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Bitcoin Punksなど出来高急増、Yuga LabsのビットコインNFTリリース発表を受けて

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Yuga labsがビットコイン展開

「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」などのNFT(非代替性トークン)を手掛けるYuga Labsは27日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)上で新たなNFTコレクション「TwelveFold」をリリースする計画を発表した。

「TwelveFold」は、300個のジェネレーティブアートコレクションであり、12×12グリッドを使用してデータを表現する数学に基づいている。Yuga Labsによると、「ビットコイン・ブロックチェーン上のデータのカルトグラフィー(地図化)のためのヴィジュアル・レトリック」と説明されている。

このコレクションは、コンピューターで作成された3D要素と手描きのエリアで構成される。こうしたデザインはBAYCやCryptpunks、Meebitsに代表される、Yuga Labsが手掛ける現行プロジェクトとは趣きが異なっている。

Yuga Labsは、「期待されているもの」を単に提供していても発展は見込めない、としてTwelveFold設立のねらいを強調。TwelveFoldのリリース時期や販売方法については、今週末に発表予定だ。

TwelveFoldの発表を受けて、Ordinals Protocolの主要なコレクション「Bitcoin Punks」の取引量が急増した。

Ordinals Protocolとは

「TwelveFold」は、23年1月にビットコイン上でローンチしたOrdinals Protocolで発行される。Ordinals Protocolの主要なNFTコレクション「Ordinal Punks」は、2月に9.5BTC(約2700万円)で取引されていた。

関連:「CryptoPunks」のビットコイン版が価格急騰、2,700万円で取引も

Ordinalはビットコインコアの元開発者Casey Rodarmor氏が設計したプロトコルで、サイドチェーンやレイヤー2などを介さずNFT(デジタル・アーティファクト)をビットコインチェーンに直接保存することができる。

具体的には、ビットコインにおける1億分の1を表す最小単位“satoshi”に通し番号をつけることでsatoshi単位の検索、転送、受信を可能にしたほか、satoshiに動画や画像データを含めることもできるようになった。

Yuga Labsは、出来たばかりでまだマーケットプレイスなどのインフラや、統計データを含むツールが整っていないOrdinalsについて、「2017年のイーサリアムNFTエコシステム」を想起させるものと言及。一方で、履歴の保全、セルフカストディ、および所有権の基本原則は抑えていると指摘した。今後カルチャーとして根付き、発展していくことに期待を寄せた。

Ordinalsのエコシステムは時間の経過とともに進化し、より洗練されたものになり、独自の進化を遂げることになると予想している。ビットコインのデジタル・アーティファクトの将来に期待している。

Bitcoin Punksは、Yuga Labsが権利を有するCryptoPunksのアートワークを勝手に使用しており、同様にBAYCのOrdinals版も立ち上がっている。

関連:ビットコイン上のトークン発行プロトコルとその背景にある思想を考える|ビットコイン研究所寄稿

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