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HashKey Capital、Web3ファンドで650億円を調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

HashKey Capitalが650億円を調達

2023年に入り、暗号資産(仮想通貨)市場の全体時価総額が17日時点に1兆ドル近い水準(9,860億ドル)に回復する中、仮想通貨セクターへの新たなVC投資事例も確認された。

17日には、アジアを拠点とする仮想通貨専門の資産運用会社HashKey Capitalが、新たなファンド「FinTech Investment Fund III」で約650億円(5億ドル)の資金調達を完了したことを発表した。政府系ファンド、企業、ファミリー オフィスなどの顧客から支持を得たという。

HashKeyは香港、シンガポールで事業を展開しており、日本や米国でもプレゼンスを高めている。2018年の創設以来、10億ドルを超える顧客資産を管理してきた。過去の投資先には、L1チェーンのコスモス(ATOM)やポルカドット(DOT)、L2ネットワークのAztec、取引プラットフォームのdydx、Coinlist、Web3企業大手Animoca Brandsなどがある。

FinTech Investment Fund IIIは、Web3の大量採用をテーマに実際のユースケースに組み込むインフラ、ツール、アプリケーションへ投資していく方針だ。HashKey Capitalのデン・チャオCEOは以下のように述べている。

当グループは仮想通貨とブロックチェーン技術の初期の支持者であり、この責任を引き続き負い、パートナーと協力して業界の持続可能な成長のためのゴールドスタンダードを確立できることを嬉しく思う。

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

Web3ゲームIntella Xが16億円調達

18日には韓国のオンラインゲーム会社Neowizとポリゴン(MATIC)が立ち上げたWeb3ゲームプラットフォーム「Intella X」が、約15.7億円(1,200万ドル)を調達したことが明らかになった。

Intella Xへの出資組織としては、ポリゴン、Animoca Brands、NFT電子市場のMagic Eden、投資会社Big Brain Holdings、Crit Ventures、Global Coin Researchなどが参加した。

Intella Xは仮想通貨ウォレットやデジタル資産のローンチパッド、取引市場を備えた次世代ゲームプラットフォーム。ユーザーエクスペリエンス向上により大規模な新規ユーザーをWeb3に呼び込むことを目指している。

独自のエコシステムに貢献するゲーム開発者やユーザーに報酬として独自トークンを付与するだけでなく、プラットフォームで発生した収益の分配も行う。

Intella Xは第1四半期中のローンチと同時にゲームも複数リリース予定。公式サイトによるとNeowizの人気モバイルゲーム「Cats and Soup(猫とスープ)」のIPを活用したNFT(非代替性トークン)プロジェクト「Early Retired Cats Club」のゲームもある。

過去1年間を通して、ポリゴンは数々の大手企業との提携や採用が相次いでいる。スターバックス、コカ・コーラ、ディズニー、ナイキ、インスタグラムといった大手ブランドがポリゴンでNFTプロジェクトを立ち上げ、ネットワーク効果が生まれつつある。

18日にはソラナ(SOL)基盤で開発されたブロックチェーンゲームの「Synergy Land」が、ポリゴン(MATIC)へ移行する計画を発表した。

関連:ビットコイン投資信託GBTCの「マイナス乖離」、反発の背景は

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