WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米民主党議員らの一部、ステーブルコイン法案支持を撤回 ビットワイズが背景を分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

政治的理由で支持撤回か

暗号資産(仮想通貨)運用企業Bitwise(ビットワイズ)のマット・ホーガン最高投資責任者は5日、ステーブルコイン法案の行方が不透明になっていることを指摘した。

もし法案が頓挫すれば、仮想通貨市場にとっては厳しい夏となるだろうと予測している。一方で、議会が法案関連でよい対応をできれば、強気相場は止められないとも述べた。

ステーブルコインとは

価格が常に安定している(stable)仮想通貨を指す。ステーブルコインは暗号資産の一種で、BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、米ドルなどに裏付けられその価値を保つことが目的だ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、アルゴリズムを利用するステーブルコインもある。

背景としては、上院のステーブルコイン法案(GENIUS法案)について、これまで賛成していた者も含め、9名の民主党議員が先週末に支持を撤回したことがある。

この議員らは、GENIUS法案はマネーロンダリング対策や顧客身元確認(AML/KYC)などの対策が不十分だと主張しているところだ。

ホーガン氏は、GENIUSの修正版は、銀行委員会を通過した際よりもAML/KYCなどの項目が強化されていることに言及した。

このため、民主党の方針転換は、実際に法案内容を問題視しているというよりも、トランプ大統領の支持率低下および仮想通貨をめぐる利益相反の議論の高まりに起因している可能性が高いと続けている。

モーニング・コンサルトは2,200人以上の登録有権者を対象に行った最新の世論調査を5日に発表した。

トランプ氏の支持率は前週から1ポイント上昇して46%、不支持率は横ばいの52%となった。数字は安定しているものの、大統領就任時の支持率52%、不支持率45%からは逆転している。

また、独自ミームコインTRUMPの発行や、一族の運営する金融企業World Liberty Financialが米ドル建てステーブルコイン「USD1」を発行したことから、民主党から利益相反でないかとの批判が上がっている。

特に、仮想通貨批判で知られるエリザベス・ウォーレン上院議員は、GENIUS法案は、トランプ氏とその家族が私腹を肥やすことを容易にするとの懸念を表明していた。

ジョン・スーン上院多数党院内総務(共和党)は1日、GENIUS法案採決の迅速化手続きを始めたと述べていたが、この直後に一部の民主党議員らが支持を撤回したことになる。

関連:「金銭的利益を得ておらず」トランプ大統領、ミームコインでの収益疑惑を完全否定

一方でホーガン氏は、ステーブルコイン法案は最終的に可決されるという楽観的な見方を崩していない。次のようにコメントしている。

ステーブルコインは、米国、米ドル、商業、起業家にとって、有益なことが明白であり、些細な政治的駆け引きでその進展を阻むことはできない。

ホーガン氏は、トランプ政権はすでに、ビットコイン準備金創設や米証券取引委員会(SEC)の姿勢転換など、仮想通貨について様々な促進策を実現したと指摘。

一方で、これらはすべてホワイトハウス発のものであり、将来に政権交代が起こった際には容易に覆される可能性があると述べる。このため、議会が仮想通貨関連法案を可決させることで、将来の政権がこうした方針を取り下げることをより困難にすることができると意見した。

関連:ルミス議員「ビットコイン法こそ米国の債務危機を解消可能する唯一の手段だ」

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/11 木曜日
16:23
ビットワイズCIO報告、投資顧問の関心はビットコインよりステーブルコインに
ビットワイズのCIOマット・ホーガン氏が1日で40人超の投資顧問と面談。関心は依然として高いが、BTCよりステーブルコインと資産トークン化に注目が集まる実態が明らかに。ETH・SOL・HYPEなど具体的銘柄名も言及された。
14:47
モルフォ、「DeFi史上最大級」約280億円調達 パラダイム・a16z・SBIグループ参加
DeFiレンディングプロトコルのモルフォが1億7500万ドル(約280億円)の資金調達を発表。パラダイム、a16zクリプト、リビットキャピタルが主導し、SBIグループも出資に参加した。
13:55
ステラ、量子コンピュータ対策を発表  2027年末までに量子耐性署名への移行対応完了目指す
ステラ開発財団(SDF)が量子対応計画(QPP)を発表した。QPPは3段階で実施され、2027年末までに全アカウントの量子耐性署名への移行完了を目指している。
13:10
ビットコイン市場は調整の後期段階か、需要枯渇が顕著=グラスノード
グラスノードによると仮想通貨ビットコインは割安圏に位置するも反発は見られず短期保有者の95%超が含み損を抱えている。調整の後期段階の特徴を示す相場だとの分析を示す。
11:57
大阪取引所、ビットコイン先物を28年投入へ ETF解禁に合わせ=日経
大阪取引所の多賀谷彰社長がビットコイン先物の2028年投入方針をインタビューで明らかにした。金融庁が同年をめどに進める投信法施行令改正と歩調を合わせ、ETF解禁後の機関投資家のヘッジ需要に対応する。
11:02
マスターカード、AIエージェント決済向けの新サービス発表
マスターカードは、AIエージェント決済向けの新サービスを発表。リップルやソラナ財団、仮想通貨取引所コインベースなどと協業もして、次世代のデジタル商取引をサポートしていく。
10:44
仮想通貨の新規トークン調達、Q2は85%減 5年ぶり最低水準か=CryptoRank
CryptoRank.ioの集計によると、2026年第2四半期のIEO・ICO・IDO合計調達額は5,800万ドル(約93億円)と前四半期比85%減。販売件数も37件にとどまり、2025年Q1のピークから急落した背景を解説する。
10:25
米国政府がFTX押収のLINKトークンを売却か、1.2億円相当
米国政府がFTX・アラメダ研究所の押収資金から約98,590 LINK(約76.8万ドル)をコインベース・プライムへ送金したことが、10日のアーカムデータで明らかになった。トランプ政権の大統領令により、ビットコイン以外のアルトコインは引き続き売却対象となっている。
10:00
レイディウム、廃止済みプログラムが悪用 2億円超相当流出
分散型取引所レイディウムが廃止済みの旧AMM V3プログラムへの不正アクセスを確認。RAY・SOL・USDCなど約134万ドル(約2億1,500万円)相当が流出した。現行プログラムへの影響はなく、損失補填はレイディウムの財務から行うとしている。
09:30
ビットコイン、バリューゾーン入りも需要縮小で底値は未確定=クリプトクアント
クリプトクアントが仮想通貨市場の週間レポートを発表。ビットコインはバリューゾーンに近づいているものの、需要が落ち込んでおり強気転換の条件は揃っていないと指摘した。
08:30
リップル社、XRPL上のAIエージェント決済向けの開発ツールをローンチ
リップル社は、XRPL上の開発者向けにAIエージェント決済用の開発ツールをローンチしたことを発表。AIエージェントは、仮想通貨領域の内外で注目を集めている技術である。
08:10
「純購入者の立場は変わらない」ストラテジーCEO、ビットコイン売却の狙いを説明
ストラテジーのCEOは11日のCNBC独占インタビューで、5月末の32BTC売却について市場への機能確認・税務対策・投資家向けシグナルの3点を挙げて説明した。同社は6月1〜7日に1,550BTCを購入しており、純購入者の立場を維持している。
07:40
Pythが年中無休の価格指数発表、米国株・原油・金属を対象
オラクルプロトコルのパイスが独自の24時間365日対応価格インデックス「Pyth Indices」を発表した。米国株・原油・貴金属などを対象に、コインベース、クラーケン、dYdX、ナドが初期パートナーとして採用する。
07:20
予測市場Myriad、チェーンリンクをワールドカップオラクルに独占採用
予測市場プラットフォームのMyriadは、2026FIFAワールドカップの全試合市場においてChainlinkを独占オラクルインフラとして採用。試合結果の自動決済・即時払い出しを実現し、10万ドルのトレーディングコンペも実施。
06:50
ビットコイン供給量の5割超が含み損、底値シグナル点灯か=K33分析
仮想通貨調査会社K33によると、ビットコイン流通供給量の50%超が含み損状態となり、過去の弱気相場底値と一致するシグナルが出現。ただし最終的な下落局面を挟む可能性もあるとしている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧