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Sui、ポータブルゲーム機「SuiPlay0x1」を披露

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

PC・Web3ゲームに対応

Suiブロックチェーンを開発するMystenラボは10日、大型コミュニティイベント「SuiBasecamp」で業界初のWeb3ゲーム対応ポータブルゲーム機「SuiPlay0x1」を披露した。

SuiPlay0x1は、ポータブルゲームコンソールで、ゲームスタートアップPlaytron社製のハードウェアが採用される。

この端末は、デバイス自体に依存しないゲームOS(オペレーティングシステム)をもとに、PCとモバイル版のWeb2とWeb3ゲームの両方をプレイできる。Playtronが開発する新世代のハンドヘルドゲーミングPCに最適化された軽量ゲーミングOSは、SteamやEpicなど、あらゆるストアのゲームに対応。

現在オンライン上で「ウェイティングリスト」への登録が開始しており、実際の販売は2025年となるという。また、価格はまだ未公開だが、約500ドルになると予測されている。

MystenラボはSuiPlay0x1の紹介で、「Suiの統合パートナーゲームのラインナップは常に進化しており、その多くは未発表だ。今後、SuiPlay0x1ユーザーは、Playtronオペレーティングシステムと密接に連動するSui統合ゲームを目にすることになる」と述べ、同じレベルのネットワーク統合は搭載されないものの、Sui以外のブロックチェーンのWeb3ゲームもプレイできるとした。

また、Venturebeatの詳しい報道によると、ゲームの互換性に関しては、最も一般的なゲーム配信プラットフォームとハードウェア構成の多くをサポートするため、開発者はPlaytron専用に構築する必要はない。もし開発者がより深いWeb3との関係や、プレイヤーにリーチするための新しい機能や機会を求めるのであれば、Playtron内のSuiウォレット/アドレスのOSレベルの統合を導入し、デバイス上で統一されたオンチェーン体験を実現することもできるという。

なお、Playtronに関しては、約20人の従業員を雇用しているスタートアップで、約1年前に1,000万ドルを調達した。投資家には、PolychainやCircle、Mystenラボなどの名が挙げられる。

Playtronは今年3月に開催されたゲーム開発者会議でOSのアルファ版を公開したばかりだった。

Web3企業によるフィジカルなデバイスの事例はまだそれほど多くない。SuiPlay0x1は、ソラナのSagaスマホに次ぐDePin(分散型物理ネットワーク)の製品となる見込みだ。

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