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スペースX、保有の仮想通貨ビットコインで3.73億ドル評価損計上

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

一部のビットコイン売却か

イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発会社スペースXは、昨年と2021年に総額3.73億ドル分のビットコインを評価損として計上したと、WSJ紙が木曜日に報じた。

また、スペースXがビットコインを売却したとも伝えたが、上場企業ではないためその金額や時期については明らかではない。一方、一部のメディアはスペースXが3.73億ドル分のビットコインを全部売却したと報じているが、そのような事実は確認されていない模様。

マスク氏は2021年のビットコイン関連イベント「The ₿ Word」でスペースX並びに自身もビットコインを保有していることを明かしたが、具体的な数については明確にしなかった。

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同社は、2年続いた通年赤字を脱し、2023年1-3月期には大幅増収と小幅の黒字確保も明かされた。2022年の決算で売上高は前年比2倍の46億ドルに達し、赤字幅は前年の9.68億ドルから5.59億ドルに縮小したが、2023年第1・四半期(1-3月)に小幅黒字に転換し、暫定決算では売上高15億ドル、純利益5,500万ドルを計上したという。

テスラのBTC保有数

一方、7月に発表されたテスラの2Q決算で、同社のビットコインの保有数に変更はなかったという。

資料によると、テスラのビットコイン保有額は2Q末に1.84億ドルに相当。テスラは2021年上半期に当時15億ドル分のビットコインを購入したが、2022年7月までに75%相当の30,000 BTCを売却した経緯がある。

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