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取引所XT.com、Bizverseの独自トークンBIVE上場

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BIVEトークン上場

暗号資産(仮想通貨)取引所XT.comは、Bizverse(BIVE)トークンの上場を発表した。

通貨ペアは、ステーブルコインのテザー(USDT)建てとなる「BIVE/USDT」。取引や入出金対応はすでに開始されており、13日17時(日本時間)にメインゾーンで取引を開始する。

Bizverseは、ビジネス用のメタバース(仮想世界)ソリューションを提供するプロジェクト。

デジタルツイン(現実世界のデータをコンピューター上で双子のように再現する)の実現を目指し、リアルな仮想現実環境を構築する。さらには、仮想世界で購入した商品が現実世界でも届くといった、2つの世界がリンクしたユーザー体験を提供する。

BIVEはBizverseエコシステムの主要通貨。BNBチェーン上で発行されており、将来的にはマルチチェーンに拡張予定だ。

BIVEはBizverseエコシステムにおいて中心的な役割を果たし、仮想世界の資産の購入/販売/リース、イベントシステムのレンタル/リースなどの目的で使用できるユーティリティ・トークンである。

また、BIVE保有者はBizverseのネットワークガバナンスに参加する特権を得ることができる。投票を通じてガバナンスプロセスに参加したり、他のプレイヤーに投票権を委譲することもできる。

Bizverseは大手ベンチャーファンドによるシードラウンドとプライベートラウンドで約6.6億円(450万ドル)の資金調達を完了。9月末には、Meta社やシンガポールの政府機関Infocomm Media Development Authority等が開催するアクセラレータプログラムTTC Labs(第4回)への参加を発表した。

非接触経済への参加を促す

Bizverse上の店舗・ブース・看板は、3D&VR360技術で表現される。現実の地球のデータに基づいて構築されるため、世界中の国や地域、主要都市、有名なショッピングセンターなどが再現される予定。ユーザーは自由に場所を選んで、バーチャルリアリティの商業施設を作ったり、イベント(トレードショー、セールスフェア、ゲームアリーナ、コンサート)を開催できる。

vrMall(ショッピングセンター)やvrExpo(イベント施設)のオーナーは、店舗への訪問や買い物を促す目的で、ゲームを独自に企画し、該当エリアでプレイ報酬を配布する事も可能だ。

Bizverse上に広告看板をレンタルするビジネスユーザーは、販売ページやウェブサイトを掲載し、現実と仮想市場の両方で潜在顧客にアプローチできる。ユーザーは店舗を訪問したり、クリックして商品パネルの広告を見ることで、システムから報酬を得る、といった使い方が想定されている。

XT.comとは

XT.comは2018年にセイシェル共和国で設立された暗号資産取引所。現在はドバイに運営本部を構えつつ、シンガポールやソウルなど世界各地でグローバルに事業を展開している。

現物取引から先物のほか、証拠金取引なども対応しており、ビットコイン(BTC)やイオス(EOS)など500銘柄以上を対象とした800を超える取引ペアを提供。月間アクティブユーザーは50万人、登録者数は450万人以上を誇る。

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