はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

FTX遺産、6億ドルのビットコイン投資信託売却提案 SOLなどの大量送金も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

グレースケールとBitwiseの保有を売却希望

破綻した仮想通貨取引所FTXの債務者側は合計7.44億ドル相当のグレースケールとBitwiseの仮想通貨投資信託の株式に関する売却提案を先週末に裁判所に提出した。

出典:FTX

売却の対象は上図の通りで、グレースケールのビットコイン投資信託(約6億ドル)、イーサリアム投資信託(約9,000万ドル)、Bitwise指数ファンド(5,300万ドル)、イーサリアムクラシック投資信託(300万ドル)、ライトコイン投資信託(200万ドル)、グレースケールラージキャップ投資信託(200万ドル)の7銘柄だ。

債務者は売却希望について「債務者が提案した投資信託の売却または譲渡により、遺産は債権者へのドル建て分配の準備ができ、債務者は適切な時期に投資信託を売却するために迅速に行動することができるようになる」と説明している。

また、売却の手続きについては、投資アドバイザーの利用のほか、すべての利害関係者が代表となる価格決定委員会の設置も裁判所に提案している。

関連週刊仮想通貨ニュース|Bitfinexのビットコイン先行き予測に注目集まる、ドラッケンミラー氏のビットコイン評価など

保有する仮想通貨の移転も

FTXはまた、ソラナ(SOL)とイーサ(ETH)を新たに売却のために取引所へ送金したことが判明した。

具体的には、2日に110万 SOL(4,400万ドル相当)と7,183 ETH(1,350万ドル)を、6日には750,000 SOL(3,000万ドル)をバイナンスとクラーケンに入金した。また、過去に入金された分に合わせてFTXは合計200万 SOLを取引所に送金していた。

関連FTX遺産から1000万ドル相当の仮想通貨がバイナンスへ ソラナやイーサ

仮想通貨取引所への入金は基本売却目的とされる。FTXとアラメダリサーチの遺産に関しては顧客への資金返済などのために9月に毎週1億ドル分(最大2億ドル)の仮想通貨を売ることが裁判所に認められている。

なお、FTXのサム・バンクマン=フリード前CEOは今月2日、ニューヨークの地方裁判所で7つの罪状すべてについて有罪判決を受けている。

関連仮想通貨取引所FTXのサム前CEO 7つの容疑すべてで有罪判決

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/24 月曜日
16:46
メタプラネットが150BTCを追加購入
メタプラネットがビットコイン保有を3,350BTCに拡大。ゼロクーポン社債や新株予約権を活用する「21ミリオン計画」を推進。発行規模や投資家リスクの視点から解説。
13:54
2023年に仮想通貨NIDTのIEO上場した「coinbook」が社名変更へ BACKSEAT子会社に
暗号資産取引所「coinbook」を運営する株式会社coinbookがBACKSEAT社による買収を発表した。4月21日より「BACKSEAT暗号資産交換業株式会社」に社名変更し、新経営体制のもとでWeb3領域の拡大を目指す。
13:31
東京都カーボンクレジットマーケット、25日から運用開始
東京都が中小企業の脱炭素化を支援する「東京都カーボンクレジットマーケット」を3月25日に開始。ブロックチェーン技術を活用し、無料で利用可能な独自プラットフォームでカーボンクレジット取引を簡素化。
12:20
ゴールド(金)建てステーブルコインは米ドル建てを凌駕する可能性 マックス・カイザー氏が予測
ビットコイン支持者マックス・カイザー氏が金建てステーブルコインの将来性について見解。脱ドル化の動きやインフレを背景にドル建てステーブルコインより有利になると意見している。
12:08
膠着状態のビットコイン、ETFの資金流入は回復傾向が顕著に
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインは8.5万ドル台で膠着状態が続くも、現物ETFへの資金流入は力強く回復している。わずか数週間前の大規模資金流出から一転、投資家心理に改善の兆し。対照的にイーサリアムETFからは資金流出が続き、両者の格差は拡大傾向に。
10:16
フィデリティ、米ドル建てMMF「FYHXX」のイーサリアム上トークン化を申請 
米資産運用大手フィデリティが、米ドル建てMMF「FYHXX」を仮想通貨イーサリアムのチェーンでトークン化することをSECに申請した。成長するRWA市場での新たな展開を解説する。
09:00
カルダノ創設者ホスキンソン氏が語るトランプ政権の仮想通貨政策と今後の展望
カルダノ創設者チャールズ・ホスキンソン氏が、トランプ政権の仮想通貨政策、SpaceXとの提携計画、日本の税制などについて語った独占インタビュー。仮想通貨の課題についても話している。
03/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トランプ演説の失望売りでBTC50万円下落やXRP現物ETFのローンチ予測など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|リップル社CEOの対SEC裁判終結宣言に高い関心
今週は、スタンダードチャータードによる仮想通貨イーサリアムの価格予測の下方修正、リップル社CEOによる対SEC裁判終結宣言、トランプ大統領のカンファレンスでの発言に関するニュースが最も関心を集めた。
03/22 土曜日
13:40
豪政府、仮想通貨のイノベーション促進政策へ 4つの計画を発表
オーストラリア財務省が仮想通貨を含むデジタル資産のイノベーション促進策を発表した。取引所規制やステーブルコイン枠組みなど4つの戦略で世界的リーダーを目指す。
13:05
トランプ大統領のサックス特命官、UAE高官と仮想通貨・AI投資協力を協議
米ホワイトハウスのサックス特命官がUAEタヌーン氏と会談。AI、仮想通貨、技術投資について協議し、「スターゲート」プロジェクトへの70億ドル投資準備が報じられた。両国の技術・経済分野での協力強化へ。
11:25
日本の物価3%高騰、仮想通貨市場に与える影響も
2月の日本インフレ率が3%に達し、日銀追加利上げ観測が強まる中、仮想通貨市場への影響が懸念される。米国の2022年インフレ時のFRB利上げがもたらした仮想通貨ベア相場の教訓から、投資家の警戒感が高まっている。
10:40
「関税と決算発表が仮想通貨市場の鍵」米コインベース週次レポート
米コインベースの最新レポートが仮想通貨市場の現状と見通しを示す。世界貿易政策の不確実性と決算発表の影響、さらに増加する機関投資家の仮想通貨投資意欲を解説している。
09:45
MegaETH、毎秒2万取引を処理可能なパブリックテストネット開始
イーサリアムスケーリングの新アプローチ「MegaETH」がパブリックテストネットを開始。10ミリ秒ブロックタイムと2万TPSを実現し、最終的には10万TPSを目指す。
08:40
バイナンス、22銘柄の上場廃止投票を開始
仮想通貨取引所バイナンスは、コミュニティ共同ガバナンスメカニズムによる上場廃止投票の第1回を開始。ジャスミー、ジーキャッシュ、FTXトークンなど22のデジタル資産が対象となっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧