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Mysten Labs、中国アントグループのZANと提携 スイ(SUI)の将来性を強化 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アントグループのZANと提携

レイヤー1ブロックチェーンプロジェクト「スイ(SUI)」の主要な貢献企業であるMysten Labsらは13日、中国アリババ傘下で、ブロックチェーン関連事業を展開する技術企業ZANとパートナーシップを締結したと発表した。

今回の提携により、ZANはKYC(本人確認)インフラおよびRPCノードサービスの2つの主要分野でサポートを提供する計画だ。ZANはSuiのRPCノードサービスを介して、アジア太平洋(APAC)地域の開発者やユーザーに対してブロックチェーンのスケーラビリティとアクセシビリティを向上させることを目指している。

アント・グループは、中国を代表する金融グループ「アリババ」の金融子会社としてデジタル決済プラットフォーム「アリペイ」を提供。ZANは、アント・グループの子会社であるAnt Digital Technologiesが昨年9月に立ち上げたWeb3企業で、ブロックチェーンを通じて決済分野の革新を目指している。

ZANは、AntChain Open Labsが提供するTrustBaseオープンソース技術スタックを活用し、e-KYC、アンチマネーロンダリング(AML)、KYT(取引確認)、リアルワールドアセット(RWA)の発行・管理ソリューションも提供。

Mysten LabsとZANは、Web3アプリの可能性を探りながら、消費者、企業、地域社会に利益をもたらす新たなソリューションを提供することを目指し、決済、データ、デジタルIDなどの分野での構築機会を模索していくという。

ZAN社の最高執行責任者(COO)であるCobe Zhang氏は次のように述べた。

Suiは技術と価値創造に特化した優れたパブリックチェーンであり、豊かなエコシステムと多様なアプリケーションを備えている。ZANもまた、技術主導のチームから生まれ、Web3業界の次世代技術インフラの構築に取り組んでいる。今後、業界全体の革新と発展を共同で促進し、技術交流を深めていきたい。

Mysten Labsの最高製品責任者兼共同設立者であるAdeniyi Abiodun氏は「この協業は、香港およびAPAC地域におけるSuiおよび広範なWeb3エコシステムにとって重要なマイルストーンとなるだろう。両社の強みを組み合わせることで、何百万人ものユーザーに利益をもたらす革新的なアプリケーションの開発を加速させることができる」と語った。

RPCノードとは

分散型アプリケーション(dApps)に接続し、ユーザーリクエストを処理する役割を果たす。

関連:スイ(SUI)の価格・チャート|今後の将来性や買い方を解説

Suiについて

Suiは、Moveプログラミング言語を基にした「Sui Move」を用いて構築されたレイヤー1ブロックチェーンおよびスマートコントラクト・プラットフォーム。レイヤー2を必要とせずに高いスループットと低い取引コストを実現し、1秒あたり約120,000件の取引を処理する能力を有す。

米資産運用会社グレイスケールは8月7日、新たにSUIの投資信託を発表した。

この信託は、ETF(上場投資信託)とは異なり、当面は私募に限定され、流通市場はOTC Markets Groupで提供される。

一方で、グレイスケールは厳選された投資信託のみを提供しており、これまでビットコインとイーサリアム投信のETFへの転換で成功を収めている。今回のSUIの取り扱いも、機関投資家にとって新たな投資機会として注目される。

データ元:CoinGecko、DeFillamaなどから作成

暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の価格は過去14日間で24.8%上昇しており、2024年8月13日時点でSUIネットワークへの預入資産総額(Total Value Locked: TVL)も拡大し、約6億3000万ドル(約930億円)に達している。グレイスケールは、SUIのマーケットキャップ(時価総額)/TVL比率が競合他社に比べて低いことから、まだ市場で過小評価されている可能性があると分析している。

関連:スイ(SUI)の買い方|元Meta開発者が手掛ける仮想通貨の将来性、おすすめ取引所の選び方

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