闘争が終結へ
リップル社のガーリングハウスCEOが28日、SEC相手の控訴を取り下げると発表。約5年間続いた法廷闘争が終結し、同社は事業発展に注力する方針を示した。
07:10
米仮想通貨銀行アンカレッジ、USDC等の段階的廃止発表 業界から「利益相反」批判
米仮想通貨カストディ銀行アンカレッジがUSDCとAUSDの段階的廃止を発表、ステーブルコイン安全性評価で業界から自己利益優先との批判を受ける。サークル株価は15%と大幅安。
06:49
韓国カカオペイ株急落、ステーブルコイン規制懸念が背景か=報道
韓国カカオペイ株がステーブルコイン参入期待で急騰後17%下落、投資リスク銘柄指定で売買停止。米サークル株も15%安と波及か。
06:15
ロビンフッド、XRPとソラナのマイクロ先物契約を開始
米デジタル証券大手ロビンフッドがマイクロ先物でXRPとソラナを追加、ビットコイン金曜先物のマイクロ版も提供開始し仮想通貨商品を拡充。
05:55
トランプ大統領発言「ビットコインがドル圧力緩和」仮想通貨産業の雇用創出を評価
トランプ大統領が28日記者会見でビットコインのドル圧力緩和効果を言及、米国の仮想通貨産業構築と雇用創出への前向きな評価を表明。
06/27 金曜日
16:00
ブロックバリュー大西社長が語るAIインフラの未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のプラチナスポンサーとしてブース出展を決めた、ブロックバリューの大西基文社長独占インタビュー。「ジャパン・テクノロジーで日本の底力になる」をスローガンに、AIサーバーで日本のWeb3インフラ強化に挑む。
13:40
トランプ政権、7月に複数仮想通貨規制法案成立の見通しか=サックス仮想通貨特命官
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏が7月の重要法案成立の見通しを示唆。GENIUS法でステーブルコイン規制、CLARITY法で仮想通貨定義明確化へ。
13:10
インド与党BJP報道官、ビットコイン準備金導入を提唱
インド与党BJP報道官のバンダリ氏が、仮想通貨ビットコイン準備金の試験導入を提唱した。また、インドもブータンのようにBTC採掘を行う能力を持っているとも指摘した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧