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松井証券が「フォートナイト」でゲーム公開へ 若年層の投資への関心引き出す狙い

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

 

マネー戦略ゲームを夏に公開へ

松井証券株式会社は4日、人気ゲーム「フォートナイト」のメタバース上に、投資要素を入れたオリジナルゲームを公開すると発表した。トランスコスモス株式会社と、フォートナイトメタバース制作スタジオ「BORDER」協力のもと、8月上旬に公開する予定だ。

ねらいとしては、若年層が投資に興味を持つ機会を提供していくことがある。松井証券は、新NISA制度が2024年1月に開始して以来、新規口座開設が増えているものの、20代・30代の割合が低いと説明した。

ゲームの名称は「MONEY TRADE FIGHT by 松井証券」。収集したアイテムを元手に、価格が変動するポーションを売買してゲーム内マネーを戦略的に増やしていく内容だ。制限時間内にダンジョンを脱出し、最終的な獲得金額が多いプレイヤーが勝者となる。

利用料金は無料で、PlayStation4、PlayStation5、Xboxシリーズ、Nintendo Switch、パソコンではEpic Games Store、クラウドでのゲームストリーミング配信サービスに対応している。

今回のゲーム制作には「HYPER FREEZE TAG❄ハイパー凍り鬼」など人気のフォートナイトコンテンツを展開しているクリエイター、LEMORION(レモリオン)氏とHAGANEIRO(はがねいろ)氏が協力した。

トランスコスモスは、CX(顧客体験)統合マーケティングやデジタルマーケティングその他を事業内容とする日本企業だ。

フォートナイトに特化したメタバース制作スタジオ「BORDER」は株式会社NEIGHBORと株式会社EbuActionが共同運営している。EbuActionは平均年齢21歳のメンバーで構成されている。

フォートナイトの日本における月間アクティブユーザー数は500万人以上を数えるところだ。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。

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新NISAと老後資金問題

2024年1月に始まった新NISAでは、非課税保有期間が無期限に延長され、年間投資枠も拡大されるなど、投資家にとってはより有利な条件が整えられた。

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背景として日本政府は、「老後に約2,000万円の資金が不足する」という、いわゆる「老後2,000万問題」などを背景にして国民に投資を奨めているところだ。銀行預金の利率低下、インフレ、日本円の弱体化などの状況も指摘されている。

関連「老後2000万円」問題とは、日本政府が投資をすすめる理由

金融庁は2023年8月、資産運用立国の実現に向けた「金融行政方針」を発表。家計に眠る預貯金を投資に繋げることで、国民の所得増加や経済成長の促進を目指すとしている。

岸田総理は6月に、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」についても、掛け金上限引き上げなどについて「年末までに結論を出す」と話したところだ。

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