はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

英国ではロンドン市民が仮想通貨市場をリードか|米中英のビットコイン投資データ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米中英、各調査が示す仮想通貨人気の増加
米国、中国、そしてイギリスでも仮想通貨の投資に関する人気度や割合等の調査結果が発表されており、仮想通貨に対する投資や期待値はポジティブな傾向に見られる。

米国のミレ二アル世代、1/4が仮想通貨を購入希望

仮想通貨関連サービスを提供する米国企業「Circle」社は最近、3,000人以上による仮想通貨に関する調査を行いました。

調査結果の概要は、以下のようになります。

  • 1. すべての世代を含めて、男性は同世代の女性に比べ、18%:7%という大差をつけ、これから1年内に仮想通貨に投資予定がある
  • 2. ミレ二アル(20代~30代後半)4人中に1人は、1年以内に仮想通貨を購入することへ興味を示し、団塊世代(50代半ば~70代)の10倍以上に上る

さらに、1,000ドル以下の仮想通貨投資をしているミレ二アル世代は71%を占めており、しかも調査されたミレ二アルの25%は『確定拠出個人年金』から一部の財産を仮想通貨に充てるとのことです。

出典:Circle

出典:Circle

中国の新中産階級における経済調査

中国の著名ネットチャネル“吴晓波频道”で行われた2018年新中産階級ホワイトペーパー という中国新中産階級の10万人を対象とした経済調査アンケートによれば、およそ3%が「ビットコイン等の仮想通貨」を所有しており、しかも「財産の10%以上が所有量となっている」のが、調査対象人口の50%となっている模様です。

また同調査では、最も人気のある投資商品が「銀行の定期預金/銀行のファンド」であり、≒64%となっています。

出典:吴晓波频道

英国ではロンドン市民が仮想通貨投資をリード

また、ロンドンに本社を置くイギリスの投資管理大手企業Rathbone Investment Managementによる、イギリス全国から成人対象者1503人とした最新調査では、仮想通貨の投資計画を持つ回答者が13%であるのに対し、ロンドン在住の投資家は30%に達している模様です。

なお、約13%の仮想通貨投資家は、「現在の財産は、BTCやETHによるもの」だと答え、全国ではわずか4%とされています。

同社社長Robert Hughes-Penney氏は、この結果に関してこのように語りました。

黎明期からの所有者が儲かっていることが知り渡り、同じような利益を求める人は増えている。

以上の数字からすると、比較的に短期的目標を持つ英国ロンドンの投資家は「ビットコインブーム」に乗りやすくなり、その分野外の投資家は何がハイリスクであるかはっきりと認識しているようだ。

さらに、若年層ほど仮想通貨へ投資する傾向が見られます。

35歳以下の37%は将来仮想通貨へ投資すると答え、一方で45歳以上の回答者の中に4%しか存在しません。

なお、現金定期預金(Cash IRAs)や株式等の伝統金融を利用している人口が大半以上であることが、今現在のリアリティのようです。

CoinPostの関連記事

XRP(リップル)が、2つのニュースに急反応か|仮想通貨全面安の中プラスに転じる
仮想通貨XRP(リップル)は、26日早朝に反発を見せ、仮想通貨市場が全面安の中、価格が上昇しプラスに転じた。 これは本日早朝に明らかになった2つの材料に反応した可能性がある。
第5回『国際ブロックチェーン格付け』イーサリアムは2位、リップル(XRP)は15位、ビットコインは16位
第5回「国際パブリックチェーンランキング」 中国の行政機関は今年5月、世界中のブロックチェーン専門家が技術的に評...
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/31 水曜日
14:00
ブラックロックの2026年投資展望 AI投資が米株式市場を牽引、ステーブルコインは金融の架け橋に
ブラックロックの2026年投資展望レポートでは、AI関連投資が米国株式市場を牽引し、生産性向上で171兆円の経済効果が見込まれると分析した。また、38兆円規模に成長したステーブルコイン市場について決済システムへの統合が進み、トークン化された金融システムへの第一歩となると見ている。
12:00
2026年末のビットコイン価格はどうなる?有識者7人に予想を聞いた
ビットコイン2026年末価格予想を暗号資産(仮想通貨)業界の著名人7人が回答した。平均は12.3万ドルで約40%の上昇見込み。FRB政策、機関投資家参入、半減期アノマリー崩壊など注目ポイントを分析。強気派と慎重派の見解を比較し、相場の行方を占う。
11:00
仮想通貨TOP20と国内発トークン、25年の騰落率は
ドナルド・トランプ氏の米大統領就任やビットコインの最高値更新があった2025年。本記事では同年の時価総額上位銘柄と国内発プロジェクトのトークンの年間騰落率をまとめている。
10:00
激動の2025年 仮想通貨の時価総額トップ20、過去8年間における順位変動は
2025年はビットコインが12万ドルを突破した。仮想通貨に肯定的な米トランプ政権が始動した1年を終えるにあたり過去8年間において仮想通貨の時価総額の順位がどのように変動してきたかを振り返る。
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧