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マイクロストラテジーやマラソンなど仮想通貨関連株大幅続伸|25日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

10/25(水)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘柄 大幅続伸

  • コインベース|82ドル(+6.3%)
  • マイクロストラテジー|424.8ドル(+12.5%)
  • マラソン|9.7ドル(+11.5%)

ビットコインが続伸し昨日35,000ドル台に復帰し今年の高値を更新したことを受けてマイニング株など仮想通貨関連株は大幅に続伸。伝統金融では企業決算シーズンが始まり、投資家が好決算を期待する中仮想通貨関連株式への機関投資家買い入れも拡大した格好だ。一方、昨日の上昇材料であったDTCCへのブラックロック「IBTC」掲載が外されたことが確認され、ビットコインはネガティブな反応をしたが、その後再掲載が確認された。

出典:バイナンス

関連ブラックロックのビットコインETF「IBTC」がDTCC掲載から外されたか

一方、Ark Investはビットコインの高騰を受けて保有する一部のコインベース株式とGBTC(ビットコイン投資信託)を合計約900万ドルほど売却し利確したようだ。

関連Ark Invest、ビットコイン高騰受けコインベース株とGBTC利確売り

仮想通貨相場

  • ビットコイン:34,110ドル +6.8%
  • イーサリアム:1,787ドル +3.5%

関連ビットコイン35000ドル水準まで高騰、今年最大規模のショート・ロスカット発生の背景は?

国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄

  • マネックスグループ|667円(+5%)
  • クシム|409円(+10.8%)
  • ドリコム|602円(+6.7%)

24日の日経平均は続落し下げ幅が一時400円を超えた。最終的には+62.8円の31,062円で取引を終えた。続く中東情勢の緊迫化や高止まりの米国債利回りが売り材料に。また、三菱自動車(前日比+1.69%)が中国での車両生産から撤退する方針や、ニデック(前日比-10.5%)の悪い決算も悪材料となった。

今週国内企業の本格的な決算シーズンに入った。Web3・仮想通貨関連では10月26日にドリコムが、10月27日にはマネックス・グループが決算発表を控えている。

ドル円は日銀がイールドカーブ・コントロールの微調整を検討中との報道や4,000億円の臨時オペ通知を受け24日一時149.31円まで下落したが、10月の米総合PMIが企業活動の加速(市場予想を上回った数値)を示したことを受けドルが上昇し円は再び売られ149.8円まで上昇している。

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伝統金融 米国株反発

  • NYダウ:33,141 +0.6%
  • ナスダック:13,139 +0.9%
  • 日経平均:31,062 +0.2%
  • 上海総合指数:2,962 +0.78%
  • 米ドル/円:149.8 +0.01%
  • 原油先物WTI:83.7ドル +0.05%
  • 金先物:1,981ドル -0.02%

主要IT・ハイテク銘柄

  • エヌビディア:436.6ドル +1.6%
  • AMD:101.6ドル +1.6%
  • マイクロソフト:344ドル +4%(時間外)
  • アルファベット:130ドル -6.3%(時間外)

相場を動かした主な材料は以下数点。

  • 予想上振れのの10月の総合購買担当者指数(PMI)速報値 3カ月ぶり高水準
  • 米2年債下落 10年債小幅上昇
  • ゼネラル・エレクトリック(GM)好決算で上昇 通年見通し引き上げ
  • マイクロソフト好決算で上昇 人工知能(AI)製品需要高まる
  • アルファベット(グーグル)決算で売上高と利益が予想下振れ 株価下落

主要な決算スケジュールは以下通り(米時間)。

  • メタ:10/25 16:00
  • アマゾン:10/26 16:00
  • AMD:10/31 16:00
  • アップル:11/02 16:00
  • エヌビディア:11/21 16:00

今週以降の重要経済指標

今週はFRBが重要視する複数のデータが発表される予定だ。

  • 10/25(水)23:00 米9月新築住宅販売件数
  • 10/26(木)21:30 米7-9月期四半期実質国内総生産
  • 10/27(金)21:30 米9月個人消費支出(デフレーター)
  • 11/02(木)3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表

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