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バイナンスへのビットコイン流入 クジラ44%減、個人22%減

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 個人の流入額はクジラの2倍規模、差は39億ドルに拡大
  • 29日のFOMC結果が乖離継続か収束かの分岐点

クジラと個人の流入乖離拡大

オンチェーン分析大手クリプトクアント(CryptoQuant)は27日、バイナンスへのビットコイン流入において、クジラ(大口投資家)と個人投資家の間で乖離が拡大していると指摘した。

過去30日間のクジラの流入額は39億ドルで、6月12日に付けた直近ピークの70億ドルから44.3%減少した。

一方、個人投資家の流入額は78億ドルで、6月5日の100億ドルから22%の減少にとどまり、クジラより底堅い動きを見せている。この結果、個人投資家の流入額はクジラの約2倍の規模となり、両者の差は39億ドルに拡大した。

クリプトクアントは、この流入指標はバイナンスへの送付のみを追跡するものであり、その後の売却など資産の使途までは反映しないと注記している。

関連記事:ビットコイン長期保有者、保有1630万BTCで含み益30%まで圧縮=アナリスト

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FOMC結果が乖離継続の分岐点に

今回の乖離は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたタイミングで表面化した。FOMCは7月28日から29日にかけて開催され、政策金利の発表は29日午後2時(米東部時間、日本時間30日午前3時)、記者会見は同日午後2時30分(日本時間30日午前3時30分)に予定されている。

フェデラルファンド金利先物が示す25ベーシスポイントの利上げ確率は36%程度で、3.50から3.75%の目標レンジでの金利維持がより有力なシナリオとされている。エネルギー価格を起点とするインフレ再燃への警戒から、利上げ観測が再び強まっている状況だ。

クリプトクアントは、想定外の利上げが決まれば米国債利回りやドルを支え、リスク資産の金融環境が引き締まりBTCの短期的な変動が増す可能性があるとしつつ、利上げ見送りとハト派的な発言が伴えば圧力は和らぐとの見方を示した。

同社は、個人投資家の流入がクジラの2倍規模で推移するなか、29日の結果が両者の乖離が続くか収束に向かうかを見極める材料になるとしている。

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