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秘密鍵を必要としない仮想通貨ウォレット、バイナンスが新たにローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスの新ウォレット

仮想通貨取引所大手バイナンスは昨夜、秘密鍵やシードフレーズを失うリスクが取り除かれたセルフカストディが型ウォレット「Binance Web3 Wallet」をローンチした。

このウォレットはモバイル版のもので、バイナンスの公式アプリからアクセスできる。日本からは利用不可能のようだ。

ウォレットの特徴については、アプリ上で直接30以上の仮想通貨ネットワークから1000以上のトークン取引ができるほか、dAppsへのアクセスや、ステーキングなどの利回りの運用なども可能。

また、ユーザー体験と安全性を向上させるために、バイナンスの口座に資産を預けることなく資産の自己保管ができるが、通常の自己保管型ウォレットと違って、シードフレーズの必要性を取り除いた点だ。

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具体的には、シードフレーズ使用の代わりに、ウォレットはMPC(複数のサーバが協力して行う秘匿計算技術)を使用して3つの異なるキーシェアを生成。1つはバイナンス自身によって保護され、1つはユーザーのデバイスに保持され、3つ目は復元パスワードによって暗号化され、iCloudまたはGoogle Driveに保存される。 Binance Web3 Walletへのアクセスは3つのキーシェアのうち2つを必要とするため、1つのキーを紛失または漏洩した場合でも、ユーザーは資金に安全にアクセスすることができる。

一方、このウォレットはバイナンス側が管理するものではないため、ユーザーがキーシェアの復元パスワードを忘れバイナンスアプリをアンインストールしたり、キーシェアデバイスを紛失した場合は、ウォレットへのアクセスを取り戻すことができなくなる側面もある。

バイナンスのCZ氏はセルフカストディが型ウォレットの必要性について、発表で「Web3の普及を促進するためには、中央集権型システムと分散型システムの間のギャップを埋めなければならない。バイナンスのWeb3ウォレットは、ユーザーが資産の完全な自己管理を実現するための参入障壁を低くするものだ」と述べている。

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