トレーダーが重視する機能を追加
大手仮想通貨取引所バイナンスは、トレーダーが重視する機能として、取引銘柄のトークン解除(アンロック)予定を可視化する機能を追加したようだ。11日のDecrypt報道で明らかとなった。
傘下企業であるCoinMarketCapとの提携により実現したもので、アンロックスケジュールを統合することで、将来の価格変動に備えることが可能となる。
この機能では、各トークンの流通量に加え、アンロックおよびロックされている量とその比率が表示される。今後予定されているアンロックのデータも含まれており、各トークンの配布にはカウントダウンタイマーが表示される。
トークンのアンロック・権利確定とは、投資家や開発チームなどのステークホルダーに対して、あらかじめ決められた期間をかけて仮想通貨を徐々に分配(アンロック)するプロセスであり、流通数(サプライ)を増やして価格に影響を与えるイベントである。
バイナンスの代表はDecryptの取材に対し、「トークンのアンロックは価格に影響を与える可能性があるため、この情報を把握しておくことは非常に重要です。この新機能は、ユーザーが戦略を最適化し、より良い決断を下せるように、明確でアクセスしやすいデータを提供し、常に先読みできるよう支援するものです」と述べたという。
暗号資産取引所・クチコミ調査(2024夏)https://t.co/x9nUyH3qa7
— CoinPost(仮想通貨メディア) (@coin_post) July 11, 2024
CoinPostの新規コンテンツで活用するため、国内取引所に関する10段階評価やクチコミを本格募集することになりました。
使いやすさ、銘柄選定、流動性、手数料、上場して欲しい銘柄、IEOの改善提案など、ご意見お待ちしております。 pic.twitter.com/alVJNalnTp
関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び
関連:おすすめの仮想通貨取引所のメリットを比較 イラスト解説付き