平均購入価格の推移
メタプラネット(東証スタンダード:3350)は23日、ビットコインを619.70枚追加購入したと発表した。購入額は95億円で、1ビットコインあたりの平均購入価格は約1,533万円だった。この結果、同社の保有するビットコインは1,761.98枚、取得価額ベースで総額209億円となった。
同社は今回の購入資金として、12月17日と20日にEVO FUNDを割当先とする2本の普通社債(それぞれ45億円、50億円)による資金調達を実施。調達した95億円を全額ビットコイン購入に充当した形だ。
同社の開示資料によると、4月23日時点では97.85枚(10億円)からスタートし、7月には245枚(24.5億円)、9月には398枚(37.5億円)、11月18日には1,142枚(113.7億円)と着実に積み増してきた。
平均購入価格の推移を見ると、4月時点では約1,022万円だったものが、10月中旬には約930万円まで低下。その後、12月の大型購入により現在の平均取得単価は約1,185万円となっている。
23日時点のビットコイン市場価格は約1,495万円。同社の保有ビットコインを時価評価すると約263億円となり、取得原価との差額である含み益は約54億円に達している。含み益率は26%だ。(注:当記事における価格・数値は同社開示資料に基づく)
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同社は先週、ビットコイントレジャリー事業の正式開始を決議。また、2024年12月期の連結業績で7年ぶりの営業黒字転換を見込むと発表している。株価は過去6ヶ月で265%上昇し、急激な上昇を見せたものの、23日の終値は3,475円と前日比2.8%安で取引を終えた。
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