大口投資家入金
2009年に採掘された大量のビットコイン(BTC)を保有する古参のビットコインクジラが、5億円相当のビットコインを米暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケンに送金したことが明らかになった。ブロックチェーン分析企業Arkham Intelligenceが5日に報告した。
Arkhamによると、このクジラ(大口保有者)は2009年2月から3月にかけて採掘されたビットコインを保有しており、その総額は現在約108億円に上る。
UPDATE: ANCIENT BITCOIN WHALE MOVED $3.58M BTC TO EXCHANGES
— Arkham (@ArkhamIntel) October 4, 2024
A Bitcoin whale holding over $72.5M Bitcoin from 2009 has sent a total of $3.58M BTC to Kraken with their most recent movements yesterday.
This Bitcoin was mined ONE MONTH after Bitcoin’s launch in Feb/March 2009. https://t.co/s7ySYE03wU pic.twitter.com/r8YM6YkmIf
このクジラは、2014年以降に10年間動きがなかったが、9月24日に5 BTCをクラーケンに送金した。さらに、その後も複数回の送金を行い、合計で約3.6億円(358万ドル)相当のビットコインがクラーケンに移動した。
また、9月21日には別のクジラが15年ぶりに約24億円相当のビットコインを動かしたことも観測されており、複数の初期ビットコイン保有者がBTCを移動させている。
ビットコインの価格は10月5日時点で1BTC=約62,307ドル(約926万円)で取引されている。これらのクジラの動向が市場に与える影響については不透明だが、初期のビットコイン保有者の動きとして注目を集めている。
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