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米フィデリティ、イーサリアム現物ETF申請で7.5億円の初期資金調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

S-1承認の兆しか

米資産運用大手フィデリティの申請中の現物仮想通貨イーサリアムETFは、流動性提供のためのシードファンディング(初期投資金)で7.5億円(約475万ドル)を受けたことが判明した。

フィデリティは21日のS-1更新書類で同社が申請中の「FIDELITY® ETHEREUM FUND」で、過去数週間にわたってフィデリティの関連会社FMR Capital, Inc.から資金を受けたことをSECへ報告した。ETFのシード資金とは、最初にETF株式の発行に必要な資金調達のことを指す。

この動きを受けて、ブルームバーグのETF専門家Eric Balchunas氏はXで、「フィデリティもS-1の更新プロセスに参加した。まだ手数料は含まれていないが、フランクリンは今のところ0.19%の手数料を設定している」、「また、ビットワイズはそのどちらも含めていない。皆ギリギリまで、あるいはブラックロックの開示を待っているようだ」とコメントした。

ビットワイズに関しては、18日の書類で関連会社のBitwise Investment Managerが、最初にETF株式を250万ドル(約3.9億円)購入する予定だと報告した。

関連Bitwise、イーサリアム現物ETFに4億円の初期投資

「S-1」は、ETF商品の詳細に関する登録書類のことだ。SECは5月末に、ブラックロックやフィデリティ、グレースケールなど8銘柄のイーサリアム現物ETFについて19b-4様式を承認しており、取引所への上場を許可したが、最終決定としてS-1の承認が必要だ。現在各社(計8社)がS-1を巡って最終調整を行なっている。

なお、SECのゲーリー・ゲンスラー委員長は先週、それらのS-1承認は「今年の夏の終わりごろになる可能性がある」と話していたが、上述のBalchunas氏は今も最短で7月2日になりうる見方を維持しているという。

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