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Azuki、新たなNFTユースケースを発表 実物アイテムとデジタルを紐付け

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

スキャン・トゥ・オウン

アニメアート系NFT「Azuki」の発行元Chiru Labsは、新たなトークン規格「フィジカル・バックト・トークン(PBT)」をリリースした。「スキャン・トゥ・オウン」と呼ぶNFT(非代替性トークン)のユースケースを提案している。

PBT規格は、実物アイテムとイーサリアム・ブロックチェーン上のデジタル・トークンを結びつけるソリューション。実物アイテムの所有権の追跡を可能にする。

スマートフォンで「BEAN Chip」をスキャンするとPBTが発行され、所有者のウォレットにデジタル転送される。BEAN Chipは「Blockchain Enabled Authentication Network Chip」の略で、Kong社が開発した「HaLo(ハードウェアロックされたスマートコントラクト)」技術とNFCチップをベースにしている。

AzukiはPBTについて、ブランドやクリエイターがストーリーテリングや体験を生み出すツールになると説明。

自身もエコシステム内の実物アイテムのコレクションにPBTを導入しており、10月21日には限定シリーズ「ゴールデン・スケートボード」のオークションを開催予定だ。

落札者は、実物コレクションを得てその証明をデジタル上で誇示することができる。このオークションは一般公開され、事前登録は必要ない。

関連:ソラナ共同創設者「NFTから、次のマーベルやディズニーが生まれる」

活用事例

実物アイテムが新しいオーナーに売却されたり贈与された場合、新規オーナーが実物アイテムをスキャンすると前のオーナーからPBTが転送される仕組み。譲渡プロセスはチェーン上に反映され、中央集権的なサーバーを必要としない「トラストレス」な形で実現する。

Azukiによると、その他のPBTのメリットは以下の通りだ。

  • 実物アイテムを非中央集権的に認証可能にする
  • 実物アイテムの所有者履歴を追跡可能にする
  • ブランドが商品を通してデジタル体験を構築可能
  • デジタルと現実の両方の世界でコレクションを構築可能

技術仕様はオープンソースで公開済みなので、開発者はPBTを活用した構築が可能。イーサリアムプラットフォームの標準認定「EIP(イーサリアム改善提案)」の申請プロセスが進行している。

「Azuki」は、ロサンゼルスを拠点とする4人の匿名メンバー(Zagabond、2pm.flow、location tba、HoshiBoy)がNFTを中心としたブランド構築を目指して立ち上げたプロジェクト。CoinGeckoによれば、執筆時点の時価総額は前日比25%上昇して117,299ETH(約233億円)となっている。

関連:人気NFT「Azuki」、42億円規模の資金調達を実施か=報道

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