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Ripple社との提携:新たに5社がxViaの利用を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

新たに5社がRipple社xViaの採用を決定
Ripple社の一般企業向けサービスであるxViaが、新たに5社に利用される事が明らかにされました。xViaは国際送受金の簡略化を図るAPIソリューションサービスであり、xCurrent、xRapidと同様にRipple社が提供するプロダクトの一つです。
相次ぐRippleとの提携
同社は、これまでにも多くの企業とのパートナーシップを発表しています。本年2月には、サウジアラビア中銀UAEの国際送金サービス会社との提携、また4月上旬にはスペインのサンタンデール銀行との提携が打ち出されており、Ripple社が影響力を着実に強めている事が窺えます。

新たに5社がxViaの採用を決定

Ripple社は26日、ヨーロッパ・アジアの5社が新たにxViaを利用するパートナーとなることをBusiness Wireのプレスリリースにて発表しました。

この5社とは、FairFX、RationalFX、Exchange4Free (イギリス)、UniPAY (ジョージア)、MoneyMatch (マレーシア)です。

xViaは、送受金や金融サービスを請け負う一般企業を対象とした、国際送受金の簡略化を図るAPIソリューションサービスです。

xViaのシンプルなAPIを通じてパートナーはRippleNetに接続し、請求書などの豊富な情報を含んだ送金を手間なく低コストで行う事ができます

CoinPostの参考記事
リップル社プロダクト(RippleNet、xCurrent、xRapid、xVia)の違いと採用企業まとめ
リップル社のプロダクト(RippleNet、xCurrent、xRapid、xVia)と採用企業をまとめました。Rippleのプロダクトのうち、XRPが利用されるのはxRapidです。提携企業がどのプロダクトを採用するかに注意が必要です。

今回の提携に際し、Ripple社のAsheesh Birla氏は

xViaを利用してRippleNetに接続することで、私たちの顧客は迅速に、効率よくマーケットにアクセスする事ができます。

銀行を通じた受送金ネットワークの構築は時間・費用ともに大きなコストとなり得るため、xViaの導入によって多くの業者が新たな顧客を獲得し、自身のマーケットシェアを拡大する事ができるでしょう

と述べています。

xViaの採用が発表されたFairFX社のCCOを務めるJames Hickman氏は

xViaが今後ますます多くの企業に普及し、効率が高く低コストでの送受金が実現されると確信しています。

また、RippleNetの利用によって「透明性が高く、簡便な国際送金の顧客体験をユーザーに提供する」という我々のコミットメントも達成されることでしょう。

と述べています。

相次ぐRippleとの提携

今月12日には、スペインの大手銀行であるサンタンデール銀行がxCurrentを利用して国際決済アプリのサービス提供を開始することが発表されています。

CoinPostの参考記事
スペイン大手銀行:Ripple技術採用APPのリリースを発表|XRP価格は30%上昇
サンタンデール銀行が、Ripple社の技術であるxCurrentを用いて、顧客向けに国際決済サービス「Santander One Pay FX」を開始することを発表しました。同サービスは4ヶ国でリリースされ、数ヶ月後にはより多くの国での展開が開始される予定です。

また、2月にはサウジアラビア中央銀行や、UAE(アラブ首長国連邦)の大手国際送金会社がxCurrentを利用するパートナーとなることを発表しています。

CoinPostの参考記事
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リップル(Ripple)社はサウジアラビア通貨庁(SAMA)と提携を結びました。国内銀行にリップルのブロックチェーンソリューションを導入するためのプログラムを提供する初めての中央銀行となります。中央銀行主導でブロックチェーンの普及に努めます。
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