WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Conflux主導、中国政府「一帯一路」超大規模ブロックチェーン基盤を立ち上げへ 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

国際的な大規模ブロックチェーン構想

中国政府は1日、超大規模ブロックチェーン基盤プラットフォームの立ち上げ・実行計画会議を開催した。中国当局の規制に準拠したパブリックブロックチェーンConflux Network(コンフラックスネットワーク:CFX)がこのプロジェクトを主導している。

コンフラックスネットワークは、次のようにコメントした。

プロジェクトの主な焦点は、パブリックブロックチェーン・インフラストラクチャのプラットフォームを作成することだ。

このプラットフォームは、「一帯一路」構想に沿う、国際的な協力プロジェクトの実施を可能にする。国境を越えたコラボレーションの実例となるようなアプリケーションを開発するための基盤を提供するものだ。

複数の国で展開し、複数のテーマで使用される高度なブロックチェーンプラットフォームの開発を目指している。経済、貿易、文化の分野における国際的な協力にも基盤として活用していく見込みだ。

「一帯一路」構想とは

英語でBelt and Road Initiative。経済的な観点から中国と他の国々との連携を深め、インフラ整備や貿易促進などにより経済発展を促進することを目的としている。アジアとヨーロッパを陸路や海路でつなぎ巨大経済圏を構築することを目指す。

▶️仮想通貨用語集

なお、中国政府は暗号資産(仮想通貨)関連の活動を厳しく取り締まっている。ジャーナリストWu Blockchainは、今回のブロックチェーン構想にも仮想通貨は使用されないものとみている。

関連: 中国政府、仮想通貨のマネロンに対処して法改正へ

コンフラックス財団によると、「『一帯一路』超大規模ブロックチェーン基盤プラットフォーム」のプロジェクトには、中国情報通信技術学院、上海交通大学、復旦大学、上海海事大学などが参加している。

今回の立ち上げ会議には、中国工業情報化部工業発展促進センター、上海科学技術委員会、コンサルティング専門家グループ、プロジェクト主導チーム、プロジェクト参加メンバーの専門家などが出席した。

コンフラックスネットワークとは

コンフラックスネットワークは2018年に立ち上げられたマルチチェーン・ブロックチェーン・エコシステムでコンフラックス財団(別称:上海ツリーグラフ・ブロックチェーン研究所)によって運営されている。

コンセンサスメカニズムにはPoW(プルーフオブワーク)とPoS(プルーフオブワーク)のハイブリッドを利用しており、これまでには上海市、チャイナテレコム、マクドナルド中国、オレオなどと提携してきた。

コンフラックス財団は3月、香港のフィンテック企業AnchorXに、香港ドル (HKD) で裏付けられたステーブルコイン「AxHKD」のベータテストで協力したところだ。

「AxHKD」はまずコンフラックスネットワーク上で、次にイーサリアム(ETH)上で立ち上げられ、香港や中国本土と世界市場の間の国際取引を促進する。銀行インフラがあまり発達していない「一帯一路」パートナーにとっても有益だと見込まれている。

また、仮想通貨取引にも役立つ見込みだ。香港では中国本土と違い、仮想通貨関連活動が禁止されていない。香港は2023年6月に個人投資家の仮想通貨取引を解禁。ライセンス制など政策も積極的に打ち出している。

関連: 香港金融管理局、ステーブルコイン発行企業に対する規制案を発表

関連: 中国規制準拠のブロックチェーン「Conflux」、EVM互換のビットコインL2立ち上げへ

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/02 月曜日
19:21
ステーブルコインの100万円上限、金融庁研究会で議論 全銀協は慎重
金融庁は2日、デジタル・分散型金融に関する研究会の第2回会合を開き、ステーブルコインの100万円上限やレンディング規制を議論した。JPYCとSBI VCトレードが上限の見直しを求めた一方、全銀協は慎重な検討を求めた。
14:55
米上場企業、5833BTCのビットコイン売却か担保化を検討 バイナンス事件受け
米ナスダック上場のネクスト・テクノロジーが、保有する約5,833BTCの売却または担保設定を取締役会で承認した。バイナンスの不正流出事件を受け、カストディリスクの高まりを理由に挙げている。
14:10
DeFiサイトなど15ドメインに不正リダイレクト 訪問者の資金抜き取り
Name.comは顧客ドメイン15件が不正にリダイレクトされたと発表した。DeFiサイトでのEVM系流出額は約13.8万〜20.2万ドルと推計されている。
13:05
SBI VCトレードのJPYSCレンディング残高、100億円を突破
SBI VCトレードは2日、円建てステーブルコインJPYSCのレンディング(貸コイン)残高が100億円を突破したと発表した。取扱残高も300億円を超えた。利用料の計算方法と、貸出中のJPYSCが分別管理の対象外となる点など、利用者が負うリスクを整理する。
11:40
カルダノ団体、Linuxの重大欠陥でプール運営者に更新呼びかけ
カルダノのガバナンス組織インターセクトが、Linuxカーネルの重大な脆弱性についてステークプール運営者(SPO)に更新と再起動を要請した。深刻度は10点満点中9.8。委任されたADAへの影響と主要ディストリビューションの修正状況をまとめた。
10:10
トランプ氏、北朝鮮関与なら対話の意向 バイナンス攻撃でFBIが関与発表
米FBIはバイナンスから63億ドル規模の仮想通貨が流出した件は北朝鮮系ハッキング集団の犯行だと発表した。トランプ大統領は関与が確認されれば北朝鮮と協議する意向を示した。
09:35
BTCPay Server、ホットウォレット不正流出の報告受けサーバー停止を要請
ビットコイン決済ソフトBTCPay Serverは2日、複数のサーバーでホットウォレットの資金が不正に抜き取られているとの報告を受け、運営者にサーバー停止を呼びかけた。原因や被害規模は明らかにしていない。
08:31
北朝鮮の仮想通貨窃取累計約1.9兆円、GDP45%相当=アナリスト
バイナンスから60億ドル超が流出した事件を受け、北朝鮮ラザルスによる仮想通貨の累計窃取額は118.7億ドルに達したとアナリストが試算した。北朝鮮のGDPの45%に相当する。FBIは今回の事件を北朝鮮の犯行と発表している。
07:44
バイナンス出金再開、9時間半で純流出約5700億円 預かり資産の2.1%
バイナンスは、ハッキング被害で停止していた出金を11月1日から段階的に再開した。約9時間半で出金は約46億ドル、入金は約10億ドルで、純流出は預かり資産の2.1%にあたる。新たなプルーフ・オブ・リザーブ(PoR)は近く公開される見込み。
11/01 日曜日
11:30
ビットコイン、急落し1200万円台に AI関連決算と雇用統計が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は、AI投資採算性への懸念とバイナンスからの大規模不正流出が重なり、1200万円台まで急落した。目先はAI関連企業の決算ラッシュと米雇用統計が相場の方向感を左右する焦点となる。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(10/30)|バイナンス流出・BTC価格予測・リップルの発表のまとめ
今週は、リップルによる年間プロダクト収益のランレート発表、グーグルのセキュリティツール限定公開、ビットワイズによる仮想通貨ビットコインの価格予測、バイナンスの不正流出に関する記事が関心を集めた。
10/31 土曜日
14:02
仮想通貨犯罪追跡大手チェイナリシス、不正アクセス被害に
仮想通貨分析大手チェイナリシスが30日、顧客のユーザーIDや氏名などへの不正アクセスを公表した。10月には日本の佐川急便や米国のオラクル・ヘルスを含む数百件の個人情報漏えいも確認されている。
13:45
米クラリティー法案が再び焦点に、バイナンス被害で資産凍結の法的保護めぐり論争広がる
仮想通貨取引所バイナンスで約63億ドル(1兆円超)の被害が出たハッキングを受け、ルミス上院議員は、クラリティー法案が成立していれば不審な取引を凍結できたと主張した。これに反論も出ており、業界団体は取引所の連邦監督を議会に求めている。
13:10
テザー社、USDT準備金の超過分が1兆円超えに回復 6月末から約2倍に
ステーブルコインUSDTを提供するテザー社は、7~9月期の準備金保証報告書を公表した。9月末の超過準備金は79.5億ドルで6月末から約2倍になっている。
11:02
ハイパーリキッドの収益源多角化、USDC準備金利回りなどの割合増加=レポート
グレースケールによると、ハイパーリキッドのコア取引手数料は9割超から約6割に低下し、HIP3や準備金利回りなど様々な部門からの収益が前年から倍増している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧