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米国市民、53%が「仮想通貨は金融の未来」と回答

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中間選挙を控えた意識調査

米大手暗号資産(仮想通貨)運用会社グレースケールは1日、中間選挙を控えた米国人の仮想通貨に対する意識調査の結果を発表した。党の垣根を超え、仮想通貨の将来性を認める意見が過半数だった。

調査対象となった米国人の半数以上(53%)、そのうち民主党派は59%、共和党派の52%が「仮想通貨は金融の未来」であることに同意している。

また、調査対象となった有権者の38%が、投票する際に候補者の仮想通貨政策も考慮すると回答した。

調査対象者のうち、21%が仮想通貨を所有していると答えた。

調査対象者の25%が、「インフレと現在の経済情勢」により仮想通貨への関心が高まったと回答。さらに44%の人々が、将来的に投資ポートフォリオの一部として仮想通貨を持つ予定だと述べている。先行き不透明な経済も仮想通貨への注目を後押ししている要因の一つだ。

調査は10月6日から11日にかけて、米国内の成人(18歳以上)2,029人を対象としてオンラインで実施された。

「規制の明確化」望む声も

また、回答者の中でも89%は登録有権者だった。この中で39%は米国が仮想通貨規制で他国に遅れをとっていると回答した。

さらに、調査対象者の81%が仮想通貨の規制を明確化すべきだという意見を示した。こう答えた回答者の内、そのうち民主党派は88%、共和党派は77%だった。

米国では、特にSEC(証券取引委員会)について「明確な規制ガイドラインを示す前に、法的取り締まり措置を行っている」として批判されてきた。背景には、どのような仮想通貨が有価証券とみなされるのか不明確であることが指摘されている。

こうした中、シンシア・ルミス上院議員(共和党)とカーステン・ギリブランド議員(民主党)による超党派の仮想通貨法案も進められているところだ。この法案は、米商品先物取引委員会(CTFC)にコモディティとみなされる仮想通貨を監督する権限を与え、デジタル資産の新しい法的定義を設定する内容を盛り込んでいる。

また、超党派のステーブルコイン法案提出に向けて、水面下で交渉を進める動きもある。

関連:米ステーブルコイン法案提出、来年に持ち越しか

中間選挙の議席予測

米国では、11月8日に中間選挙が行われる。

上院では100議席中、35議席が改選される。CNN選挙センターの分析によると、10月31日時点では、共和党優位が20議席、民主党優位は12議席であり、残り3議席は流動的だ。

下院では、全435議席中、共和党優位が212議席、民主党優位は205議席。残り18議席は拮抗している。

仮想通貨に関しては、民主党内では意見が分かれており、どちらかといえば共和党の方が好意的な見方を示してきた傾向がある。民主党のエリザベス・ウォーレン議員は特に批判的な態度で知られており、SECやイエレン財務長官に宛てて仮想通貨規制強化を要請する書簡を提出してきた。

一方で、消費者保護と仮想通貨のイノベーションを両立させようとする超党派法案からは、両党である程度、仮想通貨についてコンセンサスが取られている部分もあることが示される。

米国中間選挙とは

4年に1回実施される大統領選挙の「中間」に行われる選挙。米連邦議会の上院と下院に加えて、州など各自治体での選挙も行われる。

▶️仮想通貨用語集

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