はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米Ripple社SVP:韓国には仮想通貨に友好的な規制が必要

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場を盛り立てるために
米リップル社のシニア・バイス・プレジデント(上席役員)「Miltenburg」氏は、韓国の仮想通貨関連法案について”緩和”の必要があると主張。成長を妨げるのではなく、促進のための仮想通貨規制にすることで、韓国が金融市場で大きな力を得ることができると考えている。
リップル-韓国の大学のパートナーシップ
リップル社は、世界中の大学とパートナーシップを結んでブロックチェーンの研究を進めており、Miltenburg氏はブロックチェーンに携わっている大学を応援する意思も示した。

新興仮想通貨市場を盛り立てる

リップルのシニア・バイス・プレジデント「Eric van Miltenburg」氏(以下 Miltenburg氏)は、韓国は規制強化した仮想通貨に関する法律を一部緩和する必要があると考えているようです。

これは、同氏がコレア・タイムズとの電話チャットで述べたもので、「新興のデジタル通貨情勢は、韓国を世界経済の原動力へと押し上げる可能性がある」とも指摘しています。

またMiltenburg氏は、韓国には市場成長を妨げるのではなく、促進するような仮想通貨の規制が求められると主張。「韓国政府は、新興のテクノロジーの悪い側面ばかり見てはならない」と主張しています。

2017年9月、韓国国内でICOが禁止され、その後さまざまな仮想通貨規制が行われてきました。

私たちは、活気みなぎる国のテクノロジーに対して、厳しい規制が掛けられていく様を目の当たりにして来た。

もしインターネットが誕生した時期に戻ったとしたら、一部の人はインターネットの悪い側面ばかり見ていて、「何が良くて何が悪いのかがわかるまで、インターネットは辞めるべきだ」と進言していたことに気付くでしょう。

Miltenburg氏は続けて、「明確な使用方法を特定し、ユーザー保護ができるような規制を適用すること」で、韓国は十分な利益を教授することができると指摘しています。

韓国がICO禁止を規制して以降、ブロックチェーン関連のスタートアップは、自身のプロジェクトをシンガポールやスイスなどの仮想通貨友好国に移動しています。

Miltenburg氏は、韓国がICO禁止を取り止めることで、この流れを止めることができると考えています。

韓国は、出来高では3番目に大きい仮想通貨市場を有していますが、厳しい規制によって成長を妨げています。

ここ数ヶ月、これを受けて韓国の立法府はICO禁止の取り止めに動いているようです。

韓国の国会は、国内ICOを合法化することを提案しています。

韓国:ICO合法案が提出される|Bithumbやカカオトークの韓国国内ICOへの期待
5月29日に韓国にて、国会が正式に国内ICO合法化の提案を行ったことが明らかにされました。Bithumbや、Kakaoなどの韓国企業は、独自トークンの発行を計画していますが、韓国国内ICO

6月初めには、韓国の最高裁判所は、「ビットコインが金融資産」であると定めました。

Miltenburg氏は仮想通貨市場(の成長)が、韓国が世界金融市場で大きな力を持つための足がかりになると考えています。

リップル:韓国の大学のパートナーシップ

Miltenburg氏は、リップルが韓国の大学も含む、世界中の大学と協力することについても言及しました。

リップルがパートナーとなって、この韓国の大学は、すでにブロックチェーンのセキュリティに関しての研究施設を設けています。

この施設は、ブロックチェーン技術のアルゴリズムのセキュリティに注力しています。

Miltenburg氏は、次のように述べています。

「私たちはブロックチェーンのポテンシャルを見出している教授がいて、ブロックチェーンに携わっているような学校を探している。

そして、そのような学部や機関が挑戦しようとしていることを後押ししていきたいと思っている。」

CoinPostの関連記事

韓国:ICO合法案が提出される|Bithumbやカカオトークの韓国国内ICOへの期待
5月29日に韓国にて、国会が正式に国内ICO合法化の提案を行ったことが明らかにされました。Bithumbや、Kakaoなどの韓国企業は、独自トークンの発行を計画していますが、韓国国内ICO
G20の合意で韓国が政策軟化へ|金融資産として認める方針
G20が仮想通貨を「金融資産」として認めることに同意したことを受け、韓国もこれまでの各政策を軟化させる方針。G20は各国に対し、仮想通貨業界におけるグローバルスタンダードとなる「統一された規制」の提言提出期限を7月までに定めている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/05 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、BTC20万ドル到達分析や米国でXRPなどのETF個別申請が不要になど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン1700万円台後半に回復、米政府機関閉鎖で逃避資金流入|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン円相場は1775万円周辺まで反発。米政府機関閉鎖による逃避資金流入と利下げ期待の復活が支援材料に。ドル建て12万ドル回復で史上最高値更新の可能性を解説。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|自称「IQ276」投資家のBTCへの全財産転換に高い関心
今週は、自称IQ276の投資家によるビットコインへの全財産転換、米政府閉鎖による仮想通貨ETF承認手続き停滞、バイナンスによるビッグトレンド分析に関する記事が最も関心を集めた。
10/04 土曜日
13:30
仮想通貨強気相場を加速か? トランプ米大統領が最大2000ドルの給付金を検討
米国のトランプ大統領が関税収入を基に最大2,000ドルの国民給付金を検討している。コロナ禍では給付金がビットコイン上昇を後押ししており仮想通貨市場への影響が注目される。
11:40
ビットコインマイニング大手MARA、BTC保有量が1兆円に迫る
Maraが発表した9月の生産実績によると、218ブロックを獲得し前月比5%増を記録した。ビットコイン保有量は52,850BTCに達し、上場企業の中でストラテジーに次ぐ第2位の保有額。
11:05
ウォルマート傘下のワンペイ、仮想通貨取引機能を年内追加へ
ウォルマートが過半数を所有するフィンテック企業ワンペイが年内にモバイルアプリで仮想通貨取引とカストディサービスを開始すると報じられた。
10:15
ビットコイン現物ETFへの週間流入が3300億円到達、「アップトーバー」の兆しか
米国の仮想通貨ビットコイン現物ETFへの週間流入額が3,300億円に到達した。過去データから10月の上昇傾向「アップトーバー」が注目されている。
09:50
テザーなど、金トークントレジャリー設立で2億ドル調達へ=報道
テザーとアンタルファがトークン化ゴールドを蓄積するトレジャリー会社設立のため2億ドル以上の資金調達を協議中とブルームバーグが報じた。
08:30
ビットコイン円建て史上最高値更新、米政府閉鎖で逃避資金が集中|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは4日、円建てで史上最高値を記録。米政府の閉鎖によって「無国籍資産」としてのビットコインの存在感が強まり、投資家心理は極めて強気である。
07:50
コインベースが連邦信託認可を申請、決済サービス拡大の狙いで
仮想通貨取引所大手コインベースが3日に通貨監督庁に国家信託会社認可を申請したと発表した。カストディ事業を拡大し決済関連サービスを提供する計画で、銀行になる意図はないと明言。
07:42
コインベースとSamsung、Galaxyスマホユーザーに仮想通貨体験を提供へ
コインベースとSamsungがパートナーシップを締結。まずは米国のGalaxyスマホユーザーがCoinbase Oneを試験利用できるようにして、仮想通貨の利用機会を提供する。
06:40
24銘柄以上の仮想通貨関連ETFが新規申請、米政府閉鎖で承認手続きに遅延
様々な投資運用会社が3日に24銘柄以上の仮想通貨ETFを新規申請したと報じられた。しかし米国政府閉鎖によりSECの審査プロセスが停止し、承認時期が不透明になっている。
06:10
BNBが1100ドル突破でBNBチェーン銘柄大幅高、CAKEが40%高騰
仮想通貨BNBが3日に1,100ドルを突破したことでBNBチェーンのネイティブプロトコルへの投資家関心が再び高まった。パンケーキスワップのCAKEトークンは24時間で約30%上昇。
05:45
イーサリアム財団、6.6億円相当ETHをステーブルコインに換金予定
イーサリアム財団が4日に1000ETH(6.6億円相当)を売却すると発表した。CoWSwapのTWAP機能を使用し、研究開発や助成金、寄付の資金調達を目的としている。
10/03 金曜日
18:27
野村HD傘下Laser Digital、暗号資産交換業登録を目指す
野村HD子会社Laser Digitalが、日本で暗号資産交換業者登録を目指し金融庁と協議中。スイス発の同社は国内金融機関向け事業展開を計画。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧