- 仮想通貨最大規模カンファレンスコンセンサス
- 著名投資家のTom Lee氏は、米NYで14日から開催される世界最大級の仮想通貨カンファレンス『コンセンサス2018』を引き合いに、現在のBTC価格が割安であると言及。昨年イベント期間中に60%以上高騰した事例など複数の根拠を挙げました。
世界規模の仮想通貨イベントが迫る
ビットコインストラジスト(投資戦略の専門家)として有名なFundstrat Global社創業者「Tom Lee」氏は、現在のビットコインの価格を安いと捉えている旨をBloomberg社に対して語りました。
現価格が割安だと判断する理由として、来週5月14日からニューヨークで開催される、仮想通貨の世界最大規模のカンファレンス『コンセンサス2018』と、それに伴い世界の仮想通貨企業が集まるNYの『ブロックチェーンウィーク』が控えていることを挙げました。
2015年9月の第1回目の開催以降、毎年開催されるCoinDesk社主催のカンファレンスですが、今回は過去最大規模の開催を予定しており、各界隈から大物が集う予定です。
アメリカ・ニューヨーク州にビットコイン事業者登録”ビットライセンス”を有する、日本最大手の仮想通貨取引所bitFlyerの代表「加納祐三」氏も参加を予定している一人です。
アメリカのSEC(証券取引委員会)や財務省、下院議員の参加も予定されており、仮想通貨・ブロックチェーン企業だけでなく、幅広い有力者からの最新情報が行き交うことが予想されており、市場からの注目度も高まっています。
Lee氏は、今回のカンファレンスは、7,000人規模の参加者が見込まれることから、昨年の参加者から2,700人以上の増加が見込めるだろうと語り、期待を寄せています。
BTC価格への影響
また、2017年のコンセンサス開催時には、開催期間中の3日間でビットコイン(BTC)価格が約66.6%も急騰しました。
その後、大きな高騰の反動で反落していますが、このカンファレンスの期待感や、実際の相場へ影響は絶大であったと言えるでしょう。
Lee氏は、「ビットコインおよび他通貨への過剰な規制は、投資熱を潰してしまいかねない」と警告しているものの、すぐにそのような結末を迎えるとは考えていないようです。
同氏は、ビットコイン及び仮想通貨は、昨年のコンセンサスと同じように好材料(ファンダメンタルズ要素)が期待されることで価格上昇を遂げ、同じような推移を辿ることを期待を込めて予想しています。
CoinPostの参考記事